Re: 問題ID : 26308

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なし Re: 問題ID : 26308

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前の投稿 - 次の投稿 | 親投稿 - 子投稿なし | 投稿日時 2022-2-13 13:41
arashi1977  長老 居住地: 広島  投稿数: 1715
引用:
上記のディストリビュートリストをRBとRCの両方に適用すると、そもそもRAから192.168.1.0/24へ疎通不可になると思うのですが、解説の様にtracerouteが到達可能となる理由が分かりません。
よーく落ち着いて考えましょう。まず設問の状態は
・RB,RCでは、OSPF 1で「redistribute eigrp 1」しているので、RIP→EIGRP→OSPFの再配送経路が届く
・RB, RCでは「EIGRP→OSPF」で学習した経路情報を「redistribute ospf 1」しているので、「OSPFがEIGRPから学習した経路をEIGRPに再配送」している
・EIGRPがOSPFに教えたはずなのに、OSPFの方がAD値が高いため「RB, RCのEIGRPはOSPFから学習した経路を優先する」ようになる
・RDは自分がRB, RCに教えたはずなのに、逆にRB, RCからEIGRPで教えてもらっている
・RDはDUALの計算上、RAの方が2リンク、RFの方が3リンク先で遠い=FDが大きいので、RA側の経路情報をルーティングテーブルに載せる
・RDはRB, RCに192.168.1.0/24はRAに向くような経路情報アップデートを流す
と言う流れです。

この時、「OSPF→EIGRP」となる部分(2番目の黒丸)で「EIGRPに教えてもらったものをOSPF経由で学習した同じ経路情報をEIGRPに返さない」と言うのが正答選択肢の意図する設定なので、このdistribute-listによるフィルタリングを行なっても192.168.1.0/24への到達性は残っています。

もちろん、RB, RCで「router ospf配下でdistribute-list」をした場合は、「OSPFに192.168.1.0/24に関するルーティングアップデートを送信しない」ようになるので、懸念されている192.168.1.0/24への到達性は無くなってしまします。

どこからどこへのルーティングアップデートをフィルタリングするのか、と言う観点でもう一度流れを整理してみると良いと思いますよ。

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