CCNP TSHOOT 合格体験記: 心の準備が必要です。  
ユーザ名: gugugu_yama
投稿日付: 2013/12/7
閲覧数: 9395
 
【受験日】
2013/12/6

【取得点】
1000点

【何回目の受験か】
1回目

【学習期間】
3週間

【使用テキスト】
・ping-t コマ問プレミアムCCNP TSHOOT
・ping-t 最強WEB問題集CCNP TSHOOT

 --特にお勧めを教えて下さい
・ping-t 最強WEB問題集CCNP TSHOOT

【参考にしたサイト】
・ping-t
・Ciscoのデモサイト

【学習方法】
ping-t 最強WEB問題集CCNP TSHOOTを繰り返しやる。
普段実機に触る機械がない方は、コマンドに慣れる意味でコマ問プレミアムCCNP TSHOOTも有効だと思います。
あと、Ciscoのデモサイトで、PCからipconfigやpingのやり方、各機器のコマンド投入方法は慣れておくべきです。

 --苦労した事と、出来ればその解決方法を教えて下さい
最強WEB問題集CCNP TSHOOTは、PING結果やコマンド表示がまとめてくれているが、試験本番は自分でやらないといけない。なので、勉強するときから、コマンドをたたくつもりでやると良いと思います。後は、本番試験ではトラブルチケット1問につき、3問出て選択肢が

被疑機器→どの技術か→対処方法

と選ぶようになりますが、上記順番に選ぶとように心がけることが重要です。

【試験の感想】
ある程度、普段から実機に触っていますが、過去の試験傾向と大きく違うので、思ったことをそのまま書きます。
過去3回CCNPを更新していて、今回が4回目のCCNP更新でした。
前回まで黒本を中心に勉強していましたが、今回の更新はWEBサイトで評判の良いping-tのみでチャレンジしました。
合格体験記の感想と、過去の自分の経験で、ping-tで100%理解すれば、余裕で合格できるとなめて試験にのぞんだ結果。。。
かなり焦りました。。。

それくらい、試験本番の各機器の設定情報は複雑です。
出来る問題からやるという気持ちで、落ち着いてゆっくり取り組むことが重要だと思います。

トラブルチケットが12問出ますが、私の場合、どんな問題か一通り見ました。PCのipconfigとpingで、DHCPでアドレス付与される問題とされない問題を分けたのと、アドレス付与されている場合は、pingが飛ばない機器に当たりをつけました。サーバまでpingが飛べば、HSRP問題。問題にipv6表記があればipv6問題です。

12問の内訳は
DHCPでアドレス付与:7問
→その内、VACLバグ1問、etherchannelバグ1問
DHCPでアドレス付与されず:3問
→helperアドレスがloopbackひっかけですのでだまされないように。。
HSRP:1問
ipv6:1問

ここまで切り分けと心を落ち着けるまで30分かかりました。
この時点での感想は、ping-tとのギャップが大きすぎて、「1問も解けないかも。。。」でした。。

出来る問題からやろうと割り切って、数分考えて、間違いポイントが見つからなかったら次というように、やっていき1,2問解くうちに、「ping-tのポイントとほぼ同じだ」と気づきます。

その後はリズムを取り戻し残り時間25分残して合格しました。

【受験者へのアドバイス】
ping-tで100%理解が出来ていれば、切り分けポイントはping-t
の問題で出たものだけです。答えの丸暗記ではなく、自分なりの切り分け方法を確立するのが大事だと思います。

時間は135分とたっぷりあるので、ping-tのトラブルチケットが20問1時間以内で解けるレベルに達していると、他の方と同じように時間があまると思います。私の場合は、ping-tと本番試験のギャップに戸惑い、平常心を取り戻すまで30分かかりました。。

私が経験したバグ情報をまとめておきます。先人の情報も参考にした方が良いと思います。Ciscoがバグと理解して、どんな選択肢でも点数をくれているのかもしれませんが。。

・etherchannelでインターフェース番号違いバグ
 被疑機器→etherchannelを選んだ後に対処策を選ぶところで、該当箇所のインターフェース番号がありません。ただ、私の場合はそれを無視して正しい対処策を選んだ結果、点数をもらえました。

・vaclで対処策が出ないバグ
 被疑機器DSW1→vaclを選ぶと、対処策のところでまったく関係のない選択肢が出ます。被疑機器をDSW2→vaclとすれば、正しい選択しが出ますし、DSW1→その他の選択肢として、対処方法でvaclを修正する方法が出るのを選ぶ方法もあります。私は後者で回答したら点数をもらえました。

・DHCPでIPが付与されない問題で、helperアドレスがloopbackになっているひっかけ
 ping-tでは、切り分けの1つとなっているので、これを選びそうですが、別に原因があることの方が多いです。対処方法で出てこなければ、他の原因を探してください。

繰り返しになりますが、ping-tの問題はかなりまとめてくれているので、該当箇所を見つけやすい。本番環境は自分でその情報を引き出して、設定量が多く、ひっかけやバグがある中で、正しい答えを見つけ出す必要があるギャップがあるので、心構えをして、本番環境で平常心を保つことが重要だと思います。それが出来れば基本ping-tで十分です。

【次の目標】
しばらくお休みします。
 
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