問題ID:19483と問題ID:19484
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問題ID:19483と問題ID:19484
msg# 1
Pnt311_008
投稿数: 6
問題ID:19483と問題ID:19484の回答に違いがでるのが判りません。
Staff様、ご説明を追加いただけないでしょうか。
Staff様、ご説明を追加いただけないでしょうか。
Re: 問題ID:19483と問題ID:19484
msg# 1.1
antares01
投稿数: 690
RA-RDの帯域幅が違うからではないでしょうか
Re: 問題ID:19483と問題ID:19484
msg# 1.2
arashi1977
居住地: 広島
投稿数: 1715
antares01さんの指摘にのっかって。
参考を見ていただくと
引用:とあります。不等コストロードバランシングを利用可能にするためのコマンドが
ですので、表題の設問では「フィージブルサクセサが存在するか」を見極められるかを問われてるんだと思います。
メトリック計算については解説や参考にあるので、再確認いただくのがよいかと思います
参考を見ていただくと
引用:
【サクセサとフィージブルサクセサ】
複数経路がある場合、FDの一番低い経路がサクセサ(メインルート)になります。
そして、サクセサのFDよりも低いADを持った経路のみがフィージブルサクセサ(バックアップルート)になります。
通常使用する経路はサクセサのみで、不等コストロードバランシングを行った場合はフィージブルサクセサも使用します。
RA(config-router)#variance 2
メトリック計算については解説や参考にあるので、再確認いただくのがよいかと思います
Re: 問題ID:19483と問題ID:19484
msg# 1.3
Pnt311_008
投稿数: 6
antares01さん、arashi1977さん
ありがとうございます!理解しました。
arashi1977さんの「不等コストロードバランシングを利用可能にするためのコマンドがvariance 2」、「「フィージブルサクセサが存在するか」を見極められるか」ということに気が付きませんでした。(ここで理解しました。)
つまり、
問題ID: 19483では[1][3]が等コスト(RA-RDの帯域幅がRA-RBと同じ)なので、variance 2コマンドを入れてもルーティングテーブルに載らない。
問題ID: 19484では[1][3]が等コストではない(RA-RDの帯域幅がRA-RBと違う)ので、variance 2コマンドでルーティングテーブルに載る。
ということですね。
クリアになりました。ありがとうございました!
ありがとうございます!理解しました。
arashi1977さんの「不等コストロードバランシングを利用可能にするためのコマンドがvariance 2」、「「フィージブルサクセサが存在するか」を見極められるか」ということに気が付きませんでした。(ここで理解しました。)
つまり、
問題ID: 19483では[1][3]が等コスト(RA-RDの帯域幅がRA-RBと同じ)なので、variance 2コマンドを入れてもルーティングテーブルに載らない。
問題ID: 19484では[1][3]が等コストではない(RA-RDの帯域幅がRA-RBと違う)ので、variance 2コマンドでルーティングテーブルに載る。
ということですね。
クリアになりました。ありがとうございました!
