LPIC202 合格体験記: LPIC202 合格したので感想 Tweet | |||
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【受験日】 2019/09/29 【取得点】 550点 (合格ライン500点) 【何回目の受験か】 1回目 【学習期間】 10日間 【使用テキスト】 あずき本 --特にお勧めを教えて下さい 無し 【参考にしたサイト】 Ping-t --特にお勧めを教えて下さい Ping-t 【学習方法】 前半5日間であずき本を通読し全体像を掴む(202部分のみ) 後半5日間であずき本の苦手分野精読,Ping-tのWEB問題集やり込み 試験前日の段階で 金:100%(1週) コマ問はノータッチ 模擬試験では平均95%くらいの正答率(15セット実施) --苦労した事と、出来ればその解決方法を教えて下さい 202は各章で取り扱っている内容が全く異なっており、 それでいて覚えなければいけないことの量もかなり多い。 コマンドをはじめ、ディレクティブやコンテキスト、 各種設定ファイル、いずれも軽めに見積もれるところがない。 あずき本の通読では、章が変わる度に頭がリセットされるので、 殆ど記憶に残らない。よって全体像を掴むためというより、 ちゃんと興味を持って各章の内容を読み込んだ方が良い。 (それで疑問があればWeb上でも色々検索しよう。) Ping-tのWEB問題集を繰り返しやり込み、間違った問題、 理解が怪しい問題の回答解説もキッチリ読み込むと、 最終的に暗記すること自体は何とかなる。 ただし各章で内容が全く違うにも関わらず、コマンドや 設定表記には似たようなものが出てくることも少なくない。 ここをどれがどこのと区別して覚えていないと回答時に迷う。 例: - password / passwd / pw - logfile / log file / log_file - その他 =の有無 スペースの有無 sの有無 ;の有無など 私的な解決手段としては、 各章で出てくるコマンド・設定表記を一覧表におこした。 それを隙間時間に延々眺めていた。 【試験の感想】 LPIC 101 / 102 / 201 とは全くの別種と言わざるをえません。 上記の試験に関しては、あずき本 + Ping-tだけで十分に対策と なりえますが、202に関してはその限りではありません。 分量の暗記は絶対に必要なのですが、 それをそのままストレートに活かせればいけるかというと それだけでは到底十分ではなかった。 あずき本 + Ping-tのやり込みを通じて「あ、これやったな」と 思えるような出題は25%あったかどうか、残りの75%は、 そもそも問題文からして見慣れない内容が多かったです。 コマンドや設定表記に関するシンプルな一問一答は実に少なく、 - Serviceそのものの意義(用途)を問う - 通常ではやらないような設定を敢えてした時に、 Serviceがどのような挙動をするのかを問う - 実現できる操作方法が複数あるが、その中の最善を問う 等々、内容を理解していないと回答しづらい応用問題が多数。 機械的に暗記をするだけではなく、 それぞれの設定がどういう意味を持ち、 どういう場面で有効か、そうでないか。 仮想のケースを立てて(あるいはそういう問題に触れて) それに答えうる応用力を培ったほうがいいです。 今回は回答種別をキッチリ数える余裕がありませんでしたが、 複数回答式の問題は約15問、 単一回答式の問題は約35問、 記述式の問題は約10問という感じでした。 (例によって記述は簡単な部類) 【受験者へのアドバイス】 とにかく十分な準備期間を設けることを推奨します。 暗記の分量も、求められる理解も、これまでとは段違いです。 私は量を暗記する必要がある試験では準備期間を短くとり、 短期集中でドップリ浸かって対策をすることが多いのですが、 202に関しては、ちゃんと理解できていないと苦しい問題が多い。 これっぽっちも自信をもって「試験終了」を押すことは出来ず 今回ギリギリ合格はしたものの、気持ち的には負けた気分です。 問題が記憶に残っているうちに、書き出して復習をしています。 試験合格のみが目的だとしても、 想定より長めに準備期間を見て、暗記したことの枝葉末節や 関連ドキュメントを読む余裕があるくらいにした方が、 試験中ずっと不安でドキドキせずにすみます。 【次の目標】 CCNA系 |
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