CCNA 合格体験記: 長文御免  
ユーザ名: wind_anthem
投稿日付: 2012/10/18
閲覧数: 1873
 
【受験日】
2012/10/13

【取得点】
930 点

【何回目の受験か】
1 回目

【学習期間】
4 ヶ月

【使用テキスト】
日経BP ICND1/2
OHM社 基礎からわかるTCP/IP
技術評論社 3分間ルーティング基礎講座
インプレスジャパン ICND1

 --特にお勧めを教えて下さい
上記テキストは、降順でオススメ。
基礎から必要なら、基礎からわかるTCP/IP
技術だけ必要なら、日経BP ICND1/2

【参考にしたサイト】
ping-t
CCNAイージス
他Google検索で引っかかるもの

 --特にお勧めを教えて下さい
ping-t ※理由:参考情報やリンクが充実しているため

【学習方法】
a.テキスト読破(3ヶ月)
b.職業訓練校(15日)
c.webテスト(7日)

 --苦労した事と、出来ればその解決方法を教えて下さい
S1. コマンドがまったく頭に入りませんでした。
A1. 解決方法は、l.機能設定に必要なコマンド数行を1セットで覚える、m.ルータなのかスイッチなのかEthernetなのかSerialなのかなど場面を意識して差別化して覚える、n.各種showコマンドはping-tの問題(プレミアムコンテンツICND2含む)で必要なトラブルシュート毎や参照箇所を間違えて覚える、3点で覚えました。

S2. サブネットやIPのプレフィクス計算が苦手でした。
A2. 2進数の加算減算に馴れるのは必須ですが、8bitを末尾から・先頭から1bitずつ加算減算したものを暗記したり、ネットワークアドレスやブロードキャストアドレスを算出する時間を減らすことで計算時間自体も減らせました。

S3. ping-tの問題で迷う選択肢がありました。
A3. 複数選択肢がある文章問題で日本語の意味が解釈しにくいものもありました。よく読むと、どのOSIレイヤの記述かがはっきりしていたり、似たような選択肢でも問題文の条件では成立しにくいものがあったり、技術的な理解と日本語的な解釈を深めることで解決する点が多々。

S4. シミュレーション・シナリオ問題対策ができません。
A4. o.実際にトラブル対応などを経験していると強いです。ますはレイヤ1からレイヤ2へと、徐々ににOSIレイヤを上げていって問題確認する手順を覚えましょう。p.トポロジを確認し、どこからどこまでが正常で、どこからどこまでが異常かを切り分けます。q.各種showコマンドを使用し、不足している設定や問題のある設定を見つけ出します。試験時間90分のうち、シミュレーションやシナリオに沢山時間を割けるように、それ以外の問題を早く回答できるスピードが欲しい所です。

【試験の感想】
・2年前、CCENTを790点不合格からのリベンジで合格しました。
・ping-tでICND1/2をオール銀にし、苦手な問題250問を何度も間違って覚えたおかげで試験時間は余裕をもって終えられました。
・シミュレーション・シナリオ問題は、最初出た時に戸惑ってしまって何から手をつけていいか分からず数分無駄にしました。
・仕事でやりなれたトラブルシュートをこなし、不足設定を見つける所まで行けたにも関わらず、コマンドを正確に覚えていなかったために正解出来なかったのが悔しいです。
・試験は回答見直し含めて、15分以上余らせて終えての点数なので、良しとしたいです。

【受験者へのアドバイス】
・暗記するまで問題を解き、正解がなぜ正解足りえるかの理由を説明できるところまで磨けば、それほど難しい試験では有りませんでした。
・はじめてネットワークを勉強する方にはとても高いハードルだと思いした。CCNAは、ルータとスイッチとCiscoデバイスの試験なので、どの機能がどの部分に当たるか意識付けて覚えられると整理しやすいと思います。
・OSI参照モデルなどのネットワーク基礎概論は合格後に覚えても遅くはないと思いますが、試験問題を深く理解するには必須です。初級エンジニアとしても必須知識かと思われますので、試験合格前後までにはマスターをお勧めします。
・本を読みましょう。ネット上や書籍上、筆者の文章のクセで理解し易さ、し難さが異なります。たくさんのCCNA関連書籍を手にとって、お気に入りを見つけられると勉強は捗ります。もちろんお気に入りサイトでも構わないと思います。
・問題回答時間を短縮するため、”馴れ”は必要です。ネットワークアドレスの計算など、数をこなして馴れておくと、試験時間を短縮しやすく難問に時間を割けます。馴れるために数を解きましょう。

【次の目標】
LPIC-Lv1(101&102) & ネットワーク関連企業への就職
> CCNP各種 or 陸上特殊無線技士 or 電気工事士 (※就職先に応じて)
 
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