CCNA(ICND2) 合格体験記: 合格しましたが、思ったよりもギリギリでした…  
ユーザ名: geoselmer
投稿日付: 2015/4/16
閲覧数: 2084
 
【受験日】
2015/4/15

【取得点】
841点

【何回目の受験か】
1回目
※2012年6月に前回のCCNA(2009年6月取得)が失効し、今回は再認定の為の受験

【学習期間】
約2か月半

【使用テキスト】
ping-t
黒本
関連サイト(下記参照)

 --特にお勧めを教えて下さい
ping-t

【参考にしたサイト】
ping-t(合格体験記など)
ネットワークエンジニアとして
3 Minutes Networking
30 Minutes Networking


 --特にお勧めを教えて下さい
ping-t(合格体験記など)
ネットワークエンジニアとして
3 Minutes Networking
30 Minutes Networking

【学習方法】
現行のICND2対応のテキスト(黒本)を本年1月下旬に購入、最初は電車での移動時間中や休憩時間を中心に黒本をダラダラと読み、3月下旬頃からping-tの問題集に着手しました。
問題集は全て「銀」に→分野別のICND2全分野選択で1回あたり20〜30問を数回繰り返し、半数ほどを「金」に。

一旦「銀」になって2回目の出題で誤答し「銅」となった問題を中心に、黒本を読み返したり関連サイトを見たりして復習しました。
コマンドや各分野の要点をノートに記してまとめておりました。

自宅の自室だと落ち着かないので、時間がある日は近くの図書館にある学習室で7〜8時間ほど集中して取り組みました。

コマンドは「コマ問」を何度か繰り返して覚えました。

 --苦労した事と、出来ればその解決方法を教えて下さい
とにかく、覚えることが多かったです。前回のICND1受験が2013年9月で、ブランクも長かったので…。
丸暗記ではなく、それぞれの分野における基本ロジックを理解しておくことが大切なのであるのかと思います。
あと、問題は繰り返し行った方がよいですが、解答を覚えてしまい学習の効果が薄れてしまうので、終盤は2〜3日間おいてから問題に臨んでおくのがベターかと思います。

黒本だけだとどうしても理解しづらいところもあるので、関連サイトを見るなどして理解を深めるよう努めました。
(「3/30 Minutes Networking」のアニメーション解説でようやく掴めたところもありました)

【試験の感想】
試験は、3問のシナリオ問題(EIGRP/OSPF/フレームリレー)と、選択式問題、D&D問題が出題されました(シミュレーション問題は出題されず)。
最初の10問ほどは選択式問題とD&D問題で、その後1つ目のシナリオ問題が出題されました。
序盤5問目から正解かどうかあやふやだったところが出てきて、モチベーションが下がり、そのタイミングでシナリオ問題が出てきたので、その時は暗雲が立ち込めた感じで、一瞬「ダメそうかな」とも思いました。

内容としては、VLAN、スパニングツリー、L3冗長化(GLBP)、スタティックルーティング、EIGRP、OSPF、WAN(PPP)、フレームリレー、ポートセキュリティ、SNMP、NetFlowなどまんべんなく出題されました。とにかく基本的な内容を問うものが多かったです。また、show系コマンドの出力結果から読み取るものも少なくありませんでした。
※「リンクアグリゲーション(EtherChannel)」については出題されませんでしたが、実際はランダムに出題されるのかと思いますので、学習はした方がいいです

予てから噂されていた「わかりづらい日本語」は、ウソではありませんでした。小生が受験した時も一部の問題で出てきており、酷いものは単語ではなく文章そのものが日本語になっていなかったり、コマンドラインに一部カタカナが含まれておりました。その様な問題は数字をあてにして問題の意味を掴んでいきました。

特に、スパニングツリーのパスコスト計算やEIGRPのシナリオ問題で時間がかかり、残り時間20分の段階で23問しか解けておらず、その後はやや巻いた形で解答に臨んでおりました。最後の問題の時点では残り2分で考える余裕がありませんでした。

最後の問題終了後、合格するかどうか判らない心境でしたが、無事合格に至ることができました。ただ、当初小生が目標としていた880点には届かず、あと数問落とせば不合格という結果でした。やはり「知識があやふや」だったところを突かれた問題で落としたのかと感じました。

【受験者へのアドバイス】
先述しましたが、各項目において基本的なロジックを掴み、「自分の言葉で解説できる」レベルにしておかないとやや厳しいかと思います。そうでないと「わかりづらい日本語」をはじめ、「どのような言い回し」でもスムーズに解けないのかと思います。「あやふやな知識」が大きな落とし穴で、本番で本来の力を発揮できずモチベーションが下がってしまいますので…。

これは小生の反省点ですが、ping-tの問題集だけで満足(※)せず、黒本の章末問題や他のサイトなどの問題も解いておくべきでした。あと、直前のping-tの「模擬試験モード」をサボっておりましたが、本当に理解したのか確かめるのなら、必ずやっておくべきだと思います。
※8〜9割はping-tの問題集でも十分ですが、プラスαの知識として他の問題にも着手するのがおすすめ

各show系コマンドの出力結果は確実に理解、あとトラブルシューティングは解決に至るまでのフローを掴んでいった方がいいです。
※これについては、実機を触れた方が理解が早いかもしれません

最後に、「テキストを読むだけ/関連サイトを見るだけ」では理解が浅い(個人的感想ですが…)ので、ノートに要点をまとめていくのがおすすめです。試験対策だけではなく実務でも使えそうなので、皆さんそれぞれの「虎の巻」をつくって合格へ導いていきましょう。

【次の目標】
CCNP、LPIC、その他諸々
 
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