CCNA 合格体験記: Ping-tのみ&未経験でCCNAとれました  
ユーザ名: LEVVIN
投稿日付: 2020/6/8
閲覧数: 5368
 
【受験日】
2020/6

【取得点】
938点

【何回目の受験か】
1回目

【学習期間】
2か月(但し、漠然と知識が欲しいと暇つぶし代わりにダラダラやっていた時期を含めると2年弱)

【使用テキスト】
Ping-tのみ、というか他の参考書は新CCNA対応してないので・・・

【参考にしたサイト】
わわわ辞典、あとは知らない単語を検索して出たきた各サイトたち

【学習方法】
Ping-tを分野ごとに。まず20問程度解く、意味を理解するまで説明を読み調べる、できたらまた解くの繰り返しで銅→銀
銀→金は50問単位とかで解く。全部金になったら分野別で全問解解く。ここで間違った問題は苦手傾向の把握のためにあえてそのまま銅にしておく。
そして次の分野の銅→銀に進む。全分野終わったら一度模擬試験を行い合格までのギャップを把握し、分野別のときの銅と模擬試験の銅から苦手分野を把握、そして徹底攻略。

 --苦労した事と、出来ればその解決方法を教えて下さい
まず、分からない単語の説明に知らない単語が5個とか6個も出てくる有様だったのが苦痛だった。SDNとは?→IBN?ソリューション?→何者だSD-Access→SD-Access「ファブリック」って何だよ・・・みたいな。
各サイトで自分が一番理解できた、分かりやすかった説明をExcelにまとめてマイ単語帳を作っていった。一度忘れた単語はマイ単語帳を追えばすぐ覚え直せるし、内容に不備があったら追記してという感じで単語帳を充実させていった。同じ要領でマイコマンド帳も作った。試験場に行くまではその単語帳を眺めて試験直前対策にもした。

【試験の感想】
実機未経験からすれば、コマンド入力問題がなくなったことは非常にハードルが下がった。そもそもCCENT取得狙いだったが、改訂で廃止になりほぼ諦めていたところにそれを知り、受験する意欲が湧いたくらい。未経験素人にはコマンドを見て何の動作か理解できても、それを実際に一字一句入力するのはぶっつけ本番に他ならないので。
前CCNAは知らないが、おそらく試験分野が広がったことから基本情報技術者試験みたいにスキルより知識量を求められているのかな、と思った。
傾向としてはPing-tでいう「インフラストラクチャの運用」の問題がすごく多かった。この分野、意味不明な単語が大量にあるが本気で理解しておいたほうがいい。あと適切にルーティングできるコマンドを選ぶ問題、Etherchannnelなども多かった印象。サブネットも一応出てきた。ケーブルの種類とか、当たり前すぎる問題は出てこなかった。
最大の敵はCisco語。Ping-t様には是非とも日本語のほかにCisco語にも対応していただくと本当の意味で最強問題集になれると思います。

【受験者へのアドバイス】
まず問題の問われていることを理解するのに非常に時間がかかるので、Ping-tの模擬試験を最低でも半分の60分で解けるくらいにしておかないと、絶対に時間経過に焦る。
他でも言われているとおり模擬試験で9割安定していたらとれると思うが、私は結果900点越えだったが試験中の心境としては8割も解けてるのか?と思うくらいビビりながら解いていた。試験中にブレない自信をつける意味では模擬試験95%安定にしてから臨んだほうが、時間経過の焦り分も含めると安パイだと思う。
Cisco語だが、「これはペンです、彼の」みたいに英語直訳のままの文の並びで日本語になっているのもあるので、落ち着いて日本語として適切な順序に並べなおして読むスキルも必要。
Cisco語の単語を理解するには、例えるなら「スパイダーマン」が「蜘蛛マン」みたいな表記が時折出てくる。だから「スパイダーマン」という単語丸暗記で覚えていると、何だこれは、となってしまう。必要以上に日本語になっていたりするので、問題文だけでなく選択肢の文も照らし合わせて、何を言っているのかを推測し「"スパイダー"マン」のことか!と理解する謎のスキルを求められる。
あと試験時間が2時間という長丁場なので、試験直前に目薬をさすとかブルーライトカット眼鏡をかけるなど目の疲労対策をしておくべき。目薬を持ち込んだりディスプレイを簡単に暗くしたりできないので。

【次の目標】
資格というより、得た知識をもとに各現場で環境を構築していきたい
 
カテゴリに戻る | カテゴリの一覧に戻る
Copyright (c) 2020 Ping-t All rights reserved.