問題ID:19483と問題ID:19484

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前の投稿 - 次の投稿 | 親投稿 - 子投稿.1 .2 .3 .4 | 投稿日時 2015-7-22 11:11
Pnt311_008  半人前   投稿数: 6
問題ID:19483と問題ID:19484の回答に違いがでるのが判りません。
Staff様、ご説明を追加いただけないでしょうか。
前の投稿 - 次の投稿 | 親投稿 - 子投稿なし | 投稿日時 2015-7-22 12:44
antares01  長老   投稿数: 690
RA-RDの帯域幅が違うからではないでしょうか
前の投稿 - 次の投稿 | 親投稿 - 子投稿なし | 投稿日時 2015-7-22 12:55 | 最終変更
arashi1977  長老 居住地: 広島  投稿数: 1715
antares01さんの指摘にのっかって。

参考を見ていただくと
引用:
【サクセサとフィージブルサクセサ】
複数経路がある場合、FDの一番低い経路がサクセサ(メインルート)になります。
そして、サクセサのFDよりも低いADを持った経路のみがフィージブルサクセサ(バックアップルート)になります。
通常使用する経路はサクセサのみで、不等コストロードバランシングを行った場合はフィージブルサクセサも使用します。
とあります。不等コストロードバランシングを利用可能にするためのコマンドが
RA(config-router)#variance 2
ですので、表題の設問では「フィージブルサクセサが存在するか」を見極められるかを問われてるんだと思います。

メトリック計算については解説や参考にあるので、再確認いただくのがよいかと思います
前の投稿 - 次の投稿 | 親投稿 - 子投稿.1 | 投稿日時 2015-8-17 10:18
Pnt311_008  半人前   投稿数: 6
antares01さん、arashi1977さん

ありがとうございます!理解しました。
arashi1977さんの「不等コストロードバランシングを利用可能にするためのコマンドがvariance 2」、「「フィージブルサクセサが存在するか」を見極められるか」ということに気が付きませんでした。(ここで理解しました。)

つまり、
問題ID: 19483では[1][3]が等コスト(RA-RDの帯域幅がRA-RBと同じ)なので、variance 2コマンドを入れてもルーティングテーブルに載らない。
問題ID: 19484では[1][3]が等コストではない(RA-RDの帯域幅がRA-RBと違う)ので、variance 2コマンドでルーティングテーブルに載る。
ということですね。
クリアになりました。ありがとうございました!
前の投稿 - 次の投稿 | 親投稿 - 子投稿なし | 投稿日時 2015-8-17 16:29 | 最終変更
arashi1977  長老 居住地: 広島  投稿数: 1715
一部誤解が
引用:
問題ID: 19483では[1][3]が等コスト(RA-RDの帯域幅がRA-RBと同じ)なので、variance 2コマンドを入れてもルーティングテーブルに載らない。
問題ID:19483では経路1,3は等コストにはなりません。再確認します。

RA-RB-RE-192.168.1.0/24)最小帯域幅:100M 遅延合計:1110usec → FD:54016 AD:28416
RA-RC-RE-192.168.1.0/24)最小帯域幅:100M 遅延合計:1110usec → FD:54016 AD:51456
RA-RD-RE-192.168.1.0/24)最小帯域幅:1000M 遅延合計:210usec → FD:7936 AD 5376

最小のFD(メトリック)である経路3が最適経路となりますが、ここで「「フィージブルサクセサが存在するか」を見極められるか」が問われます。

フィージブルサクセサとなるための要件はサクセサのFDよりも少ないADである経路です。上記のとおり、7936より小さいADを持つ経路は存在しないので、この設問の構成ではvariance コマンドによる「不等コストロードバランス」の対象であるフィージブルサクセサが存在しない事になります。

問題ID:19484では

RA-RB-RE)最小帯域幅:100M 遅延合計:1110usec → FD:54016 AD:28416
RA-RC-RE)最小帯域幅:100M 遅延合計:1110usec → FD:54016 AD:51456
RA-RD-RE)最小帯域幅:100M 遅延合計:210usec → FD:30976 AD 5376

同様に、経路3が最適経路になりますが、フィージブルサクセサはどうでしょうか?ADが30976より小さい28416(経路1)が存在しますね。この場合 variance コマンドによる「不等コストロードバランス」の対象であるフィージブルサクセサが存在することになりますので、後はフィージブルサクセサのFDがサクセサのFDの2倍に収まるかを確認します。

30976 x 2 = 61952 > 54016

大丈夫ですね。よって、1,3の経路を使った不等コストロードバランスが行われるわけです。

計算式と、解説を再度確認してみてくださいね
前の投稿 - 次の投稿 | 親投稿 - 子投稿なし | 投稿日時 2015-8-21 15:50
Pnt311_008  半人前   投稿数: 6
arashi1977さん

誤認識しておりました・・訂正ありがとうございます。
すごくよく理解できました!

計算式をしっかり頭に入れておきます。

自分の知識が足りないだけですが・・ping-tでもこのくらいまで落とし込んだ解説があるとありがたいです・・

特に問題ID:19484では、
「サクセサの2倍のメトリックを持つフィージブルサクセサを使って負荷分散」という意味が、
「フィージブルサクセサのFDがサクセサのFDの2倍に収まるならば(variance 2コマンドにて)負荷分散」
というところまで理解できなかったです・・(今回でクリアになりました。)

本当にありがとうございました。

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