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LPIC202 合格体験記: 学習方法は、LPIC 1や201の時と同様。  
ユーザ名: prius2116
投稿日付: 2016/12/6
閲覧数: 2231
 
【受験日】
2016/12/2

【取得点】
600点

【何回目の受験か】
1回目

【学習期間】
3カ月

【使用テキスト】
小豆本

【参考にしたサイト】
ping-tの問題集の解答・解説、及び、その各リンク先。
Linuxサーバー構築関連のサイト。

【学習方法】
※学習の進め方は、LPIC 1や201試験の時とほぼ同じです。
※「日々全般」と「試験対策」の2つの段階に分けて、学習を進めました。

<日々全般>
小豆本を元に学習を進め、まずは、暗記よりも理解することに努める。

VirtualBoxにて用意したCentOS 6にて、
202の試験範囲に登場するサーバーソフトやモジュールを、一通りインストールし、
設定ファイルの内容の閲覧や各種コマンド操作など、実機を操作しながら確認。

BIND、apache、Nginx、Samba、Postfix・Dovecot、OpenSSH、iptablesは、構築作業まで実施。

備忘としての構築手順書の作成。

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<試験対策>
※小豆本での学習を終えた後、本試験に向けての試験対策を開始。

復習が終わった主題から問題を解き始め、
Ping-tの問題集で、銅と銀にチェックを入れて、金100%を目指す。

金100%になったところから模擬試験モードにして、金星を目指してひたすら解く。

尚、金星になってからも、毎日、模擬試験モードを何回か解いて、
本試験の時まで金星と金100%を維持する。
(模擬試験モードで、60問中58問以上を常に正解し続けること!)

模擬試験モードで間違えた問題は、復習も兼ねて必ず2回解き、
次回、模擬試験モードを解く前までに、銅から金に復活させる。

よく間違える問題は、全てチェックを入れておき、頻繁に復習する。

問題集が金星になったところから、コマ問を解き始める。

コマ問も、最初は主題ごとから始めて、徐々に範囲を広げていき、
どの分野から出題されても、80%以上は正解できるようにする。

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--苦労した事と、出来ればその解決方法を教えて下さい
202試験では、各種サーバーソフトの、設定ファイルの項目の量が多いので、
これらを覚えるのに苦労しました。

得策は、これと言ってありませんが、
各設定ファイルごとに、それぞれ特徴らしきものがあって、
それを掴めるようになると、覚えやすいのかなと思います。

例えば、
httpd.confは、単語ごとの最初の1文字目が、大文字になっている。
smb.confは、単語を1つずつ、スペース区切ってある。
dhcpd.confは、単語を1つずつハイフンで区切ってあり、冒頭に option が付く項目がある。
といった感じです。

他にも、パラメータを覚えるに苦労しました。

模擬試験モードにして、全分野からの出題で問題を解く際に、
「no」「No」「NO」「none」「None」「Never」のどれだったかな?と、
最初の頃は、よく惑わされていました。

慣れてくると、
map to guestは「Never」で、AllowOverrideは「None」だなと、
自然に出てくるようになりました。

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サーバーの構築作業は、教本や問題集だけでは情報量が足りないので、
構築手順を公開されている、色々なサイトさんの御世話になりました。

apache、Nginx、sambaのファイルサーバは、他の Windows PCやスマホからアクセスして、
自作のwebページを表示したり、共有フォルダを使えるように構築しました。

他にも、OpenSSHで、Linuxホストどうしを繋いで公開鍵認証を導入したり、
パケットフィルタリングや、BINDのキャッシュサーバやコンテンツサーバの機能など、
色々と試してみました。

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【試験の感想】
LPIC 1や201の本試験の時もそうでしたが、
相変わらず、一目瞭然で簡単に解ける問題もあれば、全く知らない問題もありました。
最初の段階で、難しい問題が連発した時は、本当に焦りました。

各主題の正答率がどれも80%超だったのに、得点が低いように思えます。

【受験者へのアドバイス】
とりあえず、ping-tの問題を万遍なく解ける実力があれば、
たとえギリギリの点数でも、普通に合格点は取れると思います。

202試験では、設定ファイルに関して、細かい内容を訊く問題が目立つようです。
また、設定ファイルのフルパスや、ディレクティブ名の入力問題もあります。

設定ファイルのフルパスと、設定項目のスペルやアルファベットの大文字・小文字の違いは、
正確に覚えておく必要があります。

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202試験の領域まで来ると、試験範囲の内容が濃くなってくるので、
Linuxの実機の操作が必要かなと思います。

実際に構築作業を行うのが理想ですが、中には難しいのもあるので、
とりあえず、必要なソフトをインストールして、設定ファイルの中身を見るだけでも、
理解度が、かなり上がると思います。

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【次の目標】
実務レベルでの、サーバー構築スキルを身に付ける。

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