問題ID: 12936
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問題ID: 12936
msg# 1
shunsukead
投稿数: 3
問題ID12936のネットワークの構成に関して質問があります。
OSPFで用いるマルチキャストアドレスは通常TTLを1で通信を行うと理解しております(http://www.infraexpert.com/study/multicast2.htm)。そうすると図のRouterAからRouterDに対してHelloパケットやLSA-type1の通信ができないと思いますが、ルータAとDが直接接続されてなくても問題ないのでしょうか。
OSPFで用いるマルチキャストアドレスは通常TTLを1で通信を行うと理解しております(http://www.infraexpert.com/study/multicast2.htm)。そうすると図のRouterAからRouterDに対してHelloパケットやLSA-type1の通信ができないと思いますが、ルータAとDが直接接続されてなくても問題ないのでしょうか。
Re: 問題ID: 12936
msg# 1.1
arashi1977
居住地: 広島
投稿数: 1715
この構成だと、各ルータはSerialインタフェースによるPoint-to-Point接続ですね。
ということは、デフォルトではHelloをmulticastで送ることはありません。よって
引用:理解は間違ってないのですが、この構成には相当しません。
すみません、嘘書いてました。
・point-to-pointなので、helloはmulticastで送信され対向とネイバー確立する
・隣接関係確立しLSDBの同期をとる(例:RouterA-RouterB間)ことで、FastEthernet配下のネットワーク情報が交換される
・エリア0に新たにルータが追加され、ネイバー確立する(RouterB-Router-D)際にも上と同じことが起こる
・LSDBの同期をとる際にすべてのルータのFastEthernet配下のネットワーク情報も伝わるので、直接つながっていなくてもRouterA-RouterD間で経路情報は伝わる
という動きですね。
すべてのインタフェースがArea0に属しているので問題無いですよ
RouterDからはこう見えます
ということは、デフォルトではHelloをmulticastで送ることはありません。よって
引用:
OSPFで用いるマルチキャストアドレスは通常TTLを1で通信を行うと理解しております
すみません、嘘書いてました。
・point-to-pointなので、helloはmulticastで送信され対向とネイバー確立する
・隣接関係確立しLSDBの同期をとる(例:RouterA-RouterB間)ことで、FastEthernet配下のネットワーク情報が交換される
・エリア0に新たにルータが追加され、ネイバー確立する(RouterB-Router-D)際にも上と同じことが起こる
・LSDBの同期をとる際にすべてのルータのFastEthernet配下のネットワーク情報も伝わるので、直接つながっていなくてもRouterA-RouterD間で経路情報は伝わる
という動きですね。
すべてのインタフェースがArea0に属しているので問題無いですよ
RouterDからはこう見えます
RouterD#show ip ospf interface brief
Interface PID Area IP Address/Mask Cost State Nbrs F/C
Se0/1 1 0 192.168.2.14/30 64 P2P 1/1
Se0/0 1 0 192.168.2.10/30 64 P2P 1/1
Fa0/0 1 0 192.168.5.1/28 10 DR 0/0
RouterD#show ip ospf neighbor
Neighbor ID Pri State Dead Time Address Interface
192.168.3.33 0 FULL/ - 00:00:31 192.168.2.13 Serial0/1
192.168.4.1 0 FULL/ - 00:00:30 192.168.2.9 Serial0/0
RouterD#show ip route ospf
O 192.168.4.0/24 [110/74] via 192.168.2.9, 00:01:32, Serial0/0
192.168.1.0/26 is subnetted, 2 subnets
O 192.168.1.64 [110/138] via 192.168.2.13, 00:01:22, Serial0/1
[110/138] via 192.168.2.9, 00:01:32, Serial0/0
O 192.168.1.0 [110/138] via 192.168.2.13, 00:01:22, Serial0/1
[110/138] via 192.168.2.9, 00:01:32, Serial0/0
192.168.2.0/30 is subnetted, 4 subnets
O 192.168.2.0 [110/128] via 192.168.2.13, 00:01:22, Serial0/1
O 192.168.2.4 [110/128] via 192.168.2.9, 00:01:32, Serial0/0
192.168.3.0/28 is subnetted, 1 subnets
O 192.168.3.32 [110/74] via 192.168.2.13, 00:01:23, Serial0/1
Re: 問題ID: 12936
msg# 1.2
shunsukead
投稿数: 3
arashi1977さん、お返事ありがとうございます。
OSPFに関してもう一度質問させてください。
たとえば下記のURLにOSPFネットワークのサンプル図があります。
ttp://ccie4all.wordpress.com/category/ospf/
この図で仮に、AREA1でR4がDR、R2、R5がDROTHERだとすると、R4(DR)は他の二つのルータ(DROTHER)とアジャセンシーの関係にあるため、224.0.0.6(TTL=1)のLSUパケットを送信・受信すると思います。しかしながら、R4からR5へはTTL1では届きませんし、R2はDROTHERですので、他のDROTHERとLSUの交換は行わないはずなので、うまく通信できないようにおもえます。AREA0のようにフルメッシュネットワークではうまく交換できますが、AREA1のような構成でもOSPFはうまく機能するのでしょうか。
OSPFに関してもう一度質問させてください。
たとえば下記のURLにOSPFネットワークのサンプル図があります。
ttp://ccie4all.wordpress.com/category/ospf/
この図で仮に、AREA1でR4がDR、R2、R5がDROTHERだとすると、R4(DR)は他の二つのルータ(DROTHER)とアジャセンシーの関係にあるため、224.0.0.6(TTL=1)のLSUパケットを送信・受信すると思います。しかしながら、R4からR5へはTTL1では届きませんし、R2はDROTHERですので、他のDROTHERとLSUの交換は行わないはずなので、うまく通信できないようにおもえます。AREA0のようにフルメッシュネットワークではうまく交換できますが、AREA1のような構成でもOSPFはうまく機能するのでしょうか。
Re: 問題ID: 12936
msg# 1.2.1
arashi1977
居住地: 広島
投稿数: 1715
引用:CCNAの助け合いフォーラムでCCIEの学習サンプルが出てくるとは想像してませんでした。私もCCIE目指してるので一緒に頑張りましょう!
