CCNP TSHOOT 合格体験記: 未経験でも1000点! Tweet | |||
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【受験日】 2011/9/14 【取得点】 1000点 【何回目の受験か】 1回目 【学習期間】 2日 【使用テキスト】 黒本 ping-t 【参考にしたサイト】 ping-t 【学習方法】 ping-tのトラブルチケットを1周 黒本のトラブルチケットを1周 受験10分前にping-tのネットワークパフォーマンスの維持および監視をざっと眺める。(これがドンピシャでした) 【試験の感想】 ・ping-tと黒本の問題が、全てのトラブルチケットの被疑箇所をカバーしていました。 黒本から3問、ping-tから9問の的中でした。 ・もしかすると、リンクアグリケーションの被疑箇所は答えがなくて慌てるかもしれません。 その時は、それっぽい答えを選んでいれば大丈夫です。 (他の方の体験記にあるような「答えが無い問題」というのは、「被疑箇所が無い」というわけではなく、「選択肢に正当が無い」という意味です。全ての問題に必ず被疑箇所が含まれています。) ・ping-tよりshow runが複雑というのは、ping-tおなじみのIPv4の設定に加えてIPv6の設定も含まれているだけですので適切に切り分ければ特に問題ありません。(IPv4、IPv6、HSRPの問題は全て同じトポロジです) ・EIGRPがEIRGPに誤植。一瞬びっくりしたけど問題との整合性もしっかり取れていました。 【受験者へのアドバイス】 ROUTE、SWITCHの基礎知識がわかっているならば、特に新しく勉強することはありません。 ping-tと黒本のトラブルチケットを一周して、自身の障害の切り分け法を確立しておけば恐れるものは無いでしょう。 ping-tとの差分探しに翻弄しそうで怖いという方は 正しいコンフィグにおいて、PCからサーバまでのパケットの流れを正確に想像できるかどうか。 そして、その際どのようなコンフィグを入れれば上記のようなパケットの流れになるのか。きちんと他人に説明できれば問題ないと思います。 例:HSRPのDSW1がアクティブルータならば (1)IPアドレスを取得するまで PC1(DHCPパケット送出)→ASW1→DSW1(R4にDHCPリレー)→R4(DHCPパケット応答)→DSW1→ASW1→PC1(IPアドレス取得) (2)IPアドレスを取得後 →ASW1→DSW1→R4→R3→R2→R1→サーバ という流れが想像でき、DSW2とASW2はほとんどコンフィグを見なくても良いことが分かると思います。 --- 以下、参考になるかどうかはわかりませんが、自身の障害の切り分け方をメモとして示します。 ・ipconfigでIPアドレスを受け取っていない場合は以下のように切り分けました。 (1)ASW1でshow ip int briefでFa1/0/1がアップしているか? (2)ASW1のport-securityはどうか? (3)ASW1でshow int trunkのPo13にVLAN 10が入っているか? (4)DSW1でshow etherchannel summaryでPo13がSUになっているか? (5)DSW1のshow ip routeでD*EX 0.0.0.0があるか? (6)DSW1のvlan10におけるip helper-addressはR4のアドレスになっているか? (7)R4のDHCPの設定確認(no service dhcpは無いか?) ・show ip routeを基準とした、自身の障害の切り替え法を参考までに書き記しておきます。 (1)DSW1で D*EX 0.0.0.0があるか → 無いならR4とのEIGRPが確立していないか(show ip eigrp neighbors)、redistributeが上手く行っていない。 (2)R4で O*IA 0.0.0.0があるか → 無いならR3とのOSPFの確立が上手く行っていない(show ip ospf neighbor)か、完全Nssaになっていない。 (3)R1で B経路があるか → 無いならR5とのBGP経路交換が上手く行っていない。BGPのコンフィグかR1のACLを疑う。(隣のBGPスピーカからのアップデートを阻止していないか?) --- 【次の目標】 LPIC |
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