LPIC202 合格体験記: 500 点を取れればよいのなら、ping-t で十分  
ユーザ名: mfondrs
投稿日付: 2017/4/3
閲覧数: 1462
 
【受験日】
2017/03/31

【取得点】
 660 点

【何回目の受験か】
 1 回目

【学習期間】
 3 週間

【使用テキスト】
 あずき本

【参考にしたサイト】
 特になし

【学習方法】
・あずき本で概要をざっくり読む
・ping-t ですべて金にする
・あずき本の模擬試験
 ・ping-t の二週目、すべて金にする

  ※コマ問はやっていない

 --苦労した事と、出来ればその解決方法を教えて下さい

やはり覚えることが多く、サービスごとに似たようなオプションが
多いこと( password/passwd/passwords など)。
これは残念ながら、自分なりに創意工夫をし、暗記をするしか
 ない。

 また、201 試験までとは異なり、サービスに対する理解も求められ
るとことがきつかった。
私は受験に際して、Apache や FTP、DNS あたりは組んだ経験があ
 ったが、メールサーバや LDAP サーバあたりはほぼ初心者。
この試験に挑むにあたって、VMware 上の仮想マシンで実際に構築
 を行い、理解を深めた。

【試験の感想】
・記述問題は 6〜7 問ほどで、そこまで多い印象を受けなかった。
既述は設定ファイルの場所(ファイル名のみとフルパス)および
設定ファイル内のパラメータ名など。

   ex)
postfix で chroot の設定が出来るファイルは?
---> main.cf

sshd でユーザごとのログイン許可設定が出来る項目は?
    ---> AllowUsers

 ・奇をてらったような問題は少ない。ほぼ ping-t がカバーして
  いる範囲から出題され、まったく同じような問題も見られた。


・悩んだ問題もあったが、"これなんだっけ..." というような
悩み方であり、まったく見たことが無いようなものは出題され
  ていない。

個人的に PAM のモジュールタイプ( auth/account...)やフラグ
  ( requisite/required...)の理解が甘く、ping-t と言い回しが
  変わると自信を持って答えられなかった。
  各人で苦手なジャンルは実際にサーバを作って理解すべき。

【受験者へのアドバイス】
 上述のとおり、満点をとるならともかく、合格ラインに乗るので
 あれば ping-t のみで十分。

 各人によって難易度の差が出るのは、上述したように細かいオプ
 ションや設定項目の意味を理解できているかによると思う。

 加えて、ping-t のみの勉強だと、どうしても個々のパラメータを
 暗記するだけの領域を出ることが出来ない。
 したがって、以下のように conf ファイル全体を理解できている
 か問われる問題で答えがひねり出せなくなってしまう。

  ex)
XXX な動作にするためには、どの項目を設定する必要があるか?
  以下の設定で間違っているところはどこか?
  以下の設定で、不足している項目は何か?

 万全を期すならば実際にサーバを構築し、細かい動作をしっかり
 理解すれば良いと思います。

【次の目標】
 LPIC3、ネットワークスペシャリスト
 
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