CCDA 合格体験記: 2回目の受験でギリギリ合格  
ユーザ名: masaton
投稿日付: 2014/8/3
閲覧数: 3343
 
【受験日】
2014/7/21

【取得点】
811点

【何回目の受験か】
2回目

【学習期間】
3週間

【使用テキスト】
・シスコ技術者認定公式ガイド CCDA【DESGN】(640-863J)
・[第3版] Cisco LANスイッチ教科書

 --特にお勧めを教えて下さい
・シスコ技術者認定公式ガイド CCDA【DESGN】(640-863J)

【参考にしたサイト】
特になし

【学習方法】
 1回目の受験時に公式ガイド(旧版)を1周分学習しましたが不合格
(700点)だったため、もう1周分学習して理解を深めました。
 また、Nexusシリーズなど、旧版の公式ガイドでは網羅されていない
範囲について、都度Web検索等で学習しました。

 --苦労した事と、出来ればその解決方法を教えて下さい
 日本語版の公式ガイドが旧版(640-863)のものしか発行されておらず、
網羅されていない分野の学習に苦労しました。

【試験の感想】
 日本語訳は他のCisco試験と同じように微妙です。
 シミュレーション問題は無かったので、試験時間には余裕がありました。

 CCDAはあまり学習する意味が無いと聞くことがありますが、現行
バージョンのCCDAではNexusシリーズやCisco UCSシリーズなど、
データセンタ向けネットワーキング、ストレージ、コンピューティングに
ついても試験範囲となっており、普段あまりCisco製品に触れる機会の無い
私としては有意義な試験だったと思います。

 また、従来からの試験範囲についても、CCNA以上CCNP未満レベルの
ネットワーク知識をベースに、Ciscoの推奨するPPDIOOライフサイクルや
フレームワーク、アーキテクチャモデルおよび各種Cisco製品群など、
ネットワーク設計の方式やモデルと製品の組み合わせ等を広く学習すること
ができます。

 Cisco製品群については、主にIPテレフォニー(VoIP)、セキュリティ、
ワイヤレス、QoSなどを広く問われますので、関連技術の復習にも役立ちます。

【受験者へのアドバイス】
 アソシエイトレベルですが、難易度はCCNAよりも高めな印象です。
 CCNP認定後に受けた方が良いかも。

・ネットワークの知識を問う問題については、CCNPをパスしていれば楽勝です。
 -マルチベンダ環境でのIGPには、EIGRPとOSPF、どちらを使用すべきか。
 -ISPとの接続では、どのダイナミックルーティングプロトコルを使用するか。
 -EIGRPのネイバー確立に必要な条件は? など。

・PPDIOOやSONA、アーキテクチャモデルの問題
 それぞれをしっかり理解しておけば、そんなに深い事は問われません。
 -PPDIOOの各プロセスで要求されることを問われる問題
 -シスコ エンタープライズアーキテクチャについての問題
  ビルディングディストリビューションの役割は?
  ネットワークマネージャを配置すべきモジュールは?

・製品群について
 -リモートのテレワーカーが接続するために必要な機器は?
  Ciscoの製品群から選択させられる。
 -ワイヤレスコントローラの各インタフェースの役割

・D&Dが多数出題されます。10問近くあったかもしれません。
 -ネットワーク設計段階での組織的な制約、技術的な制約、技術目標など
 -RMONやNetFlow等の役割を問うもの
 -セキュリティ製品群と使用用途をマッピング
 -エンタープライズキャンパスの各モジュールの意味
 -HSRPと冗長トポロジについて

【次の目標】
 CCNA Voice、Security、Wireless等の各分野や、上位のCCDPを目指そうと
思います。
 
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