LPIC101 合格体験記: ある程度のLinux経験者なら短期合格可 Tweet | |||
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【受験日】 2020/12/27 【取得点】 740点 【何回目の受験か】 1回目 【学習期間】 1週間(実質25時間くらい) 【使用テキスト・参考にしたサイト】 スピマス(1周、7時間) あずき本(1周+α、5時間) Ping-t(ミスと未出題がゼロになるまで、8時間) あとは systemd や GRUB やファイルシステムなどに関する長めの記事を適当に探して勉強 【学習方法】 スピマス通し → あずき本 → Ping-t で知識確認 【試験の感想】 Ping-t にはマニアックな問題も一部にあるので怯えていましたが、本番では意外とそういう印象はなく「仕事でも覚えておいて損はない普通の良問」が多い印象を受けました。各コマンドについても、代表的な数パターンの使い方を完全にしておくのが大事であり、Ping-t で何度間違っても脳が記憶を拒否するような稀なオプションやファイル名は、合格だけが目的なら無理に覚えなくて良かったかもしれません。 翻訳については全体的には言われているほど酷くはなく、むしろ読みやすい印象でした。が、1 問だけ酷い誤訳がありました。日本語だけ見ればとても自然な文なのですがどう見ても当てはまる選択肢がなく、妙だと思って原文を開いてみたら正反対の事が問われていました……。 【受験者へのアドバイス】 Web プログラミング用に Linux はそこそこ使っていましたが体系的な知識はなく、受験勉強を始める前の時点では以下のような感じでした。 ● apt-get, vi, .bashrc, df, shutdown, ps, chmod, ln あたりは(細かいオプションはさておき)当然のように使えるが、paste, ldconfig, renice, nl, blkid, modprobe などは聞いたこともない ● systemctl start/stop だけはできるが systemd という単語は知らない ● MBR や PCI やパーティションの概念は知っているが、設定したくなればその都度ググればいいじゃんと思っている 上記程度のベースが既にある人なら例え未見の問題でも勘が働きますし、短期集中でも十分合格できると思います。 Ping-t は素晴らしいサイトですが、個人的にはそれだけに頼って全問暗記するまで繰り返すのは辛すぎるし、知識にムラが出来てしまう(不要なことまで覚えてしまうのに穴も残ってしまう)ような気がします。記載のバランスはあずき本が一番良く、どこをどの程度覚えるべきか迷ったときはあずき本の記載量を参考にするのが一番信頼できる気がしました。 【次の目標】 102合格。ネットワーク系はずっと苦手意識があるので今回で克服したいと思います。 |
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