問題ID: 5609 複数のフィージブルサクセサ。サクセサダウンで・・・
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takamoto463
居住地: 大阪
投稿数: 177
いつもお世話になります。
解説より
設問のトポロジとメトリック値から、R1からの経路には
R2へのサクセサ 1ルートと
R7、R5へのフィージブルサクセサ 2ルート
が選らばれるとなっています。
フィージブルサクセサがこのように複数選出された場合、
サクセサがダウンした場合はどのような事になるのでしょうか?
2つともサクセサになって、ロードバランシング?
それとも、FD値のより低いR7のルートがサクセサで、R5のルートはフィージブルサクセサのまま?
以上、よろしくお願いします。
解説より
設問のトポロジとメトリック値から、R1からの経路には
R2へのサクセサ 1ルートと
R7、R5へのフィージブルサクセサ 2ルート
が選らばれるとなっています。
フィージブルサクセサがこのように複数選出された場合、
サクセサがダウンした場合はどのような事になるのでしょうか?
2つともサクセサになって、ロードバランシング?
それとも、FD値のより低いR7のルートがサクセサで、R5のルートはフィージブルサクセサのまま?
以上、よろしくお願いします。
antares01
投稿数: 690
もし間違ってたらごめんなさいなのですが、
フィージブルサクセサはサクセサが消失した時の代替ルートですが、サクセサに昇格する訳ではなく、
フィージブルサクセサはフィージブルサクセサのまま使われたと思います。
> フィージブルサクセサがこのように複数選出された場合、
> サクセサがダウンした場合はどのような事になるのでしょうか?
> 2つともサクセサになって、ロードバランシング?
> それとも、FD値のより低いR7のルートがサクセサで、R5のルートはフィージブルサクセサのまま?
2つともフィージブルサクセサのまま、ロードバランスかと思います。
で、サクセサが無い状態で、さらにフィージブルサクセサも無くなると
(今回の質問で言えば、2つとも無くなると)
Activeになって、Query→経路再計算→新しいサクセサが選択される、
と言う流れかと思います。
フィージブルサクセサはサクセサが消失した時の代替ルートですが、サクセサに昇格する訳ではなく、
フィージブルサクセサはフィージブルサクセサのまま使われたと思います。
> フィージブルサクセサがこのように複数選出された場合、
> サクセサがダウンした場合はどのような事になるのでしょうか?
> 2つともサクセサになって、ロードバランシング?
> それとも、FD値のより低いR7のルートがサクセサで、R5のルートはフィージブルサクセサのまま?
2つともフィージブルサクセサのまま、ロードバランスかと思います。
で、サクセサが無い状態で、さらにフィージブルサクセサも無くなると
(今回の質問で言えば、2つとも無くなると)
Activeになって、Query→経路再計算→新しいサクセサが選択される、
と言う流れかと思います。
Re: 問題ID: 5609 複数のフィージブルサクセサ。サクセサダウンで・・・
msg# 1.1.1
arashi1977
居住地: 広島
投稿数: 1715
あれ?フィージブルサクセサは、サクセサダウン時にサクセサになりませんでしたっけ?
(というか、コンバージェンスの時に事前にわかってる代替ルートなので即サクセサになる、ってだけですが)
で、より良いルートがトポロジに追加されたら再コンバージェンス時に変わる(ことがあり得る)だったかとおもうのですが…
Enhanced IGRP - Cisco Systems
引用:
ちなみに、フィージブルサクセサが複数選出されても、結局varianceがどうなってるかによってサクセスダウン時のうごきが決まるんですよね。等コストマルチパス(ECMP)有効だったらその分おなじFDのパスを同一ルート宛のネクストホップとして利用するだけですし、設問みたいに不等コストだったら解説と同じルールが適用されたはずです
(というか、コンバージェンスの時に事前にわかってる代替ルートなので即サクセサになる、ってだけですが)
で、より良いルートがトポロジに追加されたら再コンバージェンス時に変わる(ことがあり得る)だったかとおもうのですが…
Enhanced IGRP - Cisco Systems
引用:
それぞれのケースで EIGRP は、ネットワークへのルートをアドバタイズしているルータからの報告距離を計算することに注意してください。 つまり、ルータ 4 からの報告距離はルータ 4 からネットワーク A へ到達するメトリックで、ルータ 3 からの報告距離はルータ 3 からネットワーク A に到達するメトリックになります。 EIGRP はルータ 3 を通るルートを最適なパスに選択し、ルータ 3 を通るメトリックを到達可能距離として使用します。 このネットワークへのルータ 4 を通る報告距離は到達可能距離より小さいため、ルータ 1 はルータ 4 を通るパスをフィージブル サクセサと見なします。
ルータ 1 とルータ 3 の間のリンクが停止すると、ルータ 1 は把握しているネットワーク A への各パスを調べてルータ 4 にフィージブル サクセサがあることを見つけます。 ルータ 1 はこのルートを使用し、ルータ 4 を通るメトリックを新しい到達可能距離として使用します。 ネットワークはただちにコンバージして、下流隣接ルータのアップデートがルーティング プロトコルからの唯一のトラフィックになります。
