Re: 23772

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なし Re: 23772

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前の投稿 - 次の投稿 | 親投稿 - 子投稿.1 | 投稿日時 2021-11-23 22:42
arashi1977  長老 居住地: 広島  投稿数: 1715
これは正答の前に説明がちょっと足りない(CCNAレベルなので省略されている?)ように感じますね。

設問の要件を整理すると
・ISP1への到達性をIP SLAを用いたトラッキングによって監視している
・ISP1への到達性がなくなった場合、ISP2に切り替えを行う
・ISP2への経路はトラッキングしていない。ISP1へのトラッキングがNGの場合にISP2への経路が利用可能になれば良い
という内容です。そうすると
・【2】のコマンドによって、ISP1への経路はトラッキングにより管理される(ISP1に到達できる間だけ有効な経路になる)
・ISP2への経路は、ISP1への経路が有効なうちは見えてはいけないので、Administrative Distanceを編集して普段は見えないようにしておく(Floating Static)
・track 1をつけてしまうと、ISP1への到達性がある場合に有効になってしまうので、【2】のコマンドと重複した等コストマルチパス(ECMP)になる。また、ISP1への到達性がなくなると無効になるので、要件にある「ISP1への到達性がなくなった場合、ISP2に切り替えを行う」ができなくなってしまう。
んです。

つまり
・ISP1への到達性がある場合は、【2】の経路だけが見えてないといけない
・ISP1への到達性がなくなった場合は、【2】の経路が消えることで浮かび上がってくる(Floating)経路が有効になる
という構成を作る必要があります。そのため、トラッキングではなくAD値をいじる手法でないとだめ、という話です。

で、どうでしょうか?

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