LPIC101 合格体験記: まずは101を。 Tweet | |||
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【受験日】 2011/06/15 【取得点】 720点 【何回目の受験か】 1回目 【学習期間】 (102込みで)約2ヶ月? 【使用テキスト】 あずき本・青本 --特にお勧めを教えて下さい あずき本 【参考にしたサイト】 Ping-t、カプセル道場、サポート・ユー、暇問、@IT、etc... --特にお勧めを教えて下さい Ping-tは「学習環境」としては他サイトを抜きん出ていると思います。 【学習方法】 とある訓練校で学習。といってもその内容は講師といっしょにあずき本を輪読+αみたいなものでしたが (とか書くとここを見たクラスメイトに白い目で見られそうだ)。 で、そのままだと、ただ本にマーカーを塗る作業でしかなく、頭に入らないのは確実だろうと思い、学生時代ぶりに ノートを取ることにしました。ここでふと生じた疑問はレベル範囲関係なくきちんと調べてノートに書いておきました。 例えば「cat -nとnlの違い」「fileとtypeの違い」「sortとcutのデリミタ・フィールド指定の比較」やファイルフォーマットコマンドをマトリクスにするなど(mkfs -t ext3=mkfs.ext3=mke2fs -j)。 範囲が終わったら各種サイトの問題を解きまくります。Ping-tのコマ問は「書かせる」という点では非常に使えます。 問題集の方は中途半端に金2つまで。選択問題だけだと解答を覚えるだけになってしまいます。 もちろん間違ったところはノートの該当部分に追記していきます。 こうしていくことでノートはアンチョコになり、専用レファレンスとなり、さらに試験会場ではお守りになります(^_^;。 --苦労した事と、出来ればその解決方法を教えて下さい パッケージが特に苦手で、いまでも「rpm -q系」は完全に理解できてないという自信があります(ぇ これはもうすべてを一覧表にして日頃から眺めるという作業しかないと思います。 あとはシェル内のエスケープと環境変数もこれまた非常に苦手なのですが、ありとあらゆるパターンを 実際に入力してその挙動を確認していくしかないでしょう。 【試験の感想】 書籍や問題サイトでは一切出てこず、試験PCのモニタ内で生まれて初めて見るコマンドやファイル名を前に 「おいちょっと待てよ!」と思わず叫んでしまいそうになる出題に頭が真っ白になる瞬間もありましたが、 ほとんどが選択問題で記述は10もなく、そういう意味では問題運に恵まれたかなと思います。 しかしこの試験は「ここまでやればよい」というものがないので、達成感が乏しいですねえ……。 【受験者へのアドバイス】 :試験環境について: 評判通りの「意味不明直訳日本語」が出てくるので、たとえ日本語で問題の意味が理解できたとしても 英語での問題も必ず確認するべきだと思います。 あと、見直しはマークやらなんやらは付けずに2周しました。このダブルチェックで思い込み解答や勘違い解答の 修正ができました。ここで問題を解いてるみなさんは1周で90分ギリギリなんてことはないと思いますし、 確実に2周はできると思います。 :学習について: 101は確実に記憶試験ですから、コマンドはもちろん、オプションについても覚えておかないといけません。 もちろんオプションとその意味を全部覚えられるわけありませんから、最低限のだけ覚えておいて、 あとはうっすらと「ああ、こんなオプションのアルファベットがあったかな」程度のことを頭に入れておけば いざという時に消去法が使えるようになります。また、オプションはだいたい機能の頭文字とかそのへんなので、 その英単語で関連付けたほうがいいと思います。まあそうすると-rと-Rあたりでドハマリするわけですが (わたしはch〇〇コマンドなどでは-R、それ以外のcp、mvあたりは-rと覚えた)。 あと、訓練校での学習だったので実際にRH系の1Uや2Uのラックサーバーをインストールから行い、 自由に触りまくれたのが大きいと思っています。ですので、実務や学校に環境のない方は仮想環境を、 できればisoインストールからやってみるのがいいと思います。そしてインストール作業は複数回やってみましょう。 そして実際にコマンドを打ってmanする。infoする。ググる。その結果はきちんとまとめておく。 ここまでやらなくてもあずき本・青本・Ping-t・カプセルあたりで合格はできると思いますが、 合格が目標ではなくてLinuxが操作できることが目標であるならここまでやってもいいんじゃないかなと思います。 だって、たとえ範囲外で実務でも一切出てこないような「捨て問題」だったとしても 解けないのはやっぱ悔しいじゃないですか(^_^; 【次の目標】 まあやはり102でしょうか。 Cisco系やOracleも知りたいですね。 |
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