CCNP ROUTE 合格体験記: 実務も実機も無いけれどROUTE合格できました  
ユーザ名: mari_e
投稿日付: 2013/6/30
閲覧数: 3354
 
【受験日】
2013/ 06/29

【取得点】
822点

【何回目の受験か】
1回目

【学習期間】
昨年末にスタートしたものの途中で放置したので実質2ヶ月くらい。

【使用テキスト】
CCNP ROUTEテキスト/日経BP
3分間ルーティング基礎講座
徹底攻略ポケットCisco CCNA

 --特にお勧めを教えて下さい

【参考にしたサイト】
Ping-t
30 minutes Networking

 --特にお勧めを教えて下さい
Ping-t無しでは合格にはとても及ばなかったと思います。

【学習方法】
Ping-tを分野別で解いて、解説で理解出来ないところを日経BPテキストで補完し、それでも分からないところは3分間ルーティングで噛み砕く…という感じで進めました。
全問金まで進めたところで模擬試験を解きつつ、コマ問やテキストでシミュレーション問題対策に取り組みました。

平日:通勤+昼休みで分野別問題集(計1時間できれば上々)
休日や早帰りできた日:コマ問(ALL選択で1時間くらい)、模擬試験(時間あるだけ)

 --苦労した事と、出来ればその解決方法を教えて下さい
ルーティングの実務経験が無く、ルーターを触る機会も無いため、まずはテキストで学習と読み始めたものの内容がなかなか頭に入らず、いったん挫折しました。
その後Ping-tメインに切り替えて合格に至ったので、少しずつでも継続できる方法をみつけることが大事だと思います。

【試験の感想】
一見「???」な問題もよく読むとPing-tで類似問題を問いたことがあるものばかりでした。それでもCCNAに比べたら格段に難しく、5分前に終了し結果もギリギリでした。

EIGRPとOSPF:キーワードはまんべんなく出題。
BGP:アトリビュートの優先順位。iBGPの接続や同期。
RIP:再配送やディストリビュートリスト。
IPV6:IPV4からの移行。

シミュレーションとシナリオ問題は合わせて5問くらいでした。

■OSPFエリア設定
エリア間で通信ができない原因を修正して疎通可能とする。併せてルータ負荷を減らすための設定を行う。

■EIGRP スタブルータ
外部ネットワーク側のルータがLAN側の経路情報を学習できない原因を修正して疎通可能とする。

■OSPFとEIGRPの再配送
冗長化されたネットワークで帯域幅の狭い経路をバックアップ回線として設定し、両端のネットワークで疎通確認を行う。

■PBR route-map
冗長化されたネットワークでHTTPのみ決まったルートを通るように設定し、疎通確認を行う。

■OSPF virtual-link
リンク障害で失われた経路情報や解決できるコマンドを選択する。

Ping-tの簡易シミュレータしか使ったことが無かったので、確認コマンドで想定どおりの結果が表示されたときは感動しました。

先人の合格者のお陰で大変助かりました。情報提供いただきありがとうございました。自分が受験して改めて、短期間に高得点で合格されている方々はスゴいなぁと思いました。

【受験者へのアドバイス】
日本語問題で要らない苦労をしないためにも、合格体験記で問題の傾向は掴んでおくことをおススメします。
シミュレーション/シナリオ問題はさんざん書かれているので、それ以外の一般の選択問題では「図のようなエラーメッセージが表示された or ○○○の設定をしたが想定どおりの結果にならない。→原因と解決方法を選択せよ。」系を押さえておくといいと思います。

実機がない人はコマ問を無料のところから復習したりCiscoのチュートリアルで本試験の仕様を掴むのも大事です。メインのコマンドは覚えていても、そこに至る基本コマンドが分からないと、努力が水の泡となってしまいます。わたしは直前で「enable」の存在を思い出しました。

【次の目標】
CCNP SWITCH
…に行きたいところですがネットワークスペシャリスト。
 
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