問題ID:12187について
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問題ID:12187について
msg# 1
LandG
投稿数: 58
調べてみましたが、解けませんので、ご指導をお願いします。
スイッチBに接続されているスイッチAのポートとスイッチCに接続されているスイッチAのポートが回答になっておりますが、100Mbpsなのに、何故にそのような回答になるか、分かりません。
1Gbpsからブロッキングポーとにならないのでしょうか。
教えて頂けますと幸いでございます。
スイッチBに接続されているスイッチAのポートとスイッチCに接続されているスイッチAのポートが回答になっておりますが、100Mbpsなのに、何故にそのような回答になるか、分かりません。
1Gbpsからブロッキングポーとにならないのでしょうか。
教えて頂けますと幸いでございます。
Re: 問題ID:12187について
msg# 1.1
antares01
投稿数: 690
1Gのほうがコストが小さく、100Mのほうがコストが
大きいからです。
LandGさんが考えた選出手順を記載してもらえれば、
ここがおかしいです、ここを勘違いしてます等
もう少し具体的にコメントできるかもしれません。
大きいからです。
LandGさんが考えた選出手順を記載してもらえれば、
ここがおかしいです、ここを勘違いしてます等
もう少し具体的にコメントできるかもしれません。
Re: 問題ID:12187について
msg# 1.1.1
LandG
投稿数: 58
ご回答ありがとうございます。
ご連絡が大変遅くなり、申し訳ございません。
下記のように考えていますが、理解不十分なので、引き続きお願いできますと助かります。
スイッチCに接続されているスイッチAのポートが正解になる理由が不明です。下記のように考えておりますが、間違っているようなので、ご教示頂けますと幸いでございます。
・ルートブリッジがスイッチC
・スイッチCの3つのポートが指定ポート
・スイッチCの対向側のスイッチの3つのポートがルートポート
ご連絡が大変遅くなり、申し訳ございません。
下記のように考えていますが、理解不十分なので、引き続きお願いできますと助かります。
スイッチCに接続されているスイッチAのポートが正解になる理由が不明です。下記のように考えておりますが、間違っているようなので、ご教示頂けますと幸いでございます。
・ルートブリッジがスイッチC
・スイッチCの3つのポートが指定ポート
・スイッチCの対向側のスイッチの3つのポートがルートポート
Re: 問題ID:12187について
msg# 1.1.1.1
antares01
投稿数: 690
引用:この辺が怪しいですね。ここを一律でRBの対向はルートポートと覚えてしまった感じでしょうか。
順番にみていきましょう。以降では次のように略します。
RB=ルートブリッジ
RP=ルートポート
DP=指定ポート(代表ポート)
NDP=非指定ポート(ブロッキングポート)
1.RBの選出
1)RBはまずはプライオリティだけを比較し、最小のSWが選出されます。
2)プライオリティが同じ場合は最小のMACアドレスを持つSWが選出されます。
・プライオリティとMACアドレスを合わせてブリッジIDとも呼びます。
SWの設定はデフォルトのままと条件があるのでプライオリティは
全てのSWで同じため、最小MACアドレスを持つスイッチCがRBです。
2.RPの決定
・RPはRBを除く全てのSWが1つ持ちます。
・RB以外のSWで次の順位で決めます。
1)複数ポートがある時はRBに至るルートパスコスト(パスコストの合計)が最小のポート
2)ルートパスコストが同じ時、そのポートにBPDUを送信する相手SWのブリッジIDが小さいほう
3)相手SWのブリッジIDが同じ時(同じSWに接続の時)、相手のポートプライオリティが小さいほう
4)相手のポートプライオリティも同じ時、相手のポートIDが小さいほう
3.DPの決定
・RP以外のポートが選定対象
・SW間のリンクの両端のポートで優劣を比較する
・両端のうち、片側が既にRPの場合は比較せずにDPに決定
・両端がいずれもRPでない場合は次の順位で比較する
1)それぞれのポートが所属するSWのRPからRBまでのルートパスコストが小さいほう
(RPから出てRBまでのルートパスコストを計算すること)
2)ルートパスコストが同じ時、所属のSWのブリッジIDが小さいほう
4.NDPの決定
・2、3で選ばれなかったポートがNDPになる
