Re: デフォルトルートについて

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なし Re: デフォルトルートについて

msg# 1.1.1.1.1.1.1.1.1.1
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前の投稿 - 次の投稿 | 親投稿 - 子投稿.1 | 投稿日時 2016-5-26 9:48 | 最終変更
arashi1977  長老 居住地: 広島  投稿数: 1715
引用:
RDのsh runにも、「area 34 nssa no-summary」が入っているから、RC-RD間は、OSPF Area34のトータリーNSSAとなっているのですね。
正確には、RouterDでは「area 34 nssa」だけ設定してあればよいです。問題としてのコンフィグですので、あまり掘り下げるところではないんですけどね
no-summaryオプションは「LSA3(Summary LSA)を広告しない」というものですので、ABRでしか効果を発揮しません。

引用:
ルータCがABRというのは、ルータ2とルータ3間がエリア0だからでしょうか?
ABR(Area Border Router)とはその名の通り「エリアの境界にあるルータ」です。RouterB(ルータ2?)とRouterC(ルータ3?)の間がエリア0かどうかではなく、RouterCがエリア0とエリア34に接している(異なるエリアに接続している)から、RouterCはABRだと考えてください。

引用:
逆に、RDはEIGRP→OSPFへ再配送していますが、RDからRCへデフォルトルートが届くという話にはなりませんでしょうか。
この質問には2点、TSHOOTよりもROUTEの復習をすべきポイントがあります。

RouterDのルーティングテーブルにはすでにO*IAでデフォルトルートが存在しています。これはOSPFで学習した経路であり、EIGRPでの経路(=EIGRP外部ルート)ではありません。再配送は「再配送元のプロトコルで学習した経路を、異なるプロトコルで広告する」ことですので、ここでは「EIGRP→OSPFの再配送によって、OSPFで学習した経路をOSPF側に広告することはない」のです。

それともう一点。
AD値って覚えてますか?EIGRP外部ルートは170、OSPFは110ですので、RouterD→DSW1/2に再配送されたデフォルトルートがDSW1/2→RouterDに戻ってきたとしてもRouterDとしてはEIGRPで学習した経路(D EX)ではなくOSPFで学習した経路(O*IA)のほうが採用されるので、結果としてEIGRP→OSPFの再配送対象にならないのです。

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