LPIC201 合格体験記: 基礎の組み合わせ+コマ問を抑えることが合格の鍵です Tweet | |||
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【受験日】 2013/ 4/27 【取得点】 700点 【何回目の受験か】 1回目 【学習期間】 約2ヶ月(試験会場の確保が困難の為、1ヶ月での受験を断念) 我ながらダラダラしすぎたかも(笑) 【使用テキスト】 ping-t最強WEB問題集・コマ問、あずき本・黒本 但し、ただ問題を解くだけでは、本番の切り口を変えた出題 に対応することは困難です。 基礎を抑えた上で、しっかりと内容を理解することが大切です。 101試験と違い、コマンドを覚えるだけでは解けない問題が多数 あります。 また、あずき本は詳細に書かれすぎており、試験に必要のない 情報が多数あります。 無駄を避けるためにも、まずPing-t最強WEB問題集に取り組み、 問題集で出題されている項目を中心に学習すると良いでしょう。 --特にお勧めを教えて下さい ping-t最強WEB問題集・コマ問 基礎力を養う上では最適の問題集だと思います。 但し、応用力を磨くには問題集で取り上げられているコマンドや 設定を実機で確認し、コマ問で取り上げられている問題は確実に 解けるようにしておく必要があります。 本試験では、コマ問を応用しているような出題も見受けられます。 しっかりとコマ問を理解すれば、そのような問題にも充分対応 できます。 【参考にしたサイト】 Ping-t --特にお勧めを教えて下さい Ping-t 【学習方法】 まず、Ping-t最強WEB問題集の201試験範囲を全て解き、間違えた 箇所、理解できなかった箇所を中心に問題集の解説をPowerPoint で資料風に纏め、プリントアウトして事あるごとにパラパラと目 を通すようにしました。 正直、しっかり纏めることさえできれば、あずき本を読む必要が ないほど解説は充実していると思います。 事実、あずき本は辞書代わりに使用したものの、殆ど利用すること はありませんでした。 あずき本は詳細に書かれすぎていて、理解する前に眠たくなります(笑)。 基礎力がないと、何を書いているかさえわかりません><。 よって、わたしは使っていません(笑)。 その後、問題集をオール金になるまで解きました。 何度も問題を解いている内に出題ポイントを掴むことができ、作成 した資料で目を通す箇所もある程度固定化するようになりました。 一通り基礎力が身に付いたと感じたので、黒本を解き進めた所、9 割近く解くことができました。 また、収録されている模擬試験で8割5分取れたので自信になりまし た。 しっかりと基礎力を身につけたので、多少切り口を変えられても正 答を導き出すことができるようになりました。 ただ、理解力ではどうにもならない、まったく知らなかった事柄も 幾つか出題されていたので、新しい知識として取り入れるようにし ました。 最後の総仕上げとして、Ping-t最強WEB問題集の模擬試験モードに 挑戦した所、全問正解したので、これをもって選択式問題の学習は 完了しました。 その後は、入力問題対策としてコマンドや設定ファイルのフルパス 入力学習に切り替え、試験範囲の入力問題を一通り学習しました。 また、実際の試験に近い状態で学習するため、毎日全範囲をランダ ムで30問×3解き、どのジャンルがどのような順番で出題されても 対応できるようにしました。 尚、30問ランダムに設定したのは、少し多めに設定して、多少入力 問題が多く出されても慌てないようにするためです。 最終的にコマ問30問で平均9割をコンスタントに出せるようになり ました。 --苦労した事と、出来ればその解決方法を教えて下さい ファイルシステムのコマンドが多く、オプションも似通っていたの で、覚えるまでに苦労しました。 作成した解説資料で、コマンドの機能ごとにまとめたので、何度か 目にするうちに判別できるようになりました。 また、DNSの/etc/named.confファイルのoptionsの各項目が複雑で 完全には理解できませんでした。 実際にBINDでDNSサーバを構築しないと、それぞれの項目がどのよ うに機能するのか理解するのは困難と思われます。 サーバ構築の手間を惜しんでしまったことで、本試験では大いに苦 しめられました><。 単に解説を読んで理解するだけでは、上辺だけの理解に留まると思 います。 余力があれば、是非DNSサーバを構築することをお勧めします。 【試験の感想】 Ping-t最強WEB問題集の内容はあくまで基本と考え、それを応用も しくはまったく未知の内容が出題されます。 但し、5割ほどは問題集の解説をしっかり理解できていれば、回答 を導き出せると思います。 単に問題集を解いただけでは、切り口を変えられると対応できない ので、周辺知識までしっかりと理解しておくことが求められます。 試験を受けた感覚では、全60問中基礎知識のみで解けるのは3割く らい、基礎を元にいくつかの要素を繋ぎ合わせる、もしくは周辺知 識から答えを導き出すものが4割くらい、まったく聞いたことも見 たこともない難問が3割くらいだったと記憶しています。 尚、明らかに出題範囲を逸脱しているものもあり、そのような問題 は答えの糸口すらわからない有様でした。 また、入力問題は15問くらいだったと記憶しております。 結果的に基礎知識だけでは合格ラインに達するのは難しいと言わざ るを得ません><。 基礎を組み合わせた応用問題にも立ち向かわなければなりません。 これらで得点できれば、難問が解けなくても合格ラインには達する と思います。 わたしの場合は、基礎を組み合わせた問題で答えを導き出すことで 得点を稼げたと思います。 基礎を応用できるよう、しっかりと概念を理解することをお勧めし ます。 あと、頭の片隅に残っていた知識で難問も幾つかは解けていたかと 思います。 まあ、出題運もあるので、場合によっては難問はまったくわからな いものばかりの可能性もあり、難問に固執して基礎問題が疎かにな っては本末転倒ですね。 尚、苦手のDNSは試験でも大いに苦しめられました><。 一度でいいからBINDでDNSサーバを構築していればよかったかも(笑)。 そして得意のはずのネットワーク構成も正解率良くないとかなぜだ(笑)。 まあ、難問の部類がやたら多かった気もしますが。 元ネットワークエンジニアの名が泣くぞ(笑)。 大いに反省して、202試験に臨みたく存じます。 尚、セクション毎の正解率は下記の通りです セクション毎の正解率 Linuxカーネル 80% システムの起動 100% ファイルシステムとデバイス 80% 高度なストレージ管理 100% ネットワーク構成 76% システムの保守 85% ドメインネームサーバ 66% まあ、600点以上を目標にしていたので、予想外の出来だったか も。 会場予約の都合とは言え、学習に割ける時間が増えたことも大きか ったかもね。 【受験者へのアドバイス】 基礎を如何に応用できるかが問われますので、まずはしっかりと基 礎を押さえた上で、組み合わせ問題にも対応できるように、一つ一 つの項目を確実に理解していくことが肝要かと存じます。 試験範囲を逸脱した内容や、重箱の隅をつつくような難問に惑わさ れず、解ける問題を確実に解きましょう。 尚、市販されている問題集では、かなり細かい内容まで出題されて いるものもありますが、基礎なくして応用なしです。 まずはじっくりと基礎内容を反芻し、理解に努めましょう。 その上で、力試しのつもりで挑戦してみてもいいのではと思いま す。 あと、意外に見落としているのが多肢選択式の問題です。 退出する前に題意の通り複数の選択を行っているか今一度見直しま しょう。 【次の目標】 LPIC202 今度こそサーバ建てるかな(笑) あと就職もなんとかせねば><。 |
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