ospf ポイントツーポイントについて

  • フォーラムは新サイトへ移行しました。
  • このフォーラムではゲスト投稿が禁止されています
前の投稿 - 次の投稿 | 親投稿 - 子投稿.1 | 投稿日時 2014-6-6 18:25
kuras  半人前   投稿数: 8
少し疑問に思う点がありまして、自分で調べてみたのですが分かりませんのでご回答お願いいたします。


ospfにおいてpoint to point 環境ではDR/BDRの選出が行われないとの事ですがこのポイントツーポイントとはどのような定義なのですか?
というのも、ルータ同士をシリアル回線ではなくイーサネットで1対1接続した場合、DR/BDRの選出が行われてます。
これはポイントツーポイント接続とは言わないのですか?

イーサネットがマルチアクセス環境だと書かれているんですが、はっきりのその違いが分かりません。
前の投稿 - 次の投稿 | 親投稿 - 子投稿.1 | 投稿日時 2014-6-7 0:37
antares01  長老   投稿数: 690
> ospfにおいてpoint to point 環境ではDR/BDRの選出が行われないとの事ですが
> このポイントツーポイントとはどのような定義なのですか?

通信を行う端末と端末が1対1で接続される形態をポイントツーポイントと呼びます。

> というのも、ルータ同士をシリアル回線ではなくイーサネットで1対1接続した場合、
> DR/BDRの選出が行われてます。
> これはポイントツーポイント接続とは言わないのですか?

この場合も接続形態は1対1ですから、ポイントツーポイント接続と呼んでも
差し支えありません。

> イーサネットがマルチアクセス環境だと書かれているんですが、はっきりの
> その違いが分かりません。

イーサネットは確かにマルチアクセス環境なので、端末Aの通信相手として、端末Bや端末Cが
接続されても通信ができます。しかし、通信相手が必ず2台以上接続されていなくてはいけないと言う
決まりはありません。
ある構成では「たまたま」自分と相手の2台しかおらず、結果的に接続形態がポイントツーポイントに
なっているにすぎません。DR/BDRの選出が不要なpoint-to-point 接続なのではなく、
マルチアクセス環境において自分と相手の2台しかいないだけなのです。

なお、これを書くと混同されてしまうかもしれませんが、イーサネットの場合のネットワークタイプは
デフォルト設定がBROADCASTなだけで、コマンドによってネットワークタイプをpoint-to-pointに
変えることも可能です。イーサI/F同士の接続でpoint-to-pointに変えるとDR/BDRは選出しません。
前の投稿 - 次の投稿 | 親投稿 - 子投稿.1 | 投稿日時 2014-6-7 2:32
kuras  半人前   投稿数: 8
的確なご回答ありがとうございました。とてもスッキリしました!

DR/BDRの選出において、接続形態よりも接続環境に依存してるという認識でよろしかったでしょうか・・・


また機会があれば知識の方お貸し頂ければと思います。
ありがとうございました。
前の投稿 - 次の投稿 | 親投稿 - 子投稿なし | 投稿日時 2014-6-7 15:11
antares01  長老   投稿数: 690
> DR/BDRの選出において、接続形態よりも接続環境に依存してるという認識でよろしかったでしょうか・・・

はい、概ねその理解で良いと思います。
(同一エリアは同じLSA情報を各ルータが保持する必要がある為に)
マルチアクセス環境だとデータのやりとりが多くなってしまうのを
抑制するのがDR/BDRです。

  >フォーラム検索へ


Copyright (c) 2020 Ping-t All rights reserved.
ログイン
ユーザ名 or E-Mailアドレス:

パスワード:







Contact

LPI-Japan Logo

LPI Logo