CCENT(ICND1) 合格体験記: 試験場の空気に呑まれたがなんとかなった Tweet | |||
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【受験日】 2018/ 10/19 【取得点】 926点 【何回目の受験か】 1回目 【学習期間】 2週間半 【使用テキスト】 スクールの資料 【参考にしたサイト】 Ping-T(https://ping-t.com/) BOOKNS(https://bookns.jp/) 【学習方法】 全くの別業種から転職し、会社の研修としてITスクールでCCNAの勉強を始めた。 スクールでは1日9時間ほど勉強をするが、多めに休憩時間を設けてもらい、それほど苦ではないカリキュラムだった。 IT知識は素人に毛が生えた程度であったが、スクールの講師に指導していただき全く理解できない部分はなくなっていった。 もっとも苦労したのはサブネットマスクの計算周りで、単純に計算が苦手で時間をかけてしまうので、そこだけは重点的に家でも復習し克服した。 あとはスクールの授業の空き時間に、延々とPing-Tの演習問題を繰り返した。 最初はスクールで習った範囲の問題を指定し、習得できるように繰り返す。カリキュラムが後半になったころには、全範囲を指定して銅メダルを全て消すことにした。 私は集中力が続かないので、5問ずつこまめに解くことにした。 それはそれで、本番のための長い集中力を要する環境に慣れることができないので、不安ならば模擬試験モードで何度か練習する必要はあると思う。 受験当日の朝に、ウォーミングアップがてらに「ピックアップ問題の銅メダル全滅」を達成した。その足で受験しに行き合格に到る。 【試験の感想】 試験会場では2つの身分証明書が必要なのだが、私は「免許証」と支払いに使った「クレジットカード」を持参した。 だが前日、私はクレジットカードの英字氏名と、受験のために登録した英字氏名に僅かな違いがあることに気づいた。 講師から身分証明は厳しいと聞いていたので、年金手帳も持っていくことにした。 案の定、クレカの名前が違うということで再提出を求められ、私は懐に忍ばせていた年金手帳を提出し難を逃れた。 もし手元にあるのならば、身分証明書は必要以上に持っていったほうが安心だろう。 試験はパソコンの並ぶ部屋で行われる。 耳栓の役割を果たすヘッドフォン(イヤーマフ)が置いてある。 周りの受験者の物音は気になると思うので、イヤーマフは着けたほうがよいだろう。 試験官の支持に従い、受験ソフトが起動するのを待った。 ソフトが起動し文章を読み進めると、ソフト操作のチュートリアルが始まる。 私はスクールで実機やシミュレーターを触っていたが、受験ソフトの操作方法はまたそれらとは違った。ここでしっかりと操作方法を学ぶことは必須だろう。 いよいよ試験問題が始まった。 Ping-Tの模擬試験でも80点台中盤は取れるようになったので、緊張や大ポカをしなければ受かる自信はあった。 しかしだ。 問題が始まってから延々と、私のあまり得意ではないカテゴリの問題が続いた。中には問題の意味すら分からないものもある。 おそらく、Ping-Tなどで目にする問題文とは言葉遣いなどが違うせいだろう。 「りんごは何個ありますか?」 が 「アップルは何個あるのですか?」 みたいな感じで違った。 正直なところ、自信を持って答えられた問題は2,3個で、これはもう確実に落ちたなと心が折れかけていた。 シナリオ問題に入っても心はどこかへ飛んでいき、無駄にコンソールを叩く時間だけが過ぎる。 もはや吐きそうなくらいに具合が悪くなってきた。 頭も痛くなってきた。 いや、頭が痛いのはイヤーマフを何故か調節せずに頭にはめていたせいなのだが。 しかしシナリオ問題は意外と容易に解け、そのあとは調子を取り戻した。 シナリオ問題が終了した時点で「残り問題数=残り時間/分」というヤバいペースだったのだが、その後の知識を問う問題は2秒ほどで解けたので時間的にも10分程度は余裕を持ってフィニッシュできた。 前半がボロボロだったので、さすがに落ちただろうと、吐き気をおさえながら終了ボタンを押したが、上記のとおり比較的に高い点数で合格することができた。 配点の妙であろう。シナリオ問題の配点はかなり高いと聞いていたので、そのあたりが上手くいったのか。 【受験者へのアドバイス】 この試験には配点0のダミー問題すらある。 前半がゴミみたいな結果でも、あきらめずに気持ちを切らさなければ合格できるだろう。 【次の目標】 CCNAの取得が必須とのことで、ICND2を受験する。 |
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