Ciscoコマンド集/S/standby preempt    HSRPプリエンプションの設定

standby preempt

機種

Router(K)

モード

Inteface(M)

デフォルト

無効

IOS

11.3

試験レベル

BCMSN

構文

standby {Group-Number} preempt [delay] [minimum seconds | reload seconds]

使用例

Router(config)#interface fa0/0
Router(config-if)#standby 200 preempt

解説

HSRPプリエンプションの設定をします。
HSRPはアクティブルータがダウンした場合、スタンバイルータをアクティブとします。
しかし、元々のアクティブルータが復旧したとしても、自動ではアクティブに復帰をしません。
自動で復帰を行う様にする為に、プリエンプションの設定をします。

delayコマンドのminimumを設定する事で、該当インターフェースが復帰しても即座にactive/standbyの関係を戻さずに、設定した時間待機させる事が出来ます。

Router(config-if)#standby 1 preempt delay minimum ?
  <0-3600>  Number of seconds for minimum delay

delayコマンドのreloadを設定する事でルータの再起動後に設定した時間待機させる事が出来ます。

Router(config-if)#standby 1 preempt delay reload ?
  <0-3600>  Number of seconds for reload delay

Tips

参考リンク

ネットワークエンジニアとして HSRPとは
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タグ

HSRP 冗長化