ちなみに、フィージブルサクセサが複数選出されても、結局varianceがどうなってるかによってサクセスダウン時のうごきが決まるんですよね。等コストマルチパス(ECMP)有効だったらその分おなじFDのパスを同一ルート宛のネクストホップとして利用するだけですし、設問みたいに不等コストだったら解説と同じルールが適用されたはずです
takamoto463
居住地: 大阪
投稿数: 177
antares01様、arashi1977様
いつもご回答ありがとうございます。
「サクセサがダウンすると、
フィージブルサクセサが昇格して、サクセサになる」
は、下記サイトからも知っておりました。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
http://www.infraexpert.com/study/eigrpz4.html
EIGRP - サクセサとフィージブルサクセサの選択
ルーティングテーブルに格納される最適ルート(サクセサ)は、トポロジテーブルで最小のFDを持つルートです。
(省略)サクセサがダウンすると、フィージブルサクセサがサクセサに瞬時に切り替わる。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
結局varianceがどうなってるかによってサクセスダウン時のうごきが決まるんですよね。
↑
varianceで、元サクセサのFD値の{variance倍}の
FD値を持つフィージブルサクセサが複数ある場合は
どちらが選ばれたりするのかなぁ?と思いまして、
それについての質問でした。
FD値が同じなら等コストロードバランシングを使うっていうのが解答でいいんでしょうか。
フィージブルサクセサが2ルートある設問なんかあるのですが、
どこのサイトにもサクセサがダウンすると、1つきりのフィージブルサクセサが即時にサクセサになる。ことしか載ってないので。。
ありがとうございました。
いつもご回答ありがとうございます。
「サクセサがダウンすると、
フィージブルサクセサが昇格して、サクセサになる」
は、下記サイトからも知っておりました。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
http://www.infraexpert.com/study/eigrpz4.html
EIGRP - サクセサとフィージブルサクセサの選択
ルーティングテーブルに格納される最適ルート(サクセサ)は、トポロジテーブルで最小のFDを持つルートです。
(省略)サクセサがダウンすると、フィージブルサクセサがサクセサに瞬時に切り替わる。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
結局varianceがどうなってるかによってサクセスダウン時のうごきが決まるんですよね。
↑
varianceで、元サクセサのFD値の{variance倍}の
FD値を持つフィージブルサクセサが複数ある場合は
どちらが選ばれたりするのかなぁ?と思いまして、
それについての質問でした。
FD値が同じなら等コストロードバランシングを使うっていうのが解答でいいんでしょうか。
フィージブルサクセサが2ルートある設問なんかあるのですが、
どこのサイトにもサクセサがダウンすると、1つきりのフィージブルサクセサが即時にサクセサになる。ことしか載ってないので。。
ありがとうございました。
antares01
投稿数: 690
私の勘違いのようで、これは失礼しました。
show ip eigrp topology を見ると
P xxx.xxx.xxx.xxx/xx, 1 successors, FD is xxxxxみたいに
表示されると思うんですが、障害発生後もFD is のFD値が
元サクセサのままでフィージブルサクセサのFD値に変わらないので、
てっきりフィージブルサクセサがフィージブルサクセサのままで利用されると思ってました。
ただ、今改めてciscoのドキュメント読んだら、 この値は変わらないっぽい感じですね。
show ip eigrp topology を見ると
P xxx.xxx.xxx.xxx/xx, 1 successors, FD is xxxxxみたいに
表示されると思うんですが、障害発生後もFD is のFD値が
元サクセサのままでフィージブルサクセサのFD値に変わらないので、
てっきりフィージブルサクセサがフィージブルサクセサのままで利用されると思ってました。
ただ、今改めてciscoのドキュメント読んだら、 この値は変わらないっぽい感じですね。
takamoto463
居住地: 大阪
投稿数: 177
antares01様
いつもありがとうございます。
へぇ〜、FDの値は変わらないままなんですね。
あ、EIGRPはメトリックの再計算をしないからかな?
そこまで自分は見れていませんでした。
やっぱりトポロジ作って見てみるべきですね。
ありがとうございます。
いつもありがとうございます。
へぇ〜、FDの値は変わらないままなんですね。
あ、EIGRPはメトリックの再計算をしないからかな?
そこまで自分は見れていませんでした。
やっぱりトポロジ作って見てみるべきですね。
ありがとうございます。