CCENT(ICND1) 合格体験記: 落ちたかと思いました  
ユーザ名: starclad
投稿日付: 2014/8/11
閲覧数: 1326
 
【受験日】
2014/8/10

【取得点】
828点(合格点は804点)

【何回目の受験か】
1回目

【学習期間】
1ヶ月弱

【使用テキスト】
シスコ技術者認定教科書 CCENT/CCNA Routing and Switching ICND1編

【参考にしたサイト】
Ping-t

【学習方法】
受ける前の状態は「IPv4アドレスは2進数なんだろ?」程度の知識です。
それまでにLPICレベル1を取得していたので、新たにネットワークの知識を仕入れたく思い受験を決意しました。

まず適当な本を1冊買って読みます。
私は実機に触ったことが無いのでスイッチやルータの役割はネット上から吸収して学んだ部分もあります。
スタティックルートやらOSPFやら理解が追いつかない部分はとりあえず読み流して、まず1周読み切ってから該当部分を重点的に読み込みました。

本が2周目に入る段階でPing-tで銅を銀にする作業を始めます。
最初からランダムで20問解き、間違えた箇所を復習しましょう。
私には金にするほどの時間的な余裕が無かったので(それどころか全部銀にしきれなかったくらい)あまり力を入れなかったのですが、これをやることで教科書に書いてない知識やうろ覚えの知識を吸収できます。
時間に余裕がある方は積極的に解いていきましょう。

 --苦労した事と、出来ればその解決方法を教えて下さい
1.showコマンドについて理解が無いと、シミュレーション問題で苦戦します。
 反面、例えば「Helloパケットはどのコマンドで見られる」とか頭の中で思い浮かべられるようになっていると楽に試験を進められるでしょう。
 ちなみに私はコマンドの役割を全然覚えられなかったので、実際の試験に出てきたシミュレーション問題はかかわりのありそうなshowコマンドをひたすら入力して探し続ける羽目になりました。
2.得点源となる問題を作っておきましょう。
 とりわけサブネットに関する知識は慣れれば100%解けるようになります。
 落ち着けば解ける問題を落とすと合格は厳しくなるので、百発百中になるくらいは学習しましょう。
 初心者ながらの助言として、他の得意分野になれそうな問題はACLとNATだと思います。
 理由は作業する構図が比較的想像しやすいからです。
 なのでこの辺りも得点源にしておくと良いかも。

【試験の感想】
シミュレーション問題は3問出題されました。
どれもshowコマンドが使えないと解けない上、初めて試験を受けたこともありパニック状態に陥りました。
特に最初のシミュレーション問題は15分近くかけておきながらガタガタな出来だったと思います。

ドラッグ&ドロップ問題は2問出題されました。シミュレーション問題を解いた後だと楽に見えたのは気のせいじゃないでしょう。

フレーム・パケットの役割について、及びサブネットに関する問題は想像よりも多く出題されました。
終盤の問題を解いてる辺りで「これもう落ちたんじゃね?」と前述のシミュレーション問題で失敗した影響を引きずり自暴自棄になっていたところでサブネットの問題が出てきた瞬間、なぜかポジティブになれたのは良い思い出です。

一方でIPv6に関する問題はほとんど出なかったので、力を入れて学習するほどじゃなかったかなと思いました。

【受験者へのアドバイス】
当日は電車内で身分証一式を忘れたことに気付き、予約していた試験の開始後10分してから会場に乗り込みました。
この時点で焦っていたのですが、それでも最初の10分くらいはCiscoのチュートリアルがあるので気持ちを落ち着かせることができました。
こんなことにならないように、皆さんは忘れ物をしないようにしましょう。

LPICの試験と違い、一度次に進むと元に戻せませんし、見直しの猶予も与えられていません。
なので一つの問題に正確・迅速に対処できるように、常に時間を意識しましょう。
初めて受験する方はシミュレーション問題で結構時間を持っていかれることがあるので、特に注意しましょう。

本番の試験はたまに意味不明な日本語で出題されたりするので、できるだけ動揺しないように心がけると良いでしょう。
「変な日本語で出題される」という事実を私や他の合格体験記等で知っているだけでも心の持ちようは違うと思います。

この体験記を読んだ皆さんの合格を祈っています。

【次の目標】
ICND2
 
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