CCNP SWITCH 合格体験記: 少し詳細に。 Tweet | |||
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【受験日】 2011/ 9/ 11 【取得点】 846点 【何回目の受験か】 1回目 【学習期間】 1ヶ月 【使用テキスト】 Cisco公式ガイド 黒本 CCO --特にお勧めを教えて下さい 黒本 【参考にしたサイト】 ping-t Networkエンジニアとして 【学習方法】 私はネットワーク経験1年目のエンジニアの卵です。 人事目標としてCCNPの取得とされてしまい、嫌々取らされているのですが、実機を触る機会がほとんどありません。 目標として設定されている以上、暗記してでもCCNPを取らなければなりません。…あぁ、苦しい。どうすればいいのだろうか。 そんな私に共感したいただける方のために、この合格体験記を書きました。 少しでもお役に立てば幸いです。 --- CCNP SWITCH試験は、ROUTE試験と違ってGNS3でエミュレートできません。 そのため、実務経験がないエンジニアにとっては暗記・暗記の連続で「我慢」の試験となると思います。 私はコマンドは単語帳に書きなぐって覚えました。なのでおそらく明日には忘れているだろうと思います(ペーパーNPへ大きく前進!) --苦労した事と、出来ればその解決方法を教えて下さい 暗記の連続だと「どこまでやればいいんだろう」という壁にぶち当たると思います。しかし試験は「ROUTEに比べると、意外に深いところまでは求められないんだな」といった印象でした。浅く広く、重要なところだけをかいつまめば受かる試験だと感じました。 では、「重要なところ」とはどこなのか。下記の「試験の感想」に記します。 【試験の感想】 ゆっくり問題文を読みながらやっても本当に時間が余ります。 設問に対しても、CCNP ROUTEに比べると「日本語がわからない」という問題はほとんどありませんでした。 私の場合シミュレーション問題が3問、シナリオ問題1問でした。 ■シミュレーション問題(合計:35分程度) (1) VLANとVTPとEtherChannel(難易度普通。求められている設定量が多く、読み解く時間が必要。私は20分程度取られました。) (2) VLAN間ルーティング(L3SWの基礎設定、複雑設定なし。) (3) dot1x認証(radiusサーバ)とVACL(ping-t、黒本と全く同じ問題のため難易度は簡単。) 以上から、いわゆる難問は私の試験では問われませんでした。 (1)のVLAN関係の問題は設定が複雑なので、じっくりトポロジとshowコマンドを眺めてください。例えここで時間を取られても焦る必要はありません。 ■シナリオ問題 HSRPのトラブルシューティング。合計6問(うち1問は答え無し) L3SW冗長構成による複数VLANの負荷分散。 まずはshow runを見て、HSRPの設定(priorityとかtrackとか)をメモ用紙に書き取ると簡単です。 ■選択問題 黒本、ping-t(特に黒本)から同様の問題が多数出ました。 黒本は全部眺めておくと良いかもしれません。 全体の難易度は… ・ 難問… 1割弱 ・中程度… 6割 ・ 易問… 3割 (黒本に出てくるような、完全暗記問題が全体の2割程度出ました) --- ペーパーSEの勉強法について 幾つかのFeatureを、以下の4つに分類してみました。 上に行くほど重要度が増します。 □絶対に理解が必要!実機を買ってでも理解したほうが良い ・L3SWとVLAN間ルーティング(問題の比重が大きかった、シミュレーションも2問登場) □ある程度は理解したほうが良いが、頭の中でシミュレーションできていれば大丈夫 ・STP(ほとんどRSTPの問題、MSTが申し訳ない程度に出てくる。) ・特にSTPの保護は必須です!6〜7問程度出てきたので、比重は大きく感じます。 ・セキュリティ(暗記量が多いので、時間を多く取るほうが良いと思います。問題も5〜6問出ました。) ・DTPとVTP(ほとんどCCNAレベルだが、比較的多く出題される。) ・リンクアグリゲーション ・ファーストホップの冗長化 ・音声 □意外に出た問題 ・設計と実装(3問程度出ました。「VLAN間ルーティングの実装における必要な観点は次のうちどれか?」のような問題) □正直、直前の暗記でも事足りる分野 ・Wireless(黒本暗記で十分。わざわざ白本を読むほどでも無いと思う) ・ネットワーク管理(黒本暗記で十分です。) 【受験者へのアドバイス】 問題の傾向と私の経験から、以下のように勉強すれば合格に近づくのではないかと思います。 ・まず、白本で使われるFeatureを確認する ・確認したFeatureは全てGoogle先生に教えてもらう(白本は少し抽象的に書かれているため、白本ベースの勉強だとただいたずらに時間を取られるだけだと思います。特に無線…。) ・勉強量は、上記の4つの比重通り。VLAN間ルーティングは完璧な理解が必要!DTPやVTPはCCNAレベルです。 1度簡単に全てのFeatureを網羅した後、Ping-tや黒本を読んで理解を深める。白本を補足程度に読んで、Featureに対する理解を更に深める。 【次の目標】 CCNP TSHOOTでCCNP! …結局暗記なので全然SWITCH分野を理解していないが、果たして業務で役に立つのだろうか…。 |
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