問題ID: 20218

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前の投稿 - 次の投稿 | 親投稿 - 子投稿.1 .2 .3 | 投稿日時 2019-5-17 14:13
ryan5115  常連   投稿数: 16
以下のように解説されている

EIGRPの設定には「redistribute ospf 1 metric 10000 100 255 1 1500」というOSPFからEIGRPへ再配送する設定が入っているためRouterCは「10.1.1.4/30」と「10.1.1.8/30」の経路を学習します。

しかし、OSPF側で学習しているのは「network 10.1.1.8 0.0.0.3 area0」の範囲のみ。
何故、RouterCが「10.1.1.4/30」を学習できるのか?
隣接ルータのネットワークが分かれば、その先にあるルータへの経路も学習することができるのか?
前の投稿 - 次の投稿 | 親投稿 - 子投稿.1 | 投稿日時 2019-5-17 16:38
arashi1977  長老 居住地: 広島  投稿数: 1715
引用:
しかし、OSPF側で学習しているのは「network 10.1.1.8 0.0.0.3 area0」の範囲のみ。
何故、RouterCが「10.1.1.4/30」を学習できるのか?
TSHOOTを学習されているのでCCNAレベルの内容は問題ないと思いますが、念のためCCNA問題集の問題ID:26795をご確認いただけますか?

26795でRDが学習できる経路がなぜ5つなのかがわかれば、この問題(20218)もわかるはずです。
前の投稿 - 次の投稿 | 親投稿 - 子投稿.1 | 投稿日時 2019-5-18 20:38
ryan5115  常連   投稿数: 16
引用:
TSHOOTを学習されているのでCCNAレベルの内容は問題ないと思いますが、念のためCCNA問題集の問題ID:26795をご確認いただけますか?

26795でRDが学習できる経路がなぜ5つなのかがわかれば、この問題(20218)もわかるはずです。

一応、CCNA、ROUTE、SWITCHはパスしています。

OSPFで同エリア所属ルータならお互いの学習ルートを共有するという事を言いたいのでしょうか?

質問が言葉足らずで申し訳ございません。
私が理解できないポイントはそこではありませんでした。

「router ospf 1」配下に記載されている範囲「network ● area ▲」のみがEIGRPへ再配達されるものだと理解しております。
「10.1.1.4/30」もここに記載があれば、再配達されるものであると納得できるのですが?

整理しますと、以下のような認識でよいのですか?
OSPF→EIGRPの場合、EIGRP→OSPFの場合、どちらもルーティングテーブルに載っているルートはすべて再配送の対象。

しかし、このように結論付けると問題に「show ip route」の記載がないことが引っ掛かるんです。

この問題を読み解く場合、このような考えでよいのですか?
「router ospf 1」配下に1つでも「network ● area ▲」がある事から、OSPF有効化されている。
OSPFは同エリア所属ルータ間でルーティングテーブルを共有するので、RouterAは「10.1.1.4/30」への経路も学習している。
そして、学習しているルートすべてをEIGRPへ再配送される。
また、EIGRP→OSPFは「10.1.4.8/30」がACLでフィルタされていなければ、このルートは再配送となる。

なし Re: 問題ID: 20218

msg# 1.1.1.1
前の投稿 - 次の投稿 | 親投稿 - 子投稿.1 | 投稿日時 2019-5-18 21:25
arashi1977  長老 居住地: 広島  投稿数: 1715
引用:
OSPFで同エリア所属ルータならお互いの学習ルートを共有するという事を言いたいのでしょうか?

「router ospf 1」配下に記載されている範囲「network ● area ▲」のみがEIGRPへ再配達されるものだと理解しております。
「10.1.1.4/30」もここに記載があれば、再配達されるものであると納得できるのですが?
ROUTEがPASS済みなのであれば、大丈夫かな。
プロトコルが逆になりますが、ROUTE問題集の問題ID:19349はどうですかね?
ryan5115さんの見解だと、「192.168.1.0/24」だけしか再配送の対象にならない、ということになると思うのですがそういう認識であっていますか?

引用:
しかし、このように結論付けると問題に「show ip route」の記載がないことが引っ掛かるんです。
記載がないことが、どう引っかかるのでしょうか?
CCNA問題集の問題ID:26795でも同様の「show ip route」の記載がない状態で出題されていますが、この問題には疑問を持たれていないようなので、何に引っかかるのかがうまく読み取れませんでした。

引用:
「router ospf 1」配下に1つでも「network ● area ▲」がある事から、OSPF有効化されている。
OSPFは同エリア所属ルータ間でルーティングテーブルを共有するので、RouterAは「10.1.1.4/30」への経路も学習している。
そして、学習しているルートすべてをEIGRPへ再配送される。
また、EIGRP→OSPFは「10.1.4.8/30」がACLでフィルタされていなければ、このルートは再配送となる。
・「router ospf 1」配下に1つでも「network ● area ▲」がある事から→RouterAがOSPF有効になる必要があるので、これはあるのが当然です。
・OSPFが有効化されている→正しいです
・OSPFは同エリア所属ルータ間でルーティングテーブルを共有→ルーティングテーブルは共有しません。リンクステート情報(LSDB)は一致します。
・RouterAは「10.1.1.4/30」への経路も学習している→CCNA:26795同様、その想定で問題ないです。
・学習しているルートすべてをEIGRPへ再配送される→設問のコンフィグより、正しいです。
・EIGRP→OSPFは「10.1.4.8/30」がACLでフィルタされていなければ、このルートは再配送となる。→設問ではフィルタがないので、正しいです。

なし Re: 問題ID: 20218

msg# 1.1.1.1.1
前の投稿 - 次の投稿 | 親投稿 - 子投稿.1 | 投稿日時 2019-5-19 11:51 | 最終変更
ryan5115  常連   投稿数: 16
ROUTEがPASS済みなのであれば、大丈夫かな。
プロトコルが逆になりますが、ROUTE問題集の問題ID:19349はどうですかね?
ryan5115さんの見解だと、「192.168.1.0/24」だけしか再配送の対象にならない、ということになると思うのですがそういう認識であっていますか?

