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デフォルトルートについて

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前の投稿 - 次の投稿 | 親投稿 - 子投稿.1 | 投稿日時 2016-5-10 6:56
uvlan  長老   投稿数: 40
お世話になります。ルーティングテーブルの「gatway last resort is ※.※.※.※ to network 0.0.0.0」と「Gateway of last resort is not set」の意味がいまいち、理解出来ていません。デフォルトルートをスタティックで設定した場合と設定しない場合だと思うのですが、sh runを見てもip rootのスタティックの設定がありません。

すみません。ご教授願います。
前の投稿 - 次の投稿 | 親投稿 - 子投稿.1 | 投稿日時 2016-5-10 7:55 | 最終変更
arashi1977  長老 居住地: 広島  投稿数: 1715
引用:
デフォルトルートをスタティックで設定した場合と設定しない場合だと思うのですが、sh runを見てもip rootのスタティックの設定がありません。
ダイナミックルーティングでも表示は出ますよ
R1#show ip route
Codes: C - connected, S - static, R - RIP, M - mobile, B - BGP
       D - EIGRP, EX - EIGRP external, O - OSPF, IA - OSPF inter area
       N1 - OSPF NSSA external type 1, N2 - OSPF NSSA external type 2
       E1 - OSPF external type 1, E2 - OSPF external type 2
       i - IS-IS, su - IS-IS summary, L1 - IS-IS level-1, L2 - IS-IS level-2
       ia - IS-IS inter area, * - candidate default, U - per-user static route
       o - ODR, P - periodic downloaded static route

Gateway of last resort is 192.168.12.2 to network 0.0.0.0

C    192.168.12.0/24 is directly connected, FastEthernet0/0
D*   0.0.0.0/0 [90/307200] via 192.168.12.2, 00:00:07, FastEthernet0/0
ちなみに、ラストリゾートゲートウェイについては以下の文書を読むことをおすすめします。

IP コマンドを使用したラスト リゾート ゲートウェイの設定
http://www.cisco.com/cisco/web/support/JP/100/1008/1008507_default-j.html

デフォルトルートについてはいくつか設定方法があって
・ip default-gateway <IPアドレス>:ip routing無効時に、他のセグメントに到達するためのゲートウェイアドレスを指定
・ip default-network <ネットワークアドレス>:ip routing有効時に、他のセグメントに到達するためのゲートウェイが存在するネットワークを指定(ラストリゾートネットワーク)。この時の「Gateway of last resort」は指定したネットワークへ到達するためのゲートウェイアドレス
・ip route 0.0.0.0 0.0.0.0 <GWのIPアドレス>:デフォルトゲートウェイの直接指定
です。

ip default-networkでの指定をためしてみるとわかりやすいかもしれませんね
前の投稿 - 次の投稿 | 親投稿 - 子投稿.1 | 投稿日時 2016-5-24 7:18
uvlan  長老   投稿数: 40
すみません。

>ダイナミックルーティングでも表示は出ますよ。

ip default-networkを設定することで、ラストリゾートゲートェイが表記になるのは判るのですが、ダイナミックルーティングで表示になる場合とは、このNW構成では、DSW1、2とルータDにラストリゾートゲートェイが表記されていますが、sh runでは、どこの設定で表記になっているのでしょうか?
前の投稿 - 次の投稿 | 親投稿 - 子投稿.1 | 投稿日時 2016-5-24 8:16
arashi1977  長老 居住地: 広島  投稿数: 1715
ん?質問の意味がわからないのですが
引用:
ダイナミックルーティングで表示になる場合とは、このNW構成、DSW1、2とルータDにラストリゾートゲートェイが表記されていますが、sh runでは、どこの設定で表記になっているのでしょうか?
・「このNW構成」というのは、私が例示した構成のことですか?
・「sh runでは、どこの設定で表記になっている」とありますが、私はコンフィグは提示していないのですが、どこのことですか?
前の投稿 - 次の投稿 | 親投稿 - 子投稿.1 | 投稿日時 2016-5-24 20:23
uvlan  長老   投稿数: 40
>私はコンフィグは提示していないのですが、どこのことですか?

