問題ID: 12623

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前の投稿 - 次の投稿 | 親投稿 - 子投稿.1 .2 | 投稿日時 2015-12-20 12:30
Gateau1998  半人前   投稿数: 7
192.168.1.0/24のネットワークにおいて、RAをDRに選出させたい。RAをDRに選出する事が出来る設定はどれか。(3つ選択)

この問題の不正解となる選択肢に以下がありますが、これも正解ではないでしょうか?

「RAにLoopBackインターフェースを設定し、そのIPアドレスをRBのFa0/0とRCのFa0/1よりも大きいIPアドレスとする」


RB、RCともにLoopBackインターフェースについて触れられていませんが、「RAにLoopBackインターフェースを設定し、そのIPアドレスをRBとRCのどのインターフェースよりも大きいIPアドレスとする」が正解となっていることを踏まえると、触れられていない=LoopBackが設定されていないという解釈で良いように思います。

よろしくお願いいたします。
前の投稿 - 次の投稿 | 親投稿 - 子投稿.1 | 投稿日時 2015-12-21 9:09 | 最終変更
arashi1977  長老 居住地: 広島  投稿数: 1715
解説のこの部分を読み飛ばしてませんか?
引用:
ルータIDはデフォルトで、そのルータのアクティブなインターフェースのうち、一番大きいIPアドレスがルータIDとなります。
RAのルータID・・・192.168.1.2
RBのルータID・・・192.168.3.1
RCのルータID・・・192.168.1.3
RBのルータIDが一番大きいので、このままだとRBがDRとなります。
これ、RBのS0/0のアドレスですから、ご指摘の
引用:
RAにLoopBackインターフェースを設定し、そのIPアドレスをRBのFa0/0とRCのFa0/1よりも大きいIPアドレスとする
では、例えばRBのFa0/0より大きいが、RBのS0/0より大きくないアドレス(192.168.1.4とか)を設定するってことが含まれますから、その場合RBがDRになるので正答にならないですね
前の投稿 - 次の投稿 | 親投稿 - 子投稿.1 .2 | 投稿日時 2015-12-21 18:01
Gateau1998  半人前   投稿数: 7
RBのS0/0より小さいアドレスを設定してもRAがDRにならないでしょうか。

ルータIDは解説にある通り以下の選出順です。
1.ルータIDコマンドで明示的に指定したID
2.起動しているループバックインターフェースの中で最大のIPアドレス
3.起動しているインターフェースの中で最大のIPアドレス
RBのS0/0のIPアドレスは3で考える時に影響します。Loopbackはどこのルータにも設定していないのだとすると、仮にRAにLoopbackのIPアドレスが0.0.0.1でもDRに選出されるのではないでしょうか。


書いていて思ったのですが、ひょっとしてLoopbackインタフェースにIPアドレスが設定されている前提で回答する問題だったのでしょうか。。
同じく明記されていないプライオリティに関しては1が前提で「RAのFa0/0のプライオリティの値だけ2にする」が正解になっていますが。。

なし Re: 問題ID: 12623

msg# 1.1.1.1
前の投稿 - 次の投稿 | 親投稿 - 子投稿なし | 投稿日時 2015-12-21 18:50
arashi1977  長老 居住地: 広島  投稿数: 1715
やってみましたけど、解説のとおりですよ?

まず、以下のように各インターフェースにアドレス割り当てします。また、show ip ospfでOSPFが動作していないことの確認もしています。
RA#show ip interface brief
Interface                  IP-Address      OK? Method Status                Protocol
FastEthernet0/0            192.168.1.2     YES manual up                    up
FastEthernet0/1            unassigned      YES unset  administratively down down
RA#show ip ospf

RB#show ip interface brief
Interface                  IP-Address      OK? Method Status                Protocol
FastEthernet0/0            192.168.1.1     YES manual up                    up
Serial0/0                  192.168.3.1     YES manual up                    down
FastEthernet0/1            unassigned      YES unset  administratively down down
RB#show ip ospf

RC#show ip interface brief
Interface                  IP-Address      OK? Method Status                Protocol
FastEthernet0/0            unassigned      YES unset  administratively down down
FastEthernet0/1            192.168.1.3     YES manual up                    up
RC#show ip ospf
で、設問の通り192.168.1.0/24のネットワークでOSPFを有効にしてみます。
conf t
router ospf 1
network 192.168.1.0 0.0.0.255 area 0
end
FULL状態になった後で確認したら、設問の通りRBがDRになっています。そしてルータIDも192.168.3.1とS0/0のアドレスになっていますね。
RA#show ip ospf neighbor

