問題ID:21935

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前の投稿 - 次の投稿 | 親投稿 - 子投稿.1 .2 .3 .4 .5 .6 .7 | 投稿日時 2015-11-8 16:36 | 最終変更
iwahide  新米   投稿数: 4
「/etc/cron.allow」と「/etc/cron.deny」ファイルが存在しない場合、cronを利用できるユーザについての説明として適切なものはどれか、という問題ですが、

正解が、「rootユーザのみが利用できる」となっておりますが、
正しくは、「全てのユーザが利用できる」ではないのでしょうか?

ご確認願います。
前の投稿 - 次の投稿 | 親投稿 - 子投稿.1 | 投稿日時 2015-11-8 20:31
arashi1977  長老 居住地: 広島  投稿数: 1715
参考には「Debian系では全てのユーザーが使える」とありますが、iwahideさんの検証した環境はDebian系なのでしょうか?
私がCentOS7環境で確認したところ、問題ID:21935の参考の通りになりましたよ
前の投稿 - 次の投稿 | 親投稿 - 子投稿なし | 投稿日時 2015-11-9 4:39
834ty  新米   投稿数: 0
私もiwahideさんのように両方ない場合は全ユーザーが利用できると認識していました。
参考書などで調べても全ユーザの利用が可能と記載されており。
前の投稿 - 次の投稿 | 親投稿 - 子投稿.1 | 投稿日時 2015-11-9 10:44
lp12  新米   投稿数: 3
自分も以前学習したときの記憶では、両方ない場合は全ユーザが利用できると認識していました。
・・・が、今試してみたらroot以外のユーザでは利用できませんでした。

ちょっと調べてみたら下記の記述を見つけました。

allow ファイルが存在する場合、ユーザーがこのコマンドを使用するには、 そのファイル中に(そのユーザーが)リストアップされている必要がある。 allow ファイルは存在せずに deny ファイルが存在する場合、ユーザーがこのコマンドを使用するには、 deny ファイル中にリストアップされて いない 必要がある。いずれのファイルも存在しない場合、スーパーユーザーのみがこのコマンドを 使えるか、あるいはすべてのユーザーがこのコマンドを使えることになり、 そのいずれであるかはサイトに依存した設定パラメータによって決まる。
http://linuxjm.osdn.jp/html/cron/man1/crontab.1.html

サイト依存と書かれているので、全てのユーザも、rootユーザのみもどちらも正解になり得る感じですが、
セキュリティ絡みで今後は「両方ない場合はrootユーザのみ」が主流になっていくのかもしれませんね。

なし Re: 問題ID:21935

msg# 1.3.1
前の投稿 - 次の投稿 | 親投稿 - 子投稿なし | 投稿日時 2015-11-9 11:20 | 最終変更
arashi1977  長老 居住地: 広島  投稿数: 1715
もうちょっと細かいのを。

POSIX 1003.1 - man page for crontab (posix section 1posix) - Unix & Linux Commands
http://www.unix.com/man-page/posix/1posix/crontab
引用:
Users shall be permitted to use crontab if their names appear in the file
/usr/lib/cron/cron.allow. If that file does not exist, the file /usr/lib/cron/cron.deny
shall be checked to determine whether the user shall be denied access to crontab. If nei-
ther file exists, only a process with appropriate privileges shall be allowed to submit a
job.
If only cron.deny exists and is empty, global usage shall be permitted. The
cron.allow and cron.deny files shall consist of one user name per line.
COPYRIGHTにも
引用:
Portions of this text are reprinted and reproduced in electronic form from IEEE Std
1003.1, 2003
Edition, Standard for Information Technology -- Portable Operating System
Interface (POSIX), The Open Group Base Specifications Issue 6, Copyright (C) 2001-2003 by
the Institute of Electrical and Electronics Engineers, Inc and The Open Group.
とあり、例示されたドキュメントにある
引用:
crontab コマンドは、IEEE Std1003.2-1992 (``POSIX'') に準拠している。
よりも新しいので、新しい標準であるPOSIX.1-2001, SUSv3のXSI 準拠によって挙動が変わってるみたいですね。

参考情報としてですが、1003.1-1990と1003.2-1992は1003.1に統合されたらしいです。
http://www.opengroup.org/austin/papers/posix_faq.html
前の投稿 - 次の投稿 | 親投稿 - 子投稿なし | 投稿日時 2015-11-11 13:46
834ty  新米   投稿数: 0
lp12さん、arashi1977さん

詳しい情報ありがとうございます。
構築したCent OSでテストしたところ、
You (user1) are not allowed to use this program (crontab)
See crontab(1) for more information
と出たので新しいものはそのようですね。
参考書どおりではないことを確認できて安心しました。
前の投稿 - 次の投稿 | 親投稿 - 子投稿なし | 投稿日時 2016-2-11 13:32
hisasuke  新米   投稿数: 1
あずき本(LPICレベル1 第5版)を持っていますが、
「すべてのユーザーがcronを利用できる」と書いてありました。

このフォーラムを拝見したところ、
「rootだけがcronを利用できる」に読み替えたほうが良さそうですね。
前の投稿 - 次の投稿 | 親投稿 - 子投稿なし | 投稿日時 2018-6-9 0:05
tomytomy0725  新米   投稿数: 1
すでに過去何度も話題に挙がっているのですね。私も全てのユーザーが使えると認識しておりました。いろいろな意見がありますが、私個人の意見としては環境によって異なるような問題は、その旨を記載するか問題として廃止するべき!ですね。
前の投稿 - 次の投稿 | 親投稿 - 子投稿なし | 投稿日時 2021-1-2 23:02
Xingxing  新米   投稿数: 1
問題ID : 4904 で同じ問題があり、ここへたどり着きました。
スピートマスター問題集ver5.0対応でも「全てのユーザーが使える」となっておりました。「rootだけがcronを利用できる」と読み替えて進めたいと思います。参考になりました。
前の投稿 - 次の投稿 | 親投稿 - 子投稿なし | 投稿日時 2021-1-21 20:00
darylg  新米   投稿数: 1
私も、問題ID : 4904 の回答が参考書(小豆本、スピマス)の内容と違うため悩み、こちらにたどり着きました。「rootだけがcronを利用できる」に読み替えます。非常に参考になりました。有難う御座います。

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