はい、そうです。
「show run」コマンド戻り値の、「router プロトコル ●」配下に記載される範囲が再配送の対象である。
最初の質問時点ではこのような認識でいました。

「show ip route」の記載がないことが引っ掛かかっていたのは、ルーティングテーブル内のOSPFルートは再配送の対象になるのでは?との考えがよぎったからです。
再配送の対象となる範囲一覧はどのコマンドで確認できるのですか?
「show run」で対象範囲一覧が確認できないなら、そのコマンドも載せるべきでは?という事が引っ掛かっていました。

以下のようになっていた場合、RouterBは「10.1.4.4/30」と「10.1.4.8/30」の経路を学習するのですか?
「redistribute eigrp 10 subnets route map eigrp-ospf」
「redistribute eigrp 10 subnets」

なし Re: 問題ID: 20218

msg# 1.1.1.1.1.1
前の投稿 - 次の投稿 | 親投稿 - 子投稿.1 | 投稿日時 2019-5-19 14:36
arashi1977  長老 居住地: 広島  投稿数: 1715
引用:
再配送の対象となる範囲一覧はどのコマンドで確認できるのですか?
「show run」で対象範囲一覧が確認できないなら、そのコマンドも載せるべきでは?という事が引っ掛かっていました。
ここは何度も示したように、CCNA問題集の問題ID:26795と同じ考え方(同一エリアに含まれているネットワークアドレスはOSPFで広告されている)で大丈夫です。なので、20218の場合は、RouterAはRouterBからOSPFで「10.1.1.4/30」を学習しているとみなして良いです。
(異なるエリアの場合は、基本的にその旨示されるので)

引用:
以下のようになっていた場合、RouterBは「10.1.4.4/30」と「10.1.4.8/30」の経路を学習するのですか?
「redistribute eigrp 10 subnets route map eigrp-ospf」
「redistribute eigrp 10 subnets」
そうですね、その認識でOKです。
この問題では、EIGRP→OSPFの再配送で「ospf-eigrp」という存在しないルートマップ(暗黙のdenyと同様の動作)によってフィルタされ、OSPFにはEIGRPの経路情報が再配送されていません。
なので、正しいルートマップ(eigrp-ospf)を指定するか、そもそも再配送対象を限定しない2つ目の設定であればRouterBには「10.1.4.4/30」と「10.1.4.8/30」が届きます。

なし Re: 問題ID: 20218

msg# 1.1.1.1.1.1.1
前の投稿 - 次の投稿 | 親投稿 - 子投稿なし | 投稿日時 2019-5-19 14:55
arashi1977  長老 居住地: 広島  投稿数: 1715
参考までに、私の手元で同じ環境を作ってやった結果です。インターフェース名が違うところはご容赦を。
RouterC
RouterC#show ip route | begin Gateway
Gateway of last resort is not set

      10.0.0.0/8 is variably subnetted, 6 subnets, 2 masks
D EX     10.1.1.4/30 [170/284160] via 10.1.4.5, 00:01:04, FastEthernet0/0
D EX     10.1.1.8/30 [170/284160] via 10.1.4.5, 00:01:04, FastEthernet0/0
C        10.1.4.4/30 is directly connected, FastEthernet0/0
L        10.1.4.6/32 is directly connected, FastEthernet0/0
C        10.1.4.8/30 is directly connected, FastEthernet0/1
L        10.1.4.10/32 is directly connected, FastEthernet0/1

RouterA
RouterA#show ip route | begin Gateway
Gateway of last resort is not set

      10.0.0.0/8 is variably subnetted, 6 subnets, 2 masks
O        10.1.1.4/30 [110/2] via 10.1.1.9, 00:02:21, FastEthernet0/1
C        10.1.1.8/30 is directly connected, FastEthernet0/1
L        10.1.1.10/32 is directly connected, FastEthernet0/1
C        10.1.4.4/30 is directly connected, FastEthernet0/0
L        10.1.4.5/32 is directly connected, FastEthernet0/0
D        10.1.4.8/30 [90/30720] via 10.1.4.6, 00:01:24, FastEthernet0/0

RouterB
RouterB#show ip route | begin Gateway
Gateway of last resort is not set

      10.0.0.0/8 is variably subnetted, 4 subnets, 2 masks
C        10.1.1.4/30 is directly connected, FastEthernet0/1
L        10.1.1.6/32 is directly connected, FastEthernet0/1
C        10.1.1.8/30 is directly connected, FastEthernet0/0
L        10.1.1.9/32 is directly connected, FastEthernet0/0
前の投稿 - 次の投稿 | 親投稿 - 子投稿なし | 投稿日時 2019-5-20 14:18
ryan5115  常連   投稿数: 16
ご対応ありがとうございます。
前の投稿 - 次の投稿 | 親投稿 - 子投稿なし | 投稿日時 2019-5-20 14:18
ryan5115  常連   投稿数: 16
ご対応ありがとうございます。

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