Re: フレームリレーのサブインターフェイスによるスプリットホライズン問題の解決
arashi1977
居住地: 広島
投稿数: 1715
うーん…
疑問のもととなった記述のページは以下のURLでよいでしょうか?
http://www.infraexpert.com/study/framerelayz3.html
あっているという前提でお話するのですが、このページにはこう書かれていますね。
引用:で、その真ん中あたりにサブインターフェースについての解説もあります。ここが「マルチポイントサブインターフェースはフルメッシュまたはパーシャルメッシュの構成で使用するインターフェースと書かれています。」とおっしゃっている部分ですかね。
引用:マルチポイントサブインターフェースの太字にした部分は「マルチポイントサブインターフェースは1対Nの接続になるインターフェース」という意味です。これが一番上で言った「スプリットホライズンの問題が発生する」ポイントです。
どういうイメージになるのかというと、当該ページの以下の図の「サブインターフェースを作成しない場合」におけるR1のS0/0インターフェースがS0/0.1 multipointになるだけです。
http://www.infraexpert.com/network/frame-relay11.gif
これだと1対Nのままなので、スプリットホライズンの問題が解決しないというのはイメージできますか?
ではフルメッシュ、パーシャルメッシュの場合は?というと、同じく以下のイメージです。
http://www.infraexpert.com/network/frame-relay13.gif
また、この図の直上には以下の記述もあります。
引用:スプリットホライズンは「学習したインターフェースからは学習した情報を送信しない」機能であり、「学習した情報は学習したインターフェース以外のインターフェースから送信する」ことができますので、メッシュ構成を取れば別ルートで学習できるようになるのです。
上の図で言えば、R3が広告した経路(10.1.2.0/24)はR1に届くが、スプリットホライズンによってR1のS0/0.2からは送信されないため、R4はR1から10.1.2.0/24の情報を得ることはできません。しかし、R3-R4が直接接続されているので、R4はR3から10.1.2.0/24の情報を得ることができます(R3が10.1.3.0/24を学習するのも同様)。そういう理屈でメッシュ構成の場合はスプリットホライズン問題を気にする必要がありません。
以上が
引用:に関する部分です。
次に
引用:フルメッシュとはトポロジの1パターンですので、マルチポイントサブインターフェースでしか作成できないというものではありません。
・R1からR2,R3,R4に接続するpoint-to-pointサブインターフェースを3つ
・R2からR1,R3,R4に接続するpoint-to-pointサブインターフェースを3つ
・R3からR1,R2,R4に接続するpoint-to-pointサブインターフェースを3つ
・R4からR1,R2,R3に接続するpoint-to-pointサブインターフェースを3つ
とすれば、これでも フルメッシュ構成ですよね?
※R2,R3,R4側にも適切なPVC(DLCI)が用意されていることが前提になりますが
疑問のもととなった記述のページは以下のURLでよいでしょうか?
http://www.infraexpert.com/study/framerelayz3.html
あっているという前提でお話するのですが、このページにはこう書かれていますね。
引用:
◆ フレームリレー:NBMAの問題点
NBMAでは下図のように1対Nの接続構成の場合、スプリットホライズンにより問題が発生してしまいます。
スプリットホライズンは、あるインターフェースから受信した経路情報を、同じインターフェースから送信しない機能のこと。
引用:
◆ フレームリレー:2種類のサブインターフェース
サブインタフェースは、1つの物理インターフェースを論理的に複数に分割したインターフェースのことです。
サブインターフェースには以下の2種類があります。
ポイントツーポイントサブインターフェース
1つのサブインターフェースで、1つのPVC接続を確立する際に使用する。
ハブアンドスポークの構成に適したサブインターフェース。
マルチポイントサブインターフェース
1つのサブインターフェースで、複数のPVC接続を確立する際に使用する。
フルメッシュまたはパーシャルメッシュの構成で使用するインターフェース。
どういうイメージになるのかというと、当該ページの以下の図の「サブインターフェースを作成しない場合」におけるR1のS0/0インターフェースがS0/0.1 multipointになるだけです。
http://www.infraexpert.com/network/frame-relay11.gif
これだと1対Nのままなので、スプリットホライズンの問題が解決しないというのはイメージできますか?
ではフルメッシュ、パーシャルメッシュの場合は?というと、同じく以下のイメージです。
http://www.infraexpert.com/network/frame-relay13.gif
また、この図の直上には以下の記述もあります。
引用:
パーシャルメッシュということはそもそもスプリットホライズンの問題が発生しないのでマルチポイントのサブインターフェースがNBMAでのスプリットホライズンの問題を解消しない点は気にする必要がない。
上の図で言えば、R3が広告した経路(10.1.2.0/24)はR1に届くが、スプリットホライズンによってR1のS0/0.2からは送信されないため、R4はR1から10.1.2.0/24の情報を得ることはできません。しかし、R3-R4が直接接続されているので、R4はR3から10.1.2.0/24の情報を得ることができます(R3が10.1.3.0/24を学習するのも同様)。そういう理屈でメッシュ構成の場合はスプリットホライズン問題を気にする必要がありません。
以上が
引用:
私が知りたい点としましては、フルメッシュトポロジーでのスプリットホライズンの問題解決はなぜできるのかという点、ということになりますかね・・・
次に
引用:
これはつまりフルメッシュ=マルチポイントサブインターフェースで構成されるものと私は認識しています(定かでは無いのですが)。
・R1からR2,R3,R4に接続するpoint-to-pointサブインターフェースを3つ
・R2からR1,R3,R4に接続するpoint-to-pointサブインターフェースを3つ
・R3からR1,R2,R4に接続するpoint-to-pointサブインターフェースを3つ
・R4からR1,R2,R3に接続するpoint-to-pointサブインターフェースを3つ
とすれば、これでも フルメッシュ構成ですよね?
※R2,R3,R4側にも適切なPVC(DLCI)が用意されていることが前提になりますが
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フレームリレーのサブインターフェイスによるスプリットホライズン問題の解決
(kei1010, 2016-8-2 11:28)
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(arashi1977, 2016-8-4 10:21)
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(kei1010, 2016-8-4 10:45)
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(arashi1977, 2016-8-4 11:57)
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