CCNA(ICND2) 合格体験記: 2週間かけずに取得  
ユーザ名: starclad
投稿日付: 2014/8/24
閲覧数: 4099
 
【受験日】
2014/8/23

【取得点】
854点(合格最低点は825点)

【何回目の受験か】
1回目

【学習期間】
2週間弱

【使用テキスト】
シスコ技術者認定教科書 CCNA Routing and Switching ICND2編

【参考にしたサイト】
Ping-t

【学習方法】
当初は3週間での取得を考えていましたが、途中で当該資格を取れる自信がついたため勉強を2週間弱で切り上げました。
なので振り返ってみれば結構駆け足な部分もあったと感じています。

※以下に実際にやったスケジュールを示しますが、これは一例です。
 対象となるのは試験勉強に一日当たり約6時間を確保できる人向けです。

(1周目:月曜〜金曜)
まず適当な参考書を1冊買って5日で読み切ります。
特にSTP、EIGRP、フレームリレーの辺りを読み込みましょう。
VLANやOSPFについてはICND1で学習済みだと思うので飛ばします。

(1周目:土曜・日曜)
友人と会ったり買い物に行ったり、遊んでリフレッシュします。
暇があればPing-tのランダム問題で銅→銀にする作業を始めましょう。

(2周目:月曜・火曜)
ひたすらPing-tで銅→銀にする作業を進めます。
特に間違えた問題はチェックして覚えましょう。
2日で400問以上の問題に取り掛からないといけないので一番大変だと思います。

(2周目:水曜・木曜)
Ping-tで銀→金にする作業を進めます。
一度解いているだけ月曜・火曜と比べれば楽だと思います。

(2周目:金曜)
参考書を流し読みします。
苦手な部分や出題されそうな部分(特にshowコマンド)を中心に読みましょう。
ちなみに私は予定が入っていたのでほとんど手付かずでした。

(2週目:土曜)
試験を受けます。

 --苦労した事と、出来ればその解決方法を教えて下さい
showコマンドはシナリオ問題を解く際に必須スキルのため、どのコマンドでどの情報が見られるか覚えるのに苦労しました。
こればかりは実際に書いて覚えた方が早いと思います。
私の場合は外出先で読めるようにメモ帳にそれぞれコマンドを書き込んで、電車内の時間等を使って覚えました。

【試験の感想】
シナリオ問題が3題(EIGRP、OSPF、フレームリレー)出ました。
最初に出題されてshowコマンドを打ちこむ際になぜかテンションが上がってしまい無駄に時間を費やしました。
これは普段実機を触っていないための弊害だと思います。
また、最後の問題がシナリオ問題で、残り7分で小問4題を解かなくてはならなくなったのは辛かったです。
確か残り3秒で全問終了したと思います。

ドラッグ&ドロップ問題は2題出ました。
さほど難しくないです。

それ以外だとSTPに関する問題が比較的多かったと思います。

全体の約2割に変な日本語が使われています。
その酷さはICND1の比じゃありません。
コマンドがなぜか日本語になっているのはやめて欲しいと思いました。

【受験者へのアドバイス】
今回受けた試験の出題頻度を表すと
STP>OSPF≧WAN>EIGRP>>VLAN>FHRP≧ポートセキュリティ≧NetFlow
といった感じでしょうか。
OSPFやEIGRP等はシナリオ問題全体を1問としてカウントしているため、小問を別途加えるなら優先度が高まるでしょう。

STPは試験の得点源になります。
Ping-tで確実に解けるようにしておきましょう。

IPv6やサブネットについては試験でほとんど出ないので
優先順位は最下位で構わないと思います。
私が受けた時は一問も出ませんでした。

実際の試験では後回しという概念があり得ないので考え込んでしまうこともあるでしょう。
しかし他の問題(主に不明瞭な日本語の読解・シナリオ問題)に時間が取られる可能性が極めて高いので、ミスしない限度でスピードを求めると高得点が取れると思います。

この体験記を読んだ皆さんの合格を祈っています。

【次の目標】
Oracle Master(Silverまで)、基本情報
来年以降に必要があればLPICレベル2かCCNP
 
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