・過度にSWを冗長すると複数のNDPが存在することもある
-------------------
上記説明に当てはめると
スイッチDに接続されているスイッチBのポート
スイッチCに接続されているスイッチAのポート
スイッチBに接続されているスイッチAのポート
⇒NDP
スイッチDに接続しているスイッチAのポート
スイッチCに接続しているスイッチBのポート
⇒RP
スイッチAに接続しているスイッチBのポート
スイッチAに接続しているスイッチDのポート
スイッチBに接続しているスイッチDのポート
⇒DP
となります。
なお、STPはVLAN単位に設定できますが、
この問題ではVLAN指定はありませんので考慮しません。
・スイッチCの対向側のスイッチの3つのポートがルートポート
順番にみていきましょう。以降では次のように略します。
RB=ルートブリッジ
RP=ルートポート
DP=指定ポート(代表ポート)
NDP=非指定ポート(ブロッキングポート)
1.RBの選出
1)RBはまずはプライオリティだけを比較し、最小のSWが選出されます。
2)プライオリティが同じ場合は最小のMACアドレスを持つSWが選出されます。
・プライオリティとMACアドレスを合わせてブリッジIDとも呼びます。
SWの設定はデフォルトのままと条件があるのでプライオリティは
全てのSWで同じため、最小MACアドレスを持つスイッチCがRBです。
2.RPの決定
・RPはRBを除く全てのSWが1つ持ちます。
・RB以外のSWで次の順位で決めます。
1)複数ポートがある時はRBに至るルートパスコスト(パスコストの合計)が最小のポート
2)ルートパスコストが同じ時、そのポートにBPDUを送信する相手SWのブリッジIDが小さいほう
3)相手SWのブリッジIDが同じ時(同じSWに接続の時)、相手のポートプライオリティが小さいほう
4)相手のポートプライオリティも同じ時、相手のポートIDが小さいほう
3.DPの決定
・RP以外のポートが選定対象
・SW間のリンクの両端のポートで優劣を比較する
・両端のうち、片側が既にRPの場合は比較せずにDPに決定
・両端がいずれもRPでない場合は次の順位で比較する
1)それぞれのポートが所属するSWのRPからRBまでのルートパスコストが小さいほう
(RPから出てRBまでのルートパスコストを計算すること)
2)ルートパスコストが同じ時、所属のSWのブリッジIDが小さいほう
4.NDPの決定
・2、3で選ばれなかったポートがNDPになる
・過度にSWを冗長すると複数のNDPが存在することもある
-------------------
上記説明に当てはめると
スイッチDに接続されているスイッチBのポート
スイッチCに接続されているスイッチAのポート
スイッチBに接続されているスイッチAのポート
⇒NDP
スイッチDに接続しているスイッチAのポート
スイッチCに接続しているスイッチBのポート
⇒RP
スイッチAに接続しているスイッチBのポート
スイッチAに接続しているスイッチDのポート
スイッチBに接続しているスイッチDのポート
⇒DP
となります。
なお、STPはVLAN単位に設定できますが、
この問題ではVLAN指定はありませんので考慮しません。
Re: 問題ID:12187について
msg# 1.2
LandG
投稿数: 58
大変、遅くなり申し訳ございません。
詳しく教えて頂き、ありがとうございます。
帯域とコストの関係は、下記で宜しいでしょうか。
10Gbps =2
1Gbps =4
100Mbps=19
10Mbps =100
このような問題につきまして、ブロッキングポートが一つの選出の場合は、理解できますが、複数ある場合、どのように考えるべきか分からず、またこの問題のように全て選択とされると混乱してしまいます。
度々申し訳ございませんが、引き続き、ご教示のほど、お願いできますと幸いでございます。
詳しく教えて頂き、ありがとうございます。
帯域とコストの関係は、下記で宜しいでしょうか。
10Gbps =2
1Gbps =4
100Mbps=19
10Mbps =100
このような問題につきまして、ブロッキングポートが一つの選出の場合は、理解できますが、複数ある場合、どのように考えるべきか分からず、またこの問題のように全て選択とされると混乱してしまいます。
度々申し訳ございませんが、引き続き、ご教示のほど、お願いできますと幸いでございます。
Re: 問題ID:12187について
msg# 1.2.1
antares01
投稿数: 690
引用:OKです。
引用:前に書いた説明のどこがわからないでしょうか?
