Re: 割り当て可能なアドレス範囲の求め方

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なし Re: 割り当て可能なアドレス範囲の求め方

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前の投稿 - 次の投稿 | 親投稿 - 子投稿.1 | 投稿日時 2016-12-21 14:40 | 最終変更
kani7i  常連   投稿数: 15
全てを2進数に変換して考えるのはいかがでしょうか。

192.168.5.80 のピリオドで区切られた部分はオクテット(octet)と呼びます。
オクテットは8ビットの2進数のことで、これが4つなので、IPv4アドレスは4オクテット=32ビットのアドレス範囲を持つということです。

192.168.5.80 の各オクテット(10進数表記)を2進数に変換すると

192 = 11000000
168 = 10101000
5 = 00000101
80 = 01010000

なので、32ビット全て横にならべると
11000000 10101000 00000101 01010000

ネットマスクが/28ということですので、
先頭から28ビットがネットワークアドレス部で、
残りの4ビットがホストアドレス部として扱われます。

つまり、このネットワークで取り得るIPアドレスの範囲は
11000000 10101000 00000101 01010000 から
11000000 10101000 00000101 01011111 までです。
これを10進数に戻すと
192.168.5.80 から
192.168.5.95 までの16個となります。

さて、
ホストアドレス部の全ビットが0の場合はネットワークアドレスと呼ばれ、
ホストアドレス部の全ビットが1の場合はブロードキャストアドレスと呼ばれます。
この2つのアドレスは機器に割り当てることができません。

ですので、機器に割り当て可能なIPアドレス数を問われた場合は
192.168.5.81 から
192.168.5.94 までの14個と答えることになります。


全部の桁を都度2進数に変換して...では実務や試験では間に合わないため、答えが明らかなオクテットについては計算を端折るのは勿論、早見表を作るなり、暗唱してしまうなりの対応が必要ですが、分からなくなった場合は2進数で考えれば理解が深まると思います。

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