CCNP SWITCH 合格体験記: 危なかった  
ユーザ名: curious
投稿日付: 2016/12/26
閲覧数: 4927
 
【受験日】
2016/ 12/ 25

【取得点】
790点

【何回目の受験か】
1回目

【学習期間】
2ヶ月

【使用テキスト】
SKILL-UP TEXT
Ping-t

 --特にお勧めを教えて下さい
Ping-t

【参考にしたサイト】
ネットワークエンジニアとして

【学習方法】
SKILL-UP TEXTの解説をノートにまとめて復習する。
(問題は解いていません)

Ping-tの問題を解きながら、解説を読み、気になる点や
不明な概念があればコピーしてエクセルに保存する。
Ping-tの問題を一通り終えた後、コマプレと併用しながら、
エクセルに保存した解説内容を印刷し図書館で隈なく勉強。

vlan、etherchannel、SVI、HSRPは、Packet Tracerで
検証して、コマプレの内容を入力し、その都度、結果を
showコマンドで確認。

 --苦労した事と、出来ればその解決方法を教えて下さい
実機がないので、バグ付きのソフトウェアで確認するほか
手段がなかったこと。また、ソフトウェアでは、実機とは
異なる動作をすることや、受け付けないコマンド
があるので1x認証やVACLは検証できなかった。
実機があればよかったと思う。

【試験の感想】
前回受験時より実力もつけており、勉強時間も十分費や
したにも関わらずこの点数。SWITCH(642-813) よりも格段に
難易度が上がっていると思います。

選択問題について、Ping-tで対応しきれていない内容がちらほらありました。

Switchは、シミュレーションが大事ですが、今回は、
選択問題もある程度ウエイトがあるのではと思いました。

シミュレーション 

3題出題されるかと思ったら以下の2つでした


1.EtherChannel/TRUNK/STP/VLAN/VTP

vlanを作成しているにもかかわらず、 interfaceにaccess vlanを割り当てると
vlanが作成されていないので改めて作成しますというメッセージがでていました(笑)

2台のSWのうち片方は、dot1qしか対応しておらず、encapsulationの設定不要
もう一方は、autoではtrunkモードにはできませんというエラーがでるので
encapsulationで指定する必要あり。後者はL3SWなんだと思います。
Packet Tracerの3560と同じ表示でした。

show runは幸い表示されていましたが、用途は入力漏れ有無の確認にのみです。

設定情報が繁栄されているかは

sh int trunk
sh vlan
sh spanning-tree
sh int インターフェース名 switchport
sh vtp status
sh etherchannel summary

で確認しました。

条件が多く、また言い回しがかなり微妙なので、設問が求める条件まで
入力しきれているかわかりません。

終わってから気づいたのですが、たしかVLAN間でルーティングをしないと
いう記述があったような気がします。L3SWならもしかすると、no ip routingが
必要だったかもしれません。


2.IEEE802.1X/VACL

IEEE802.1Xに関しては、一通り入力したあと、
show dot1x interface〜で確認するとport-controlの状態がautoでなかったので
どこか間違っているか、設問が求める条件を満たしていない可能性があると
思いました。でも、原因が判らなかったので、そのまま進めました。

VACLは、アクセスリストの名前付きをサポートしていないと、「※」で
書かれているので、名前付きではなく、(config)#access-list 1 permit〜で指定しました。
アクセスリストのコマンド 名前付きと番号指定、標準、拡張を理解しておく必要があります。


シナリオ
hsrp4問

思ったほど時間はかかりませんでした。15分位
show standbyの結果からの理解の速度を上げておく、
show runから何を読み取る必要があるのかを理解して
おけば問題ないかと。

4問あるうちの1つはどれも正解にならないと思われる
ものがありました。私がたまたまわかっていないだけなら良いのですが。


【受験者へのアドバイス】
選択問題は特にPing-tの解説をしっかり熟読することや、疑問点、
Ping-tで説明されていない内容があれば、調べておくことが重要。

シミュレーションは、コマンドを覚えることが基本ですが、
コマプレだけでは不十分かもしれません。コマプレでコマンドを
覚えたら、実機に近い環境を作り慣れておく必要があるかと。

また、シミュレーションはコマンド入力有無の確認は必須ですが、
設定情報として反映されているかを常日頃確認しておくことが
重要と思います。

show runに頼ってしまうと、どうしても忘れてしまいます(汗)

【次の目標】
ネットワークスペシャリスト
 
カテゴリに戻る | カテゴリの一覧に戻る
Copyright (c) 2020 Ping-t All rights reserved.