ルートポート、指定ポートを決めたら、残りがブロッキングポートです。
引用:これはもう慣れていくしかありませんね。複雑に感じたら、焦らずに自分で絵に描いて、一つずつ潰していくしかありません。
帯域とコストの関係は、下記で宜しいでしょうか。
10Gbps =2
1Gbps =4
100Mbps=19
10Mbps =100
引用:
このような問題につきまして、ブロッキングポートが一つの選出の場合は、理解できますが、複数ある場合、どのように考えるべきか分からず、
ルートポート、指定ポートを決めたら、残りがブロッキングポートです。
引用:
またこの問題のように全て選択とされると混乱してしまいます。
Re: 問題ID:12187について
msg# 1.2.1.1
LandG
投稿数: 58
お世話になっております。
早速のご回答をありがとうございます。
基本的な部分は理解できているかと思いますが、「過度に冗長すると複数存在することもある」の部分が、分かりません。
引き続き、ご教示頂けますと幸いでございます。
早速のご回答をありがとうございます。
基本的な部分は理解できているかと思いますが、「過度に冗長すると複数存在することもある」の部分が、分かりません。
引き続き、ご教示頂けますと幸いでございます。
Re: 問題ID:12187について
msg# 1.2.1.1.1
antares01
投稿数: 690
引用:
SW 3台での三角形や、4台を数珠つなぎにした四角形であれば
ブロッキングポートは1つです。
しかし、今回のID 12187のように1周する接続(ループ)が
複数ある時はブロッキンポートも2つ以上できる場合もあります
と言う意味です。
「過度に冗長すると複数存在することもある」の部分が、分かりません。
SW 3台での三角形や、4台を数珠つなぎにした四角形であれば
ブロッキングポートは1つです。
しかし、今回のID 12187のように1周する接続(ループ)が
複数ある時はブロッキンポートも2つ以上できる場合もあります
と言う意味です。
Re: 問題ID:12187について
msg# 1.2.1.1.1.1
LandG
投稿数: 58
ご回答頂き、ありがとうございます。
返信が遅くなり、失礼致しました。
この手の問題は正解したり、ものによっては何度やっても不正解になるのが現状です。
ルートコストとパスコストの関係が不明です。
また単純に、2、4、19、100を何となく足し算すれば正解にたどりつくものでもないようです。
もうあと少しなのかもしれませんが、何度も申し訳ございませんが、ご教示頂けますと幸いでございます。
返信が遅くなり、失礼致しました。
この手の問題は正解したり、ものによっては何度やっても不正解になるのが現状です。
ルートコストとパスコストの関係が不明です。
また単純に、2、4、19、100を何となく足し算すれば正解にたどりつくものでもないようです。
もうあと少しなのかもしれませんが、何度も申し訳ございませんが、ご教示頂けますと幸いでございます。
Re: 問題ID:12187について
msg# 1.2.1.1.1.1.1
antares01
投稿数: 690
引用:
解説にもありますが、ルートパスコストは各SWからRBまでのパスコストの合計です。
引用:
正解とはどこがブロッキングポートか?という意味であれば、もちろん、正解はまだわかりません。
ブロッキングポートを探すにはRB、RP、DPを決める必要があります。
ルートコストとパスコストの関係が不明です。
解説にもありますが、ルートパスコストは各SWからRBまでのパスコストの合計です。
引用:
また単純に、2、4、19、100を何となく足し算すれば正解にたどりつくものでもないようです。
正解とはどこがブロッキングポートか?という意味であれば、もちろん、正解はまだわかりません。
ブロッキングポートを探すにはRB、RP、DPを決める必要があります。
Re: 問題ID:12187について
msg# 1.2.1.1.1.1.2
arashi1977
居住地: 広島
投稿数: 1715
ちょっと横から失礼しますね。
やり取りを見ていて思うのですが、LandGさんはもしかして「こういうパターンだったらここがBPになる」といった、独自の法則にしたがってポートの役割を判断されてないでしょうか?
