Re: 問題ID:17983

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なし Re: 問題ID:17983

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前の投稿 - 次の投稿 | 親投稿 - 子投稿なし | 投稿日時 2022-2-10 21:39
arashi1977  長老 居住地: 広島  投稿数: 1715
引用:
『グループ値』の値は、すべての種類(CoS,IPP,DSCP)のマーキングにおいて定義するものなのでしょうか。

また、信頼境界のデバイスによって定義されるのでしょうか。

マーキングにおいてどのような役割を持っているのでしょうか。
QoSグループ、イメージしにくいですよね。

まず、解説には以下のように書いてあります。
引用:
QoSグループ値(QoS groups)は、ルータが内部的に付けるマーキングです。

同様に参考URLの先に以下の記述があります。
引用:
パケットを QoS グループに分類できます。 パケットは、デバイス内で処理されている間だけ、QoS グループ値でマーク付けされます。

どう言うことかというと
・QoSグループの値は他のネットワーク機器に通知するものではない
・QoSグループはネットワーク機器「内部」で参照する「マーキング」
であると言うことです。
つまり、「信頼境界で付与できない」値であり「機器内部で参照する」ための値なのです。

実際の処理のイメージだと
・CoS/IPP/DSCP:受け取ったパケットに「既に付与されている」マーキング情報であり、そのマーキングによって「受信した時点で」QoS処理の対象となる
・QoSグループ:受信したパケットのマーキングによらず、「受信後に機器内部でどう扱うかを決定するため」のマーキング情報
と言う話です。

例え話をすると
・CoS/IPP/DSCP:郵便物の表についている「速達」の表示。各郵便局ではこの情報に基づき、「至急」扱いで配送を行う
・QoSグループ:社内の郵便物仕分けにおいて、社内ルールに従って経理部へのものは優先して配る。この際の優先度は社内の仕分けルール(部署、役職などで分けた優先度グループ)に基づく。
みたいな感じです。

逆にわかりにくかったらすみません…

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