LinuC304 合格体験記: 範囲を絞って効率的に合格 Tweet | |||
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【受験日】 2020/5/31 【取得点】 640点 【何回目の受験か】 1回目 【学習期間】 5/2〜5/6 少し期間を空けて 5/27〜5/30 合8日程度 時間にすると30H程度かと。 【使用テキスト】 【参考にしたサイト】 ・Ping-t ・徹底攻略 LPIC Level3 303 教科書+問題集[Version 2.0]対応 (通称黒本) ・適当な一般サイト 結論からいうと、Ping-tの内容だけでも合格できるとは思います。 ただ黒本は図解があったり、章末問題や、模擬テストなどもあるし、 なによりどれほどの範囲を勉強しないといけないのか、本という形で体感で把握できるのでオススメです。 大した金額ではないし、メルカリにでも売ってそうなので、買うといいです。 【学習方法】 最短合格のための道筋です。Linuc2.0 ではこれで通用します。 ※自分は業務でRHELに携わっていますが、仮想化とクラスタはまったく知らない状態で合格しました。 まず、以下の出題範囲をみます。 ○LinuCレベル3 304 出題範囲 https://linuc.org/linuc3/range/304.html ------------------------------------------- 重要度が高い主題ほど、試験において多くの 問題が出題されます。 ------------------------------------------- 主題ごとに、重要度が設定されており、試験の出題の8〜9割はここからでます。重要度が高い主題に学習リソースを集中してあてます。 まぁでも、仮想化の概念、クラスタの概念は前提として必須学習です。 ・xen ・KVM ・libvirt ・ロードバランスクラスタ ・フェールオーバクラスタ ここは、重点的にやりましょう。ping-tも当然すべて金にします。コマンドは、オプションや利用方法も覚えます。これはping-tローテーションしていれば勝手に覚えます。ping-t周りは、試験前日と当日で2周クライストよいとおもいます。解説をよみつつ、数をこなしていきましょう。 次点は下記です。 ・DRBD / cLVM ・クラスタファイルシステム 逆に、「330.4 その他の仮想化ソリューション」とかは(合格のみが目的ならば)やる必要はないです。 ping-tなどは大量の設問が用意されていますが、覚えるコマンドが大い割に、実際の試験では3問しか出ませんでした。仮想化ソリューションの大まかなイメージと、主要なコマンドが何か、余裕があれば覚えてくくらいでOKです。なにせ試験で出ませんからね。 模擬テスト(ping-tのものではなく、黒本の巻末のも)をやってみるとわかりますが、出題はかなり偏っています。学習前にちらりと眺めてみるといいかもしれませんね。 【試験の感想】 304は、レベル1よりは難しいけど、レベル202よりははるかに簡単です。 ただ、仮想化のほうは普段AWSとかVMとか触っていればイメージはつきやすいですが、クラスタは業務でふれないので結構大変でした。 ロードバランスクラスタやフェールオーバークラスタのアーキテクチャのイメージをつかめず、いろんなサイトをみて補完しました。 【受験者へのアドバイス】 今は、Linuc304 は version2.0ですが、クラウドとか仮想化とかの範囲は日々進化している部分です。そのうち、バージョンが上がると思うので、今よりとるのが難しくなると思います。 今は少ない学習コストでLPIC/Linuc レベル3の肩書きが得られるので、やってみるといいかもしれません。 あと、実務では多分役に立たないと思います。ですが、普段聞き流している単語について深く知れたので有意義でした。やってよかったと結構強く思います。 【次の目標】 ほんとはこの春セキスペ受ける予定でしたが、コロナで伸びました。 なので、秋にセキスペ頑張ります。 (試験がそちらへ移るという情報を聞いたので期待しています) |
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