CCNP TSHOOT 合格体験記: 2問落としても満点??  
ユーザ名:
投稿日付: 2011/5/22
閲覧数: 3696
 
【受験日】
2011/05/22

【取得点】
1000点

【何回目の受験か】
1回目

【学習期間】
3日(実務経験は10年近くあり)

【使用テキスト】
なし

【参考にしたサイト】
Ciscoのデモと構成図
ping-t(復習問題とパフォーマンス維持・監視のみ利用)

【学習方法】
・Ciscoのデモで、画面操作と設問レベルを把握
・構成図をベースに、GNS3で試験環境を再現 x 2
#おかげでI/Fやアドレスを含めて構成が頭に入ってしまい
#試験中はほとんど構成図をみませんでした。

 --苦労した事と、出来ればその解決方法を教えて下さい
・GNS3/dynamipsの動作が安定しない…
console画面を開閉するとdynamipsがダウンしてしまう。
とくにc2600系のエミュレートで頻発。
仕方がないので、一度console画面を開いたら
そのまま開きっぱなしの状態で作業を進めました。

【試験の感想】
TSHOOTは実践的な試験なので、受ける前から楽しみでした。
CCNAからはじめて、BCMSN、BSCIと、この一ヶ月間
微妙な日本語の選択肢ばかり追いかけていたので尚更。

ただ、とても残念なことに、今回の試験では
トラブル・チケット12問中2問(いずれも被疑箇所はスイッチ)に
致命的な設問の誤りがありました。

ひとつは問題文中のI/F番号の記載ミスで、
もうひとつは「次へ」ボタンのリンク・ミスです。
後者は、被疑デバイス、関連技術と選択を進めた後、
なぜか関係ない技術のトラブル・シュート選択画面に
飛ばされてしまうというものです。

苦慮した結果、I/F番号の方は数字が違っていても気にせず選択、
画面リンクの方は、隣接機でなら正しい選択肢が表示されるので
そちらの方で正しい関連技術とトラブル・シュートの組み合わせを選択しました。
ちなみに隣接機は複数あり、いずれの画面でも同じ内容が表示されましたが、
一応、少しでも正解に近づけるようにという配慮から、
通信経路上の方の機器を選びました。

トラブル・チケットの採点に中間点があるのか分かりませんが、
もしなければ FAIL もありうる選択だっただけに、
試験中は(受験料を思い浮かべながら)かなりドキドキしました。

で、結果は冒頭のとおり。
結局、どんな選択でも良かったのかも…?

【受験者へのアドバイス】
・試験概要は以下のとおり
 - 試験範囲は、CCNA、BCMSN、BSCIから満遍なく
 - 設問レベルは、被疑箇所さえ特定できれば高くない
  (BCMSN/BSCIの選択肢問題でいうとほとんどが即答レベル)
 - 135分で、選択問題3問 + トラブル・チケット12問
  (チケット1つあたりにかけられる時間は10分程度)
 - コンソールで使用できるコマンドはごく基本的なものだけ
  (いちいち弾かれるのが面倒なので、後半はsh runだけで進めました)

・わたしの対策は以下のとおり
 - 構成図は隅々まで頭に入れておく(ほぼ同一の内容で出題されました)
 - 構成図の記載から、各技術が組み合わせてネットワークの動作イメージを固めておく
 - 同じく、トラブル・シュートのシナリオを用意しておく

・わたしのシナリオは以下のとおり
 - まずは端末でipconfigを実行し、DHCPによるアドレス取得を確認
  → NGの場合、R4(DHCPsv)、DSW、ASWを疑う
 - pingはルーティング・ドメインの境界機器(R1、R4、DSW)に対し、
  それぞれ手前側と向こう側のI/F宛てに実行
  → NGが発生した機器でネイバや再配布を確認

【次の目標】
6月中に、CCIP(QoS、BGP + MPLS)、CCIE(written)
ping-tさんには、これが最後の書き込みとなりますね。
お世話になりました。ありがとうございます!
 
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