antares01さんも再三おっしゃってるのですが
http://ping-t.com/modules/forum/index.php?post_id=7925
引用:と、ポートの役割を見つけるにあたっての順序を丁寧に説明されています。あらためてここを読んでみていただきたいです。
STPって難しいことはなくて、結局は「ルートブリッジから各ポートまでの最短(最速)の道を決めて、それ以外は遠回りや逆戻りになるので通行止めにする」ってだけです。
最短の道を見つけずに、どうやって通行止めを決定するんでしょうか?たとえばAからDまでの4つの島があって、A-B間は細い吊橋、A-C/C-D/B-D間は丈夫な吊橋でつながった輪っか状の環境で、AからD(ルートブリッジ)に行きたい場合
・細い吊橋(パスコスト:100)だけど目的地に直結してる(=ルートコスト:100)から通行止めにしない(RPとする)
・丈夫な巨大な橋(パスコスト:2)だけど、3つ渡らないといけない(=ルートコスト:6)ので遠回りとみなして通行止めとする(BPにする)
・じゃあA-Cに行く場合はどうやって通行止めを決定する?(渡る橋の数は同じ2です)
のでしょうか?もう一度イメージしてみてください。
この感覚がつかめれば、「ルートブリッジから各ポートへの最短の道を決める(=RPの決定)」ことがBPの決定よりも優先であることがわかると思います。
なお、この考え方はOSPFの経路選択と同じです。正しく覚えておくと他の領域の理解にも役立ちますよ
やり取りを見ていて思うのですが、LandGさんはもしかして「こういうパターンだったらここがBPになる」といった、独自の法則にしたがってポートの役割を判断されてないでしょうか?
antares01さんも再三おっしゃってるのですが
http://ping-t.com/modules/forum/index.php?post_id=7925
引用:
1.RBの選出
2.RPの決定
3.DPの決定
4.NDPの決定
STPって難しいことはなくて、結局は「ルートブリッジから各ポートまでの最短(最速)の道を決めて、それ以外は遠回りや逆戻りになるので通行止めにする」ってだけです。
最短の道を見つけずに、どうやって通行止めを決定するんでしょうか?たとえばAからDまでの4つの島があって、A-B間は細い吊橋、A-C/C-D/B-D間は丈夫な吊橋でつながった輪っか状の環境で、AからD(ルートブリッジ)に行きたい場合
・細い吊橋(パスコスト:100)だけど目的地に直結してる(=ルートコスト:100)から通行止めにしない(RPとする)
・丈夫な巨大な橋(パスコスト:2)だけど、3つ渡らないといけない(=ルートコスト:6)ので遠回りとみなして通行止めとする(BPにする)
・じゃあA-Cに行く場合はどうやって通行止めを決定する?(渡る橋の数は同じ2です)
のでしょうか?もう一度イメージしてみてください。
この感覚がつかめれば、「ルートブリッジから各ポートへの最短の道を決める(=RPの決定)」ことがBPの決定よりも優先であることがわかると思います。
なお、この考え方はOSPFの経路選択と同じです。正しく覚えておくと他の領域の理解にも役立ちますよ
Re: 問題ID:12187について
msg# 1.3
LandG
投稿数: 58
antares01さま
arashi1977さま
返信が遅くなり、申し訳ございません。
お二方とも、大変ご丁寧にご解説頂き、ありがとうございました。
この手の問題は試行錯誤を繰り返さないと、中々できないかもしれませんが、書いて慣れるように学習してみようかと思います。
arashi1977さま
返信が遅くなり、申し訳ございません。
お二方とも、大変ご丁寧にご解説頂き、ありがとうございました。
この手の問題は試行錯誤を繰り返さないと、中々できないかもしれませんが、書いて慣れるように学習してみようかと思います。