Re: 問題ID:19483と問題ID:19484
msg# 1.3.1
arashi1977
居住地: 広島
投稿数: 1715
一部誤解が
引用:問題ID:19483では経路1,3は等コストにはなりません。再確認します。
RA-RB-RE-192.168.1.0/24)最小帯域幅:100M 遅延合計:1110usec → FD:54016 AD:28416
RA-RC-RE-192.168.1.0/24)最小帯域幅:100M 遅延合計:1110usec → FD:54016 AD:51456
RA-RD-RE-192.168.1.0/24)最小帯域幅:1000M 遅延合計:210usec → FD:7936 AD 5376
最小のFD(メトリック)である経路3が最適経路となりますが、ここで「「フィージブルサクセサが存在するか」を見極められるか」が問われます。
フィージブルサクセサとなるための要件はサクセサのFDよりも少ないADである経路です。上記のとおり、7936より小さいADを持つ経路は存在しないので、この設問の構成ではvariance コマンドによる「不等コストロードバランス」の対象であるフィージブルサクセサが存在しない事になります。
問題ID:19484では
RA-RB-RE)最小帯域幅:100M 遅延合計:1110usec → FD:54016 AD:28416
RA-RC-RE)最小帯域幅:100M 遅延合計:1110usec → FD:54016 AD:51456
RA-RD-RE)最小帯域幅:100M 遅延合計:210usec → FD:30976 AD 5376
同様に、経路3が最適経路になりますが、フィージブルサクセサはどうでしょうか?ADが30976より小さい28416(経路1)が存在しますね。この場合 variance コマンドによる「不等コストロードバランス」の対象であるフィージブルサクセサが存在することになりますので、後はフィージブルサクセサのFDがサクセサのFDの2倍に収まるかを確認します。
30976 x 2 = 61952 > 54016
大丈夫ですね。よって、1,3の経路を使った不等コストロードバランスが行われるわけです。
計算式と、解説を再度確認してみてくださいね
引用:
問題ID: 19483では[1][3]が等コスト(RA-RDの帯域幅がRA-RBと同じ)なので、variance 2コマンドを入れてもルーティングテーブルに載らない。
RA-RB-RE-192.168.1.0/24)最小帯域幅:100M 遅延合計:1110usec → FD:54016 AD:28416
RA-RC-RE-192.168.1.0/24)最小帯域幅:100M 遅延合計:1110usec → FD:54016 AD:51456
RA-RD-RE-192.168.1.0/24)最小帯域幅:1000M 遅延合計:210usec → FD:7936 AD 5376
最小のFD(メトリック)である経路3が最適経路となりますが、ここで「「フィージブルサクセサが存在するか」を見極められるか」が問われます。
フィージブルサクセサとなるための要件はサクセサのFDよりも少ないADである経路です。上記のとおり、7936より小さいADを持つ経路は存在しないので、この設問の構成ではvariance コマンドによる「不等コストロードバランス」の対象であるフィージブルサクセサが存在しない事になります。
問題ID:19484では
RA-RB-RE)最小帯域幅:100M 遅延合計:1110usec → FD:54016 AD:28416
RA-RC-RE)最小帯域幅:100M 遅延合計:1110usec → FD:54016 AD:51456
RA-RD-RE)最小帯域幅:100M 遅延合計:210usec → FD:30976 AD 5376
同様に、経路3が最適経路になりますが、フィージブルサクセサはどうでしょうか?ADが30976より小さい28416(経路1)が存在しますね。この場合 variance コマンドによる「不等コストロードバランス」の対象であるフィージブルサクセサが存在することになりますので、後はフィージブルサクセサのFDがサクセサのFDの2倍に収まるかを確認します。
30976 x 2 = 61952 > 54016
大丈夫ですね。よって、1,3の経路を使った不等コストロードバランスが行われるわけです。
計算式と、解説を再度確認してみてくださいね
Re: 問題ID:19483と問題ID:19484
msg# 1.4
Pnt311_008
投稿数: 6
arashi1977さん
誤認識しておりました・・訂正ありがとうございます。
すごくよく理解できました!
計算式をしっかり頭に入れておきます。
自分の知識が足りないだけですが・・ping-tでもこのくらいまで落とし込んだ解説があるとありがたいです・・
特に問題ID:19484では、
「サクセサの2倍のメトリックを持つフィージブルサクセサを使って負荷分散」という意味が、
「フィージブルサクセサのFDがサクセサのFDの2倍に収まるならば(variance 2コマンドにて)負荷分散」
というところまで理解できなかったです・・(今回でクリアになりました。)
本当にありがとうございました。
誤認識しておりました・・訂正ありがとうございます。
すごくよく理解できました!
計算式をしっかり頭に入れておきます。
自分の知識が足りないだけですが・・ping-tでもこのくらいまで落とし込んだ解説があるとありがたいです・・
特に問題ID:19484では、
「サクセサの2倍のメトリックを持つフィージブルサクセサを使って負荷分散」という意味が、
「フィージブルサクセサのFDがサクセサのFDの2倍に収まるならば(variance 2コマンドにて)負荷分散」
というところまで理解できなかったです・・(今回でクリアになりました。)
本当にありがとうございました。