失礼しました。

例えば問題ID:20131のようにDSW1、2とルータDにあるラストリゾートゲートェイの表記は、DSW1、2とルータDのsh runのどこの部分でしょうか?という意味ですが。
前の投稿 - 次の投稿 | 親投稿 - 子投稿.1 | 投稿日時 2016-5-24 21:54
arashi1977  長老 居住地: 広島  投稿数: 1715
引用:
例えば問題ID:20131のようにDSW1、2とルータDにあるラストリゾートゲートェイの表記は、DSW1、2とルータDのsh runのどこの部分でしょうか?という意味ですが。
ID:20131はIPv6に関する設問ですよね?
トポロジ見てもDSW1,2がないようなのですが、この問題IDであってますか?
前の投稿 - 次の投稿 | 親投稿 - 子投稿.1 | 投稿日時 2016-5-25 7:00
uvlan  長老   投稿数: 40
失礼しました。

問題ID:20151でお願いします。
前の投稿 - 次の投稿 | 親投稿 - 子投稿.1 | 投稿日時 2016-5-25 8:57 | 最終変更
arashi1977  長老 居住地: 広島  投稿数: 1715
問題ID:20151について確認しました。

uvlan さんが疑問に思っているのは
・RouterD
・DSW1
・DSW2
の3つでデフォルトルート(Gateway of last resort is)が存在するのはなぜか、という意味であってますかね?

上記の想定で合っていれば、ですが。
L3トポロジ図をみてもらうと、RC-RD間のOSPF Area34がトータリーNSSAとなっています。これはRCのshow running-configに「area 34 nssa no-summary」が入っていることからもわかります。
トータリーNSSAはABRからデフォルトルートをもらうので、RCが生成したデフォルトルートをRDが受け取って、O*IAとして持つようになります。RDはOSPF→EIGRPの再配送をするので、RDからDSW1, DSW2にデフォルトルートが届くということです。

ですので
引用:
デフォルトルートをスタティックで設定した場合と設定しない場合だと思うのですが、sh runを見てもip rootのスタティックの設定がありません。

このNW構成では、DSW1、2とルータDにラストリゾートゲートェイが表記されていますが、sh runでは、どこの設定で表記になっているのでしょうか?

DSW1、2とルータDにあるラストリゾートゲートェイの表記は、DSW1、2とルータDのsh runのどこの部分でしょうか?という意味ですが。
・どこでもスタティックにデフォルトルートは設定されていません。
・あえて言うならRCのshow running-configの「area 34 nssa no-summary」行が該当します。

っていうので、意図があってるかなぁ?
前の投稿 - 次の投稿 | 親投稿 - 子投稿.1 | 投稿日時 2016-5-26 6:37
uvlan  長老   投稿数: 40
詳細な解説感謝します。

>(Gateway of last resort is)が存在するのはなぜか、という意味であってますかね?

合っています。

>RC-RD間のOSPF Area34がトータリーNSSAとなっています。これはRCのshow running-configに「area 34 nssa no-summary」が入っていることからもわかります。

RDのsh runにも、「area 34 nssa no-summary」が入っているから、RC-RD間は、OSPF Area34のトータリーNSSAとなっているのですね。

>トータリーNSSAはABRからデフォルトルートをもらうので・・

ルータCがABRというのは、ルータ2とルータ3間がエリア0だからでしょうか?

>RDはOSPF→EIGRPの再配送をするので、RDからDSW1, DSW2にデフォルトルートが届くということです。

逆に、RDはEIGRP→OSPFへ再配送していますが、RDからRCへデフォルトルートが届くという話にはなりませんでしょうか。

何度もすみません。お願いします。

なし Re: デフォルトルートについて

msg# 1.1.1.1.1.1.1.1.1.1
前の投稿 - 次の投稿 | 親投稿 - 子投稿.1 | 投稿日時 2016-5-26 9:48 | 最終変更
arashi1977  長老 居住地: 広島  投稿数: 1715
引用:
RDのsh runにも、「area 34 nssa no-summary」が入っているから、RC-RD間は、OSPF Area34のトータリーNSSAとなっているのですね。
正確には、RouterDでは「area 34 nssa」だけ設定してあればよいです。問題としてのコンフィグですので、あまり掘り下げるところではないんですけどね
no-summaryオプションは「LSA3(Summary LSA)を広告しない」というものですので、ABRでしか効果を発揮しません。

