loopbackインターフェースについて(問題ID:13759)

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質問 loopbackインターフェースについて(問題ID:13759)

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前の投稿 - 次の投稿 | 親投稿 - 子投稿.1 .2 .3 .4 .5 .6 | 投稿日時 2013-11-28 18:25
takamoto463  長老 居住地: 大阪  投稿数: 177
いつもお世話になります。

(前置き長いので飛ばしてもらってもかまいません。下記★印へ)

問題ID:13759のトポロジーをGNS3で作って、

ループバックインターフェースが「RouterAを優先的にDRにする」
が違うことを確認したかったのですが、確かにDRにされなかったのと、
ループバックインターフェースがルータIDになるのが確認できた
わけですが、

interface loopback 0
ip address 1.1.1.1 255.255.255.255 ←ループバックアドレスの方が物理インターフェースのアドレスより
                   小さいが、優先されるので、ルータIDとなる。
                   Router ID 1.1.1.1
RouterA#show ip ospf interface
FastEthernet0/0 is up, line protocol is up
Internet Address 192.168.1.1/24, Area 0
Process ID 1, Router ID 1.1.1.1, Network Type BROADCAST, Cost: 10
Transmit Delay is 1 sec, State DR, Priority 1

では、
ループバックインターフェースのアドレスが「192.168.2.1」と、
他のアクティブな物理インターフェースに設定されているアドレスよりも

大きい場合はどうなるのだろう?と、

interface loopback 0
ip address 192.168.2.1 255.255.255.255

と入力し、show runで設定が変わったことを確認して、copy run startで設定保存。

!
interface Loopback0
ip address 192.168.2.1 255.255.255.255
!

そして、clear ip ospf processで、ネイバー関係のリセット!

RouterA#clear ip ospf process
Reset ALL OSPF processes? [no]: yes

結果はルータIDが「192.168.2.1」になることで、他のアクティブな物理インターフェース
のアドレスよりも大きくなって、DRに選出されました。

RouterA#show ip ospf interface
FastEthernet0/0 is up, line protocol is up
Internet Address 192.168.1.1/24, Area 0
Process ID 1, Router ID 192.168.2.1, Network Type BROADCAST, Cost: 10
Transmit Delay is 1 sec, State DR, Priority 1
Designated Router (ID) 192.168.2.1, Interface address 192.168.1.1
Backup Designated router (ID) 192.168.1.3, Interface address 192.168.1.3
Timer intervals configured, Hello 10, Dead 40, Wait 40, Retransmit 5

と、いうことはこの問題のポイントはループバックインターフェースの値に
あるわけです。

今までいくつか解いてきた問題の解説で、「ループバックインターフェースがあれば優先」と
書いてあったので、単純にたとえば、ルータA,B,C,Dがあって
ループバックインターフェースがルータAだけに設定されていれば
どんな値であっても、ループバックインターフェースの設定があるルータAが
DRになる。
と、いう意味で捉えていたのですが、ループバックインターフェースって

あくまで、ルータIDを任意に設定するためのアドレスだったのですね?
やっと理解できました。


ところで、こうやってみると
「router-id」 コマンドも、「interface loopback 0」コマンドも使い方は
同じで、同じコマンドなら2個も要らないのでは??

と思うのですが。

使い勝手の感じで行くと、「shutdown」「no shutdown」が使える
ループバックインターフェースがで実験的なラボ環境なら便利そうですけど、
ルータIDコマンドで書き換えられてしまう恐れがありますよね。
それにループバックインターフェースだと、物理インターフェースにアドレスが
かぶると重複してます!って怒られました。

RouterA(config)#int loopback 0
RouterA(config-if)#ip address 192.168.1.100 255.255.255.255
% 192.168.1.100 overlaps with FastEthernet0/0

それに比べると、ルータIDコマンドは、他のルータに設定してない限り設定できます。
一覧表とか作っておけば管理的にも一目瞭然でやり易いと思うのですが。

RouterA(config)#router ospf 1
RouterA(config-router)#router-id 192.168.1.100
RouterA(config-router)#end

「ネットワークエンジニアとして」(http://www.infraexpert.com/study/ospfz13.html)より
router-idコマンドでルータIDを設定変更した場合、ルータを再起動するか、clear ip ospf proccess
コマンドによりOSPFプロセスの再起動が必要です。いずれの場合でも、通信切断が発生してしまいます。

RouterD(config)#router ospf 1
RouterD(config-router)#router-id 192.168.3.1
Reload or use "clear ip ospf process" command, for this to take effect ←この事ですよね。


で、リセット。
RouterD#clear ip ospf process
Reset ALL OSPF processes? [no]: yes


★(本題)


これで、各ルータIDは
RouterA 192.168.1.100(ループバックインターフェースで設定)
RouterB 192.168.1.2
RouterC 192.168.1.3
RouterD 192.168.3.1(router-idコマンドで設定)

になりました。。。のはず。

で、結果は・・・・・・・・・・・・・

RouterD#show ip ospf neighbor

Neighbor ID Pri State Dead Time Address Interface
192.168.1.2 1 2WAY/DROTHER 00:00:34 192.168.1.2 FastEthernet0/0
192.168.1.3 1 FULL/BDR 00:00:33 192.168.1.3 FastEthernet0/0
192.168.1.100 1 FULL/DR 00:00:34 192.168.1.1 FastEthernet0/0 ←RouterAがDR;


何が悪かったのでしょうか?。

RouterAがDRのままです。
どうして、ルータDがDRにならないのでしょう??

以上、よろしくお願いいたします。

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