ITILファンデーション(2011) 合格体験記: 合格しました。  
ユーザ名: curryman2013
投稿日付: 2016/5/9
閲覧数: 879
 
【受験日】
2016/5/8

【取得点】
85%

【何回目の受験か】
1回目

【学習期間】
3週間

【使用テキスト】
ping-t
IT Service Management教科書 ITIL ファンデーション シラバス2011

 --特にお勧めを教えて下さい
ping-t

【学習方法】
1週目 用語の暗記と各単元の全体像の理解に時間を使う。

    ping-tの問題文を読んでも、何について問われているのかさっぱりわからなかった。
    そのため、問題文を読むだけで頭が拒否反応を起こす。

    そこで、ping-tの解説や図をノートにまとめることで、
    用語の暗記に努めるとともに、各単元の全体像を把握することに時間を使う。

    ping-tの問題を各単元ごとに複数回解いたが、それは正解することが目標ではなく、
    各設問や、解説を繰り返し見ることで、出題パターンや各単元の内容を頭になじませることが目的。
    そのため、回答はあてずっぽうで、各単元をとにかく早くたくさんこなすことに注力する(速読の要領で答えを見て覚える)。



2週目 間違いやすい用語の細かな違いと、各単元の詳細を理解することに時間を使う。

    1週目のおかげで、頭が拒否反応を起こさなくなり、各単元の問題も6割程度正解するようになった。

    そこで、点数の底上げのために、似ている用語の細かな違いと、各単元の詳細を理解し、暗記することに時間を使う。

    例)間違いやすい用語の細かな違い
      ・事業継続性管理と事業継続性計画
      ・各測定基準
      ・権限とIDとアクセスの違い
      ・ITサービスの価値(有用性と保証)とサービス資産(リソースと能力)
      ・変更提案、変更要求、変更管理、変更リスクなど、「変更」と付く用語のそれぞれの意味

    例)各単元の詳細
      ・サービスライフサイクル毎のプロセスと達成目標
      ・7ステップの改善プロセスとPDCAサイクルとDIKWの相関関係
      ・問題管理やインシデント管理の一連の流れ
      ・変更管理の7つのR

    それらを暗記するために、問題で問われた内容に関連する内容も、解説を見る際に紙に書き出していた。
    (変更提案について問う問題の場合、変更要求、変更管理、変更リスクがそれぞれどのような内容だったかを書き出す)



3週間目 ひたすら問題を解き続けて、金にする。

     ここまでくると、90%以上の正解率が出せるようになる。
     あとは、受験日までひたすら問題を解き続け、全問を金にしてはリセットして…を繰り返した。


 --苦労した事と、出来ればその解決方法を教えて下さい

用語の暗記と、各単元の詳細な理解が大変だった。
サーバの運用保守を2年近く行ってきたが、聞いたことがない用語ばかりで、頭が拒否反応を起こしたので、それを取り除くのに苦労した。

【試験の感想】

LPICやCCNAより、日本語訳が怪しくないので、各設問で問われる内容が理解しやすいから解きやすい。
用語がきちんと理解できていれば、合格できると感じる。

【受験者へのアドバイス】
試験では、消去法である程度正解は絞れるので、完璧に暗記をしようとしなくても、合格圏には到達できる。

※明らかにその設問で問われた内容から外れた選択肢や、「誤っているものを選べ」という問題の選択肢に1つだけ他の単元のものが混ざっている(3つだけサービスストラテジの用語だが、1つだけサービスオペレーションの用語)ため直感的に正解がわかる選択肢など。

うっすらとでも、各単元の内容や、似ている用語の相関関係がわかれば、受験しても合格できると感じる。

【次の目標】
LPICレベル2
 
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