引用:
ルータCがABRというのは、ルータ2とルータ3間がエリア0だからでしょうか?
ABR(Area Border Router)とはその名の通り「エリアの境界にあるルータ」です。RouterB(ルータ2?)とRouterC(ルータ3?)の間がエリア0かどうかではなく、RouterCがエリア0とエリア34に接している(異なるエリアに接続している)から、RouterCはABRだと考えてください。

引用:
逆に、RDはEIGRP→OSPFへ再配送していますが、RDからRCへデフォルトルートが届くという話にはなりませんでしょうか。
この質問には2点、TSHOOTよりもROUTEの復習をすべきポイントがあります。

RouterDのルーティングテーブルにはすでにO*IAでデフォルトルートが存在しています。これはOSPFで学習した経路であり、EIGRPでの経路(=EIGRP外部ルート)ではありません。再配送は「再配送元のプロトコルで学習した経路を、異なるプロトコルで広告する」ことですので、ここでは「EIGRP→OSPFの再配送によって、OSPFで学習した経路をOSPF側に広告することはない」のです。

それともう一点。
AD値って覚えてますか?EIGRP外部ルートは170、OSPFは110ですので、RouterD→DSW1/2に再配送されたデフォルトルートがDSW1/2→RouterDに戻ってきたとしてもRouterDとしてはEIGRPで学習した経路(D EX)ではなくOSPFで学習した経路(O*IA)のほうが採用されるので、結果としてEIGRP→OSPFの再配送対象にならないのです。

なし Re: デフォルトルートについて

msg# 1.1.1.1.1.1.1.1.1.1.1
前の投稿 - 次の投稿 | 親投稿 - 子投稿.1 | 投稿日時 2016-5-27 20:16
uvlan  長老   投稿数: 40
>再配送は「再配送元のプロトコルで学習した経路を、異なるプロトコルで広告する」ことですので、ここでは「EIGRP→OSPFの再配送によって、OSPFで学習した経路をOSPF側に広告することはない」

既にRCが生成したデフォルトルートをRDが受け取って、O*IAとしてデフォルトルートが存在してしまっているからなんですね。

DSW1、DSW2のテーブルで、デフォルトルート「D*EX」は、再配送の定義である「再配送元のプロトコルで学習した経路を、異なるプロトコルで広告する」が当てはまるということですね。

>RouterDとしてはEIGRPで学習した経路(D EX)ではなくOSPFで学習した経路(O*IA)のほうが採用されるので、結果としてEIGRP→OSPFの再配送対象にならないのです。

EIGRP、OSPFのAD値でOSPFで学習した経路(O*IA)のほうが採用されるためだったんですね。

誠にありがとうございました。

まだまだ、解いていくうちに疑問は尽きないと思います。

何卒、宜しくお願いいたします。

なし Re: デフォルトルートについて

msg# 1.1.1.1.1.1.1.1.1.1.1.1
前の投稿 - 次の投稿 | 親投稿 - 子投稿.1 | 投稿日時 2016-5-27 21:38
arashi1977  長老 居住地: 広島  投稿数: 1715
個人的な意見ですが、疑問の元をきちんと解決(ROUTE試験の復習、理解)できたほうがよいかと思います。

例えば
引用:
DSW1、DSW2のテーブルで、デフォルトルート「D*EX」は、再配送の定義である「再配送元のプロトコルで学習した経路を、異なるプロトコルで広告する」が当てはまるということですね。
「再配送の定義」とおっしゃってますが、この動作を「定義」と認識されているのは心配です。確かに私も
引用:
再配送は「再配送元のプロトコルで学習した経路を、異なるプロトコルで広告する」ことです
と言っていますが、再配送の動作の「定義」をしたわけではありません。「再配送とはこういう動きをするものだ」ということを言っているだけです。

数学や単純な筆記試験などのように「定義(決まった答え)」と捉えるのではなく「なぜこういう動きをするのか」という見方で理解しないと
引用:
まだまだ、解いていくうちに疑問は尽きないと思います。
いくつでも(ROUTE試験で学習しているはずの)疑問は湧いてきて、本当に尽きないのではないかと思いますよ…

なし Re: デフォルトルートについて

msg# 1.1.1.1.1.1.1.1.1.1.1.1.1
前の投稿 - 次の投稿 | 親投稿 - 子投稿.1 | 投稿日時 2016-6-3 6:50
uvlan  長老   投稿数: 40
>疑問の元をきちんと解決(ROUTE試験の復習、理解)できたほうがよいかと思います。

申訳ございません。また、また、お願いします。

●ルータAはBGP、OSPFと学習していますが、再配送とは言わないでしょうか?

