問題ID: 5609

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前の投稿 - 次の投稿 | 親投稿 - 子投稿.1 | 投稿日時 2012-4-20 17:20
garrod  新米   投稿数: 2
R1→R7→R3→R4のルートがバランシング対象となる理由がよく分かりません。

R1から見るとR1→R7→R3→R4のルートはAD:50であり、
サクセサのFDが40であるため、本ルートはバランシング対象に
ならないとの認識なのですが違いますでしょうか。

解説には、R7視点ではR7→R3→R4がフィージブルサクセサになるため
バランシング対象である旨が書かれていますが、
この場合R1から見てフィージブルサクセサの条件に当てはまらない
ルートもバランシング対象となるという事でしょうか??

お分かりの方がいらっしゃいましたらご教授ください。
前の投稿 - 次の投稿 | 親投稿 - 子投稿.1 | 投稿日時 2012-4-22 19:54
kana58  長老   投稿数: 38
garrodさん こんばんは。

ルーティングテーブルを想像するとわかりやすいかと思います ^^

>R1から見るとR1→R7→R3→R4のルートはAD:50であり、
>サクセサのFDが40であるため、本ルートはバランシング対象に
>ならないとの認識なのですが違いますでしょうか。
各ルータはそれぞれ自分自身のルーティングテーブルを持っていて、そのルーティングテーブルをもとに転送先を決定します。
(全てのルータは、R1の指示で経路を決めてるわけではないです)

「全ルータに"variance 3"を入力している」ということなので、
R1のルーティングテーブに載る「192.168.1.0/24宛」は
・ネクストホップが R2の経路
・ネクストホップが R7の経路
この2つの経路情報が載っているはずです。

「全ルータに"variance 3"を入力している」ということなので、
R7のルーティングテーブに載る「192.168.1.0/24宛」は
・ネクストホップがR3の経路
・ネクストホップがR8の経路
この2つの経路情報が載っているはずです。

「192.168.1.0/24宛」のパケットがあった場合
R1は、自身のルーティングテーブルを見て
「R2とR5とR7」に転送します。

R1から「192.168.1.0/24宛」のパケットを受け取った
R7は、自身のルーティングテーブルを見て
「R3とR8」に転送することになります。
(R1からの指示で動くわけではないです)


その他のルータも同じ動作をするので、結果として
R1から「192.168.1.0/24宛」のパケットが通る経路には、
以下の4経路が存在することになります。
・R1→R2→R3→R4
・R1→R7→R8→R4
・R1→R7→R3→R4
・R1→R5→R3→R4

ん〜・・・なんだか説明がうまくないですが、
こんな感じで伝わるでしょうか
前の投稿 - 次の投稿 | 親投稿 - 子投稿なし | 投稿日時 2012-4-24 0:53
garrod  新米   投稿数: 2
kana58さん、こんばんは。
丁寧なご解説ありがとうございました。
ルータ毎にルーティングテーブルを分けて考えないといけないんですね。
どうやら私はR1の情報に固執していたようです。

手持ちのテキスト(softbank社)に掲載されている同様の問題では
ここでいうR1→R7→R3→R4のようなルートをバランシング対象としないように
書かれているため、困惑していました。
(他のテキストについてここに書くのは不適切な気もしますが)

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