Re: 問題ID: 23492「ドメイン名検索リスト」 

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なし Re: 問題ID: 23492「ドメイン名検索リスト」 

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前の投稿 - 次の投稿 | 親投稿 - 子投稿.1 | 投稿日時 2018-12-18 14:19
arashi1977  長老 居住地: 広島  投稿数: 1715
可能なら実際にLinux環境を作って確認しましょう。

引用:
/etc/resolv.conf の(ディレクトリ?)の中の
「serach」という項目に記載した順番に
DNSサーバーへ問い合わせて名前解決していくということですね
もしかして「nameserver」項目と誤解されていませんか?
引用:
ドメイン名検索リストとは、
ネットワーク上の認知している場所というか、そういったIPと名前を紐づけた情報が置かれているところ、、という解釈であってますか?
searchは参考の一番上の表にある通り「名前解決の際に省略されうるドメイン名」を補完するためのリストを指定する項目です。

DNSの仕組みとしてはざっくり言えば
・管理範囲はドメイン名ごと
・異なるドメインで同じホスト名(www1、www2とか)を使ってもよい
・各ドメイン内のホスト名とIPアドレスの紐づけ情報は各ドメインのネームサーバに登録されている
が基本です。

さて、以下のような環境があったとします。
・自分のPCから名前解決要求(DNSクエリ)を送信するのは192.168.1.11と192.168.1.12 (障害時の考慮として複数登録してある)
・会社のドメイン名はexample.comである
・開発環境としてdev.example.comが用意されている
・自分は開発者で、開発用サーバdemo.dev.example.comを主に使っている
・開発環境のテストメールサーバはmaildemo.dev.example.comである
・社内用のメールサーバはmail.example.comである

上記の環境で、例えば「ping demo」と打つだけで目的のサーバに到達できるようにするには「demo」を「demo.dev.example.com」であるとPCが理解できなければなりません。同様に、業務でメールを送受信しようとしたときに「mail」だけでアクセスしても「mail.example.com」へ接続できるべきですし、「mail.dev.example.com」だと理解されては困るわけです。

この場合、以下のように/etc/resolv.confを設定すると
nameserver 192.168.1.11
nameserver 192.168.1.12

search example.com dev.example.com
・DNSクエリは192.168.1.11、192.168.1.12宛に送信する
・もしドメイン名なし(wwwとかだけ)での名前解決要求が発生した場合は、まず「example.com」を追加した「www.example.com」で問い合わせを行い、それでだめなら「dev.example.com」を追加した「www.dev.example.com」で問い合わせを行う
という動作をするようになります。これなら楽ですね。

上記の例示で、どういう動きをしているかはわかりますか?

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