問題ID : 15309 の参考について
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問題ID : 15309 の参考について
msg# 1
fujii0401
投稿数: 23
例えば
/etc/resolv.conf
において
nameserver 192.168.0.1
nameserver 192.168.0.2
domain localdomain
search dm1.example.org dm2.example.org
と記載されていた場合
設定が記載されているlinuxに何等かのhttps通信をホスト名にて行った場合、
ssh dm1などを実行するとdm1.example.orgというドメイン名を追加して名前解決をおこなうという認識です。
そこで質問なのです
このresolv.confにおいてipアドレスでの通信の場合にはdnsサーバに192.168.0.1、192.168.0.2の順で
問い合わせを実施
ホスト名で問い合わせがきた場合にはドメイン名の名前解決を試みるという設定という認識で
よろしいでしょうか?
アクセスに対してどのようなアクションを実施するのかがよくわからないのです。
正引き、逆引きどちらにも関係なくnameserverのアドレスに問い合わせを実施するのでしょうか?
もしそうだとするとsearchなどでlocaldomain以外のドメインにアクセスするにはどう問い合わせを
おこなったらいいのでしょうか?
/etc/resolv.conf
において
nameserver 192.168.0.1
nameserver 192.168.0.2
domain localdomain
search dm1.example.org dm2.example.org
と記載されていた場合
設定が記載されているlinuxに何等かのhttps通信をホスト名にて行った場合、
ssh dm1などを実行するとdm1.example.orgというドメイン名を追加して名前解決をおこなうという認識です。
そこで質問なのです
このresolv.confにおいてipアドレスでの通信の場合にはdnsサーバに192.168.0.1、192.168.0.2の順で
問い合わせを実施
ホスト名で問い合わせがきた場合にはドメイン名の名前解決を試みるという設定という認識で
よろしいでしょうか?
アクセスに対してどのようなアクションを実施するのかがよくわからないのです。
正引き、逆引きどちらにも関係なくnameserverのアドレスに問い合わせを実施するのでしょうか?
もしそうだとするとsearchなどでlocaldomain以外のドメインにアクセスするにはどう問い合わせを
おこなったらいいのでしょうか?
Re: 問題ID : 15309 の参考について
msg# 1.1
yokoyama68
投稿数: 28
長文失礼します
混乱しているようなので整理しましょう
・正引き(ホスト名 -> IPアドレス変換)
・逆引き(IPアドレス -> ホスト名変換)
基本