引用:すみません、ここがどういう構成を意図して言われているのかくみとれなかったのですが
・DR/DROTHERとなっている=broadcastまたはnon-broadcastのどちらかだが、トポロジはpoint-to-point?
・DR選出が終わっているので、各ルータはLSAの交換が出来る状態と推測される。だが、R4とR5はセグメントが異なるためそのままでは到達できないはず
・DR選出されるが、トポロジはbroadcastではないので少なくともneighbor定義が必要はずだが、R4はスポークではないので、セグメントが異なるR5にはそのままでは到達できない…
・ということは、スタティックルートが設定されている?
・であれば、すでに通信できる状態になっているはずなので、
引用:という以前の話として通信可能な状態なのでは?とも思える。
はて?
・各ルータのインタフェースのネットワークタイプ
・ネイバー定義
・スタティックルート定義の状況
はどのような構成を想定されていますか?
たとえば下記のURLにOSPFネットワークのサンプル図があります。
引用:
この図で仮に、AREA1でR4がDR、R2、R5がDROTHERだとすると、R4(DR)は他の二つのルータ(DROTHER)とアジャセンシーの関係にあるため、224.0.0.6(TTL=1)のLSUパケットを送信・受信すると思います。
・DR/DROTHERとなっている=broadcastまたはnon-broadcastのどちらかだが、トポロジはpoint-to-point?
・DR選出が終わっているので、各ルータはLSAの交換が出来る状態と推測される。だが、R4とR5はセグメントが異なるためそのままでは到達できないはず
・DR選出されるが、トポロジはbroadcastではないので少なくともneighbor定義が必要はずだが、R4はスポークではないので、セグメントが異なるR5にはそのままでは到達できない…
・ということは、スタティックルートが設定されている?
・であれば、すでに通信できる状態になっているはずなので、
引用:
R2はDROTHERですので、他のDROTHERとLSUの交換は行わないはずなので、うまく通信できないようにおもえます
はて?
・各ルータのインタフェースのネットワークタイプ
・ネイバー定義
・スタティックルート定義の状況
はどのような構成を想定されていますか?
Re: 問題ID: 12936
msg# 1.3
ゲスト
投稿数: 0
必ずしも同一エリア内のルータ全てがネイバー、アジャセンシーになる必要はないですよ。
と言う単純な話でなかったらごめんなさい。。。
と言う単純な話でなかったらごめんなさい。。。
Re: 問題ID: 12936
msg# 1.3.1
arashi1977
居住地: 広島
投稿数: 1715
引用:私もそれ思ったんですが、それ最初の質問の回答の時点で全ルータがネイバーになっていないパターンが出ているので、違うのかなーと思って↑みたいなこと書いたんです。
どういう構成イメージなんだろう…
必ずしも同一エリア内のルータ全てがネイバー、アジャセンシーになる必要はないですよ。
どういう構成イメージなんだろう…
Re: 問題ID: 12936
msg# 1.4
shunsukead
投稿数: 3
皆様、ご回答ありがとうございます。
>必ずしも同一エリア内のルータ全てがネイバー、アジャセンシーになる必要はないですよ。
この点を正しく理解しておらず、混乱させてしまいました。もう一度、参考書を読み直して頭の中を整理したのですが、以下の理解は正しいでしょうか?
1. フルメッシュトポロジ
BR、BDRを必ず選定する。同一エリア内の全てのルータが互いにネイバーの関係にある。
2. パーシャルメッシュトポロジ・point-to-pointトポロジ
BR、BDRを選定しない。同一エリア内の一部のルータがネイバーの関係になる。ネイバーの関係にないルータ同士でネイバー情報を交換する場合はRIPの様にバケツリレー形式で交換する。
>必ずしも同一エリア内のルータ全てがネイバー、アジャセンシーになる必要はないですよ。
この点を正しく理解しておらず、混乱させてしまいました。もう一度、参考書を読み直して頭の中を整理したのですが、以下の理解は正しいでしょうか?
1. フルメッシュトポロジ
BR、BDRを必ず選定する。同一エリア内の全てのルータが互いにネイバーの関係にある。
2. パーシャルメッシュトポロジ・point-to-pointトポロジ
BR、BDRを選定しない。同一エリア内の一部のルータがネイバーの関係になる。ネイバーの関係にないルータ同士でネイバー情報を交換する場合はRIPの様にバケツリレー形式で交換する。
Re: 問題ID: 12936
msg# 1.5
ゲスト
投稿数: 0
DR/BDRの選定については、ルータ同士のトポロジで覚えるのではなく、
ospfの動作モードで覚えることをお勧めします。
動作モード/推奨トポロジ/DR・BDR選定/隣接関係が自動か手動か
ポイントツーポイント/スターorパーシャルメッシュ/選定しない/自動
ブロードキャスト/フルメッシュ/選定する/自動
さらに以下3種類のモードもありますので興味があれば調べてみてください。
ポイントツーポイントマルチポイント
ポイントツーポイントマルチポイントノンブロードキャスト
NBMA
イーサIFのルータ2台が1:1で繋がると、トポロジ的にはポイントツーポイントに
なりますが、ospfの動作モードはデフォルトではブロードキャストになります。
その為、トポロジで分類するよりも、動作モードで分類するほうが良いと思います。
DR/BDRを選出するモードではDRは必ず選出すると思いますが、
BDRはデフォルトでは(条件を満たしているルータが存在すれば)選出されますが、
必ずしも必要ではありません。意図的にDR/BDRの選出に参加しないように設定を
変更することもできます。「ip ospf priority 0」で調べてみてください。
※このルータはDRやBDRにしたくないと思う場合も、設定を変えることで
DRにもBDRにもならないようにできます。
> ネイバーの関係にないルータ同士でネイバー情報を交換する場合は
> RIPの様にバケツリレー形式で交換する。
ネイバー情報というのは何を意味しているのか不明なのでコメントできないのですが、
おそらく、shunsukead さんは、その部分で勘違いをされているように思えます。
ospfの動作モードで覚えることをお勧めします。
動作モード/推奨トポロジ/DR・BDR選定/隣接関係が自動か手動か
ポイントツーポイント/スターorパーシャルメッシュ/選定しない/自動
ブロードキャスト/フルメッシュ/選定する/自動
さらに以下3種類のモードもありますので興味があれば調べてみてください。
ポイントツーポイントマルチポイント
ポイントツーポイントマルチポイントノンブロードキャスト
NBMA
イーサIFのルータ2台が1:1で繋がると、トポロジ的にはポイントツーポイントに
なりますが、ospfの動作モードはデフォルトではブロードキャストになります。
その為、トポロジで分類するよりも、動作モードで分類するほうが良いと思います。
DR/BDRを選出するモードではDRは必ず選出すると思いますが、
BDRはデフォルトでは(条件を満たしているルータが存在すれば)選出されますが、
必ずしも必要ではありません。意図的にDR/BDRの選出に参加しないように設定を
変更することもできます。「ip ospf priority 0」で調べてみてください。
※このルータはDRやBDRにしたくないと思う場合も、設定を変えることで
DRにもBDRにもならないようにできます。
> ネイバーの関係にないルータ同士でネイバー情報を交換する場合は
> RIPの様にバケツリレー形式で交換する。
ネイバー情報というのは何を意味しているのか不明なのでコメントできないのですが、
おそらく、shunsukead さんは、その部分で勘違いをされているように思えます。
Re: 問題ID: 12936
msg# 1.5.1
arashi1977
居住地: 広島
投稿数: 1715
ほとんど説明済みなので、いっこだけ。
引用:OSPFは同一エリアにいるルータでFULL Stateとなっている場合、OSPFデータベースは同一となるということをお忘れなく。そのデータベースからSPF計算が行われ、最適経路がルーティングテーブルに載ってきます。
ネイバーになる→OSPFデータベースを同期する→SPF計算してルーティングテーブルが出来上がる
という流れの中で、「ネイバー情報の交換」というフェーズはありませんよ
引用:
> ネイバーの関係にないルータ同士でネイバー情報を交換する場合は
> RIPの様にバケツリレー形式で交換する。
ネイバー情報というのは何を意味しているのか不明なのでコメントできないのですが、
おそらく、shunsukead さんは、その部分で勘違いをされているように思えます。
ネイバーになる→OSPFデータベースを同期する→SPF計算してルーティングテーブルが出来上がる
という流れの中で、「ネイバー情報の交換」というフェーズはありませんよ