宜しくお願いします。

なし Re: デフォルトルートについて

msg# 1.1.1.1.1.1.1.1.1.1.1.1.1.1
前の投稿 - 次の投稿 | 親投稿 - 子投稿.1 | 投稿日時 2016-6-3 9:17
arashi1977  長老 居住地: 広島  投稿数: 1715
引用:
●ルータAはBGP、OSPFと学習していますが、再配送とは言わないでしょうか?
ご質問の意味がよくわからないのですが
・ルータAは再配送している(そういう設定がしてある)のか?
・ルータAはBGP、OSPFの2つのプロトコルから学習しており、これを「再配送」と理解しているが正しいか?
・(それとも私の理解が間違っていて、質問の意図は上記2つとは違う…?)
のどれでしょうか?

また、ご質問の内容に関連するかと思うのですが、以前のuvlanさんの質問につながった以下の2つの投稿の意味は理解されていますか?
http://ping-t.com/modules/forum/index.php?post_id=8849
引用:
再配送というのは設定したルータ上でルーティングテーブルの見え方が変わる訳ではありません。

http://ping-t.com/modules/forum/index.php?post_id=8888
引用:
再配送の定義である「再配送元のプロトコルで学習した経路を、異なるプロトコルで広告する」

なし Re: デフォルトルートについて

msg# 1.1.1.1.1.1.1.1.1.1.1.1.1.1.1
前の投稿 - 次の投稿 | 親投稿 - 子投稿.1 | 投稿日時 2016-6-3 22:04
uvlan  長老   投稿数: 40
>ルータAはBGP、OSPFの2つのプロトコルから学習しており、これを「再配送」と理解しているが正しいか?

言いたいことは、上記の理解で良いです。

一つのルータで違うプロトコルを起動している場合は、再配送と一緒の意味合いになるのでは?と思ったからです。

なし Re: デフォルトルートについて

msg# 1.1.1.1.1.1.1.1.1.1.1.1.1.1.1.1
前の投稿 - 次の投稿 | 親投稿 - 子投稿なし | 投稿日時 2016-6-4 9:01
arashi1977  長老 居住地: 広島  投稿数: 1715
引用:
一つのルータで違うプロトコルを起動している場合は、再配送と一緒の意味合いになるのでは?と思ったからです。
確認なのですが、ひとつ前の投稿で私が出したuvlanさんの発言
引用:
再配送の定義である「再配送元のプロトコルで学習した経路を、異なるプロトコルで広告する」
についてはどう理解されていますか?

・日本語を母語とする人が中国語で会話できるようになりました
・おかげで日本語でも中国語でも会話(情報を得て、情報提供すること)ができるようになりました
・じゃあ、これだけで「中国語で得た情報を日本語で情報提供した(喋った)」事(またはその反対)になるのですか?
・自分がある言語で得た情報は、異なる言語しか理解できない人に、どうやって伝搬するのでしょう?(テレパシー?)

redistributeコマンドの必要性ってなんでしょう?

真面目な話、同じレベルの質問が続くのであれば、ROUTEの復習をされるのが一番良いと思います。
TSHOOTは
引用:
企業の複雑なルーテッド ネットワークおよびスイッチド ネットワークの定期的な保守の計画および実行
http://www.cisco.com/web/JP/learning/exams/list/tshoot2.html より)
と、ROUTEとSWITCHの知識、経験を総合して行うトラブルシューティング能力を図る試験です。逆に言えば、ROUTEとSWITCHの範囲の理解が浅いままでTSHOOTの学習をしても、わからないことだらけの試験だということです。

この一連の質問や以前の質問を見ても、TSHOOTよりもROUTEの範囲の学習、理解を深めないと時間ばかりかかるのではないかと心配です…
http://ping-t.com/modules/forum/index.php?topic_id=2953
http://ping-t.com/modules/forum/index.php?post_id=8777
http://ping-t.com/modules/forum/index.php?topic_id=1859

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