Re: 問題ID:7188  OSPF DRの選出

この質問の投稿一覧へ

なし Re: 問題ID:7188  OSPF DRの選出

msg# 1.1
depth:
1
前の投稿 - 次の投稿 | 親投稿 - 子投稿なし | 投稿日時 2021-7-5 13:43
arashi1977  長老 居住地: 広島  投稿数: 1715
解説の
引用:
たとえ、S0/0でOSPFが有効化されていなかったとしてもRBのルータIDは「192.168.3.1」になります。
ここと
引用:
RouterAのWAN接続をしているシリアルポートは別のエリアに属するものとなり、RouterAのルータIDは192.168.1.1、DRはRouterCの192.168.1.3となると考えておりました。
ここですれ違いがありますね。
設問の図から見ると、S0/0はOSPFが有効化されているとは判断できないです。各ルータのFastEthernetインターフェースやSwitchはOSPFの円の中にあるのでOSPFが有効な範囲だと読めますが、RBのS0/0はその円に含まれていないので「OSPFが有効ではないインターフェース」と読めます。
(この図の読み取り方はわりと一般的です。ある領域を示す円の中に含まれていなかったら、その円のグループに属さない、という意味)

なので、この先の
引用:
RouterAのWAN接続をしているシリアルポートはエリア0とみなされ
については誤認です。OSPFが有効ではないインターフェースが(OSPFの)エリア0とみなされるという判断はできません。

ただし、この問題はS0/0がOSPF有効かどうかは問題ではなく、解説の
引用:
インターフェースがどのネットワークに属しているかや、インターフェースでOSPFが有効化されているかどうかはルータIDの選出に関係ありません。
が全てです。ルータ内でOSPFを有効化する際に「自分の中で有効なIPアドレス」を基準にルータIDを何にするか判定するので、RBにおいては「S0/0とFa0/0のうちアドレスがより大きい方=192.168.3.1」が選択された、というだけの話です。

よって
引用:
もしRouterA:S0/0:192.168.3.1/24がWAN接続ではなく、Fa0/1で別エリア接続だった場合、エリア0のRouterAのルータIDは192.168.1.1になるかと思います。
この仮定も成立しないです。WAN接続なのか、別エリアなのかは問題ではないです。

ルータIDの選出=自ルータ内で判定
DR/BDR/DROTHERの選出=各OSPFが有効なインターフェースで他のルータからの情報(申告してきたルータID)を元に判定

というところを今一度整理して診てはどうでしょうか?

投稿ツリー

  >フォーラム検索へ


Copyright (c) 2020 Ping-t All rights reserved.