LinuC101 合格体験記: 合格だけならPing-tで充分(Ver10.0) Tweet | |||
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【受験日】 2020/09/02 【取得点】 626点 【何回目の受験か】 1回目 【学習期間】 だらだら2週間+前日詰め込み 【使用テキスト】 翔泳社のいわゆる「あずき本」 (Linux教科書 LinuCレベル1 Version10.0対応) --特にお勧めを教えて下さい 上記(詰め込み気味だが、試験の範囲はキッチリ抑えてるイメージ) 【参考にしたサイト】 Ping-t --特にお勧めを教えて下さい Ping-t 【学習方法】 テキストを章ごとにこなしつつ、Ping-tで問題を解く。 テキストは1周。Ping-tは(直前に始めたので)半周未満。銀1/3くらい。 ※ランダムでやっていれば、全章の典型問題をなぞれるので、 合格するだけなら何とか……。ものすごく助かった。 くれぐれも、こうはならないで。 コマ問もちょっとだけ。 別途、CentOSをちょいちょい弄り、気になったコマンドは試験範囲そっちのけで調べたり(だらだら2週間の原因)。 --苦労した事と、出来ればその解決方法を教えて下さい 暗記。 複雑な概念とか、細かい仕組みまでは行かず、 とにかくコマンドとオプション! ……なので、 地道にやっていた方が楽しく身に付くんじゃないかと。 【試験の感想】 「9割暗記、1割ひらめき」という印象。 NW系ベンダ試験では、トラブルシューティングのように 「与えられた情報をもとに様々な可能性から選択肢を特定する」感じの問題が度々出るが、LinuCにはほぼ無い。 ※ごくまれに、数種のコマンドの実行結果から、別のコマンドの実行結果を考えさせるものがある。こういうのは楽しい。 Ping-tや認定教科書と似た問題がチラホラ。問題自体が同じとは言わないものの、そこまで意表を突いた内容はない。「そんなとこまで聞く?」は何度かあったが、基本問題を抑えていれば合格自体に影響は出ない。 コマ問は必須ではない。記述式の問題は出るが、コマ問での対策必須とは思わない(暗記の延長で十分)。 理解は深まるし、思い出しやすいと思うが、単に合格が目的なら不要かと。 とにかく前述の通り、暗記が主体で「知っているかどうか」の戦い。そのため、時間が足りなくなることは基本的に無い。2週(回答、見直し)してもなお45分余る。 主催団体に関する利点として、一般的なベンダ試験でよくみられる「日本語との戦い」は皆無。これも、時間が余る理由かもしれない(おのれCis〇o……)。 【受験者へのアドバイス】 今の所、テキストや問題集(Ping-t)をやっていれば、全く歯が立たないような事態は起きないレベルかと思う。 とはいえ、一夜漬けはあまりにリスクが大きすぎるので、1か月程度かけてコツコツ知識を重ねた方が、知識習得の観点から言っても、健康的にも健全。 Linuxそのものに興味があって受験するのであれば、多少(というか結構)ムダもあるが、CentOSなりUbuntuなり使ってみるのもあり。実際に触ってみると身に付くという話ではなく、単純に楽しい。コマンドの動作で気になったら、試験は置いといて調べてみる……と、色々と興味深い(歴史的・技術的)記述に出くわしたり。ひたすらコマンドとオプションを辿るのは苦痛だけだが、楽しみがあるとモチベーションの維持もしやすい。 <総論> 合格を目指すだけなら、本当にPing-tで済んでしまうような印象を受けた。初心者の場合は、基礎固めと思って時間を掛けるのも悪くないと思う。 実務経験者は、102含めサクッと終わらせ、Level2,3を目指すべきかも。 【次の目標】 LinuC 102 |
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