問題ID:8603
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問題ID:8603
msg# 1
hanajiro
投稿数: 49
"fsck -t xfs"(実体の"fsck.xfs")は、実行してもxfs_repairの利用を促されるだけで、チェックも何もしないかと思います。
# fsck -t xfs /dev/sdc1
fsck from util-linux 2.23.2
If you wish to check the consistency of an XFS filesystem or
repair a damaged filesystem, see xfs_repair(8).
# man fsck.xfs
(略)
NAME
fsck.xfs - do nothing, successfully
(以下略)
解答の補足で、"fsck -t xfs"ではXFSファイルシステムのチェックはできない:チェックできるのはxfs_repair("xfs_repair -n")かxfs_check、と解説するようにされた方がいいかと思います。
# fsck -t xfs /dev/sdc1
fsck from util-linux 2.23.2
If you wish to check the consistency of an XFS filesystem or
repair a damaged filesystem, see xfs_repair(8).
# man fsck.xfs
(略)
NAME
fsck.xfs - do nothing, successfully
(以下略)
解答の補足で、"fsck -t xfs"ではXFSファイルシステムのチェックはできない:チェックできるのはxfs_repair("xfs_repair -n")かxfs_check、と解説するようにされた方がいいかと思います。
Re: 問題ID:8603
msg# 1.1
tnishita2
投稿数: 123
xfs_check はもう廃止されていて、xfs_check がまだ廃止されていなかった頃のfsck -t xfs はXFS をチェックしてくれたのかもしれません。
LPIC が新旧どちらの情報に基づいて出題してくるかはわからないので、最新の情報を補足しつつ、古い頃の動作の解説も残しておくほうがいいかもしれません。
LPIC が新旧どちらの情報に基づいて出題してくるかはわからないので、最新の情報を補足しつつ、古い頃の動作の解説も残しておくほうがいいかもしれません。
Re: 問題ID:8603
msg# 1.2
hanajiro
投稿数: 49
CentOS5.4が手元にありましたので、"fsck -t xfs"を試したところ、以下のようになりました。
# rpm -q xfsprogs
xfsprogs-2.9.4-1.el5.centos
# fsck -t xfs /dev/sdb1
fsck 1.39 (29-May-2006)
If you wish to check the consistency of an XFS filesystem or
repair a damaged filesystem, see xfs_check(8) and xfs_repair(8).
多分、XFSファイルシステムの検査や修復は、ext系のとは手法や条件などが異なるのだけど(従来のfsckライクに使ってはいけない?)、どこからか"fsck.<ファイルシステムの種類>"を呼び出した時(例えばfsckコマンドや/etc/fstabの設定から など)にエラーになっても仕方がないので、敢えて何もせず正常終了する"fsck.xfs"が用意されたのではないかと。
# rpm -q xfsprogs
xfsprogs-2.9.4-1.el5.centos
# fsck -t xfs /dev/sdb1
fsck 1.39 (29-May-2006)
If you wish to check the consistency of an XFS filesystem or
repair a damaged filesystem, see xfs_check(8) and xfs_repair(8).
多分、XFSファイルシステムの検査や修復は、ext系のとは手法や条件などが異なるのだけど(従来のfsckライクに使ってはいけない?)、どこからか"fsck.<ファイルシステムの種類>"を呼び出した時(例えばfsckコマンドや/etc/fstabの設定から など)にエラーになっても仕方がないので、敢えて何もせず正常終了する"fsck.xfs"が用意されたのではないかと。
Re: 問題ID:8603
msg# 1.3
tnishita2
投稿数: 123
hanajiro さん、情報ありがとうございます。いただいた情報からすると、どうやらfsck.xfs は当初から何もしなかったようですね。
しかし「XFS ではfsck が何もしない」というのはLPIC 201の試験レベルを超えているようにも思われますし、Ping-t 様もどう直すか/直さないかは難しいところですね。
私が最初に思いついた修正案は、fsck においてXFS を例に説明するのを止めてしまうことでした。ただ、Linux のファイルシステムでext 系以外で今一番メジャーなものといったらRHEL で採用されているXFS であることに異論はないと思います。それ以外といったらBtrfs かと思いますが、確認したところfsck.btrfs もbtrfs check を勧めてくるだけで何もしないみたいです。悩ましいですね。
しかし「XFS ではfsck が何もしない」というのはLPIC 201の試験レベルを超えているようにも思われますし、Ping-t 様もどう直すか/直さないかは難しいところですね。
私が最初に思いついた修正案は、fsck においてXFS を例に説明するのを止めてしまうことでした。ただ、Linux のファイルシステムでext 系以外で今一番メジャーなものといったらRHEL で採用されているXFS であることに異論はないと思います。それ以外といったらBtrfs かと思いますが、確認したところfsck.btrfs もbtrfs check を勧めてくるだけで何もしないみたいです。悩ましいですね。
Re: 問題ID:8603
msg# 1.4
hanajiro
投稿数: 49
入力自体は正常終了する("fsck.xfs"を呼び出す)ので、この点はそのままでもいいかと思います。
ただfsck.xfsではチェックは行われない(チェックできない)点については、
・"fsck -t xfs"としても実際にチェックは行われない、と補足
・参考欄の表からfsck.xfsは抜く(xfs_repairと入れ替え)
とされたらいいかなと思います。
ただfsck.xfsではチェックは行われない(チェックできない)点については、
・"fsck -t xfs"としても実際にチェックは行われない、と補足
・参考欄の表からfsck.xfsは抜く(xfs_repairと入れ替え)
とされたらいいかなと思います。