Re: 問題ID:19483と問題ID:19484

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なし Re: 問題ID:19483と問題ID:19484

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前の投稿 - 次の投稿 | 親投稿 - 子投稿なし | 投稿日時 2015-8-17 16:29 | 最終変更
arashi1977  長老 居住地: 広島  投稿数: 1715
一部誤解が
引用:
問題ID: 19483では[1][3]が等コスト(RA-RDの帯域幅がRA-RBと同じ)なので、variance 2コマンドを入れてもルーティングテーブルに載らない。
問題ID:19483では経路1,3は等コストにはなりません。再確認します。

RA-RB-RE-192.168.1.0/24)最小帯域幅:100M 遅延合計:1110usec → FD:54016 AD:28416
RA-RC-RE-192.168.1.0/24)最小帯域幅:100M 遅延合計:1110usec → FD:54016 AD:51456
RA-RD-RE-192.168.1.0/24)最小帯域幅:1000M 遅延合計:210usec → FD:7936 AD 5376

最小のFD(メトリック)である経路3が最適経路となりますが、ここで「「フィージブルサクセサが存在するか」を見極められるか」が問われます。

フィージブルサクセサとなるための要件はサクセサのFDよりも少ないADである経路です。上記のとおり、7936より小さいADを持つ経路は存在しないので、この設問の構成ではvariance コマンドによる「不等コストロードバランス」の対象であるフィージブルサクセサが存在しない事になります。

問題ID:19484では

RA-RB-RE)最小帯域幅:100M 遅延合計:1110usec → FD:54016 AD:28416
RA-RC-RE)最小帯域幅:100M 遅延合計:1110usec → FD:54016 AD:51456
RA-RD-RE)最小帯域幅:100M 遅延合計:210usec → FD:30976 AD 5376

同様に、経路3が最適経路になりますが、フィージブルサクセサはどうでしょうか?ADが30976より小さい28416(経路1)が存在しますね。この場合 variance コマンドによる「不等コストロードバランス」の対象であるフィージブルサクセサが存在することになりますので、後はフィージブルサクセサのFDがサクセサのFDの2倍に収まるかを確認します。

30976 x 2 = 61952 > 54016

大丈夫ですね。よって、1,3の経路を使った不等コストロードバランスが行われるわけです。

計算式と、解説を再度確認してみてくださいね

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