Neighbor ID     Pri   State           Dead Time   Address         Interface
192.168.1.3       1   FULL/BDR        00:00:38    192.168.1.3     FastEthernet0/0
192.168.3.1       1   FULL/DR         00:00:38    192.168.1.1     FastEthernet0/0

RB#show ip ospf neighbor

Neighbor ID     Pri   State           Dead Time   Address         Interface
192.168.1.2       1   FULL/DROTHER    00:00:36    192.168.1.2     FastEthernet0/0
192.168.1.3       1   FULL/BDR        00:00:37    192.168.1.3     FastEthernet0/0

RC#show ip ospf neighbor

Neighbor ID     Pri   State           Dead Time   Address         Interface
192.168.1.2       1   FULL/DROTHER    00:00:36    192.168.1.2     FastEthernet0/1
192.168.3.1       1   FULL/DR         00:00:36    192.168.1.1     FastEthernet0/1
では、Gateau1998 さんの言われるように、RAのLoopback0にRBのS0/0より小さく、Fa0/0のアドレスより大きいアドレス(192.168.2.1/24)を割り当ててみます。
RA#show ip interface brief
Interface                  IP-Address      OK? Method Status                Protocol
FastEthernet0/0            192.168.1.2     YES manual up                    up
FastEthernet0/1            unassigned      YES unset  administratively down down
Loopback0                  192.168.2.1     YES manual up                    up ←ここ
で、いったんOSPFを無効にして、再度192.168.1.0/24でOSPFを有効にしてみます。すると、やはりRBがDRのままです。もちろん、RBにはLoopbackとか設定してないですよ
RA#show ip ospf neighbor

Neighbor ID     Pri   State           Dead Time   Address         Interface
192.168.1.3       1   FULL/DROTHER    00:00:35    192.168.1.3     FastEthernet0/0
192.168.3.1       1   FULL/DR         00:00:34    192.168.1.1     FastEthernet0/0

RB#show ip ospf neighbor

Neighbor ID     Pri   State           Dead Time   Address         Interface
192.168.1.3       1   FULL/DROTHER    00:00:36    192.168.1.3     FastEthernet0/0
192.168.2.1       1   FULL/BDR        00:00:33    192.168.1.2     FastEthernet0/0

RC#show ip ospf neighbor

Neighbor ID     Pri   State           Dead Time   Address         Interface
192.168.2.1       1   FULL/BDR        00:00:35    192.168.1.2     FastEthernet0/1
192.168.3.1       1   FULL/DR         00:00:37    192.168.1.1     FastEthernet0/1
引用:
同じく明記されていないプライオリティに関しては1が前提で「RAのFa0/0のプライオリティの値だけ2にする」が正解になっていますが。。
インターフェースのOSPFプライオリティはデフォルトで1ですので、「1であることは大前提」ですよ

なし Re: 問題ID: 12623

msg# 1.1.1.2
前の投稿 - 次の投稿 | 親投稿 - 子投稿なし | 投稿日時 2015-12-21 20:33
antares01  長老   投稿数: 690
引用:
仮にRAにLoopbackのIPアドレスが0.0.0.1でもDRに選出されるのではないでしょうか

もしかして、ルータが複数あった場合、DRになるのは
優先1:router-id コマンドでルータIDが決まったもの
優先2:ループバックIFでルータIDが決まったもの
優先3:物理IFでルータIDが決まったもの
と思ってますか?

上記はローカルなルータだけの優先順位です。

例えば、RouterX は物理IF192.168.0.1 、RouterYはループバックIF 10.0.0.1であった場合、大きいアドレスを持つRouterXがDRです。
前の投稿 - 次の投稿 | 親投稿 - 子投稿なし | 投稿日時 2015-12-21 21:14
Gateau1998  半人前   投稿数: 7
arashi1977さん、わざわざ確認までして頂き恐れ入ります。
正直確認頂いた結果がなぜそうなるのだろう??と「?」が
ぐるぐるしていたのですが、antares01さんがおっしゃる通りの
誤解をしておりました。

個々のルータで3つの優先順でルータIDを決め、比較するんですね。

大変勉強になりました。
御親切にありがとうございました。

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