Re: ロフレームリレーにおけるーカルDLCとリモートIPアドレスの関連付がいまいちよくわかりません。

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なし Re: ロフレームリレーにおけるーカルDLCとリモートIPアドレスの関連付がいまいちよくわかりません。

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前の投稿 - 次の投稿 | 親投稿 - 子投稿なし | 投稿日時 2016-8-20 0:15
arashi1977  長老 居住地: 広島  投稿数: 1715
うーん、質問がいろいろとんでるので、どう説明したらよいのやら…

まず確認ですが
・ポイントツーポイントの意味合いはご存じですか?
・Inverse ARPの流れはご存じですか?
・フレームリレーでいうVC(Virtual Circuit)をどう理解されていますか?

まず1点目。
ポイントツーポイント接続、ということはそのままですが1対1接続なので、このインターフェースから出て行くパケットは必ず相手に到達するんですよね。
乱暴に言えば、「このインターフェースから送ったパケットはたとえネットワークアドレスが異なっていてレイヤ3的に到達性がなくても、レイヤ2的には到達する」わけです。
ですので
引用:
ローカルDLCI番号とリモートDTEのIPアドレスの関係をどの様にして紐付してているのでしょうか?
この環境ではひも付けする意味って無いですよね?紐付けしなくてもパケットは届きますし、届いたパケットをどう扱うかは相手側の仕事ですので。

次にInverse ARP。
引用:
3 RA(config-if)#encapsulation frame-relayコマンドにて
Inverse ARPが有効になりInverse ARPがリモートにリモートDTEのIPアドレス問合せを行うと理解すればいいのでしょうか?
Inverse ARPを誤解されているようです。Inverse ARP(逆向きARP)は相手にアドレスを問い合わせるのではなくて、自分のアドレスを通知します。もうちょっというと、LMIがActiveになったときにそのインターフェースから「俺のIPアドレスはXXだ」と通知すれば、VCをたどって接続した相手にIPアドレスの情報が到達するので、相手が「このローカルDLCIから送信すればこのIPアドレスに到達できる」ということを知ることができるわけです。

最後のVCについて。
ここは
引用:
そもそも、”サブインタフェース・ポイン・トツー・ポイント”のはPVCは一対一の接続なのでInverse ARPは機能しようと関係ない???

サブインタフェース−・ポイン・トツー・ポイントはローカルとリモートが単一のサブネットで構成されるので宛先は一つです。従って、ローカルのDLCIから送信されたパケットはPVCの行先固定の仮想線路を通って必然的にリモートの”フレームリレースイッチのDLCI”に辿り着く
とおっしゃっているので大丈夫だと思いますが、ローカルDLCIから送信すると、フレームリレー網がその送信元DLCIを基にして宛先までリレーしていくのです。そして最終的には網から出て相手に接続したインターフェースに、宛先DLCI番号をつけて渡すわけです。こうすると受け取った側はどのDLCIで受ければいいかわかりますので、サブインタフェースだろうが問題なくフレームを識別できるんですね。

となれば、やはりVCの両端がポイントツーポイントで接続されているのであれば、相手のアドレスをしる意味は無いですよね?

R1 s0/0.12 DLCI:102 --- FR網 --- DLCI:201 s0/0.12 R2

という構成で、
R1 s0/0.12: 192.168.12.1/30
R2 s0/0.12: 192.168.12.6/30
とアドレス割り当てしているのをイメージしてもらうと、R2は192.168.12.1からのパケットを受け取っても、自分のルーティングテーブルには192.168.12.4/30の直接接続経路しか存在せず、192.168.12.1(192.168.12.0/30)宛の経路が存在しないため、ルーティング不能として破棄します。
逆に、R2のアドレスが192.168.12.2/30となっていれば、同一サブネットなのでパケットを正しく送信できます。

ご質問の意図を読み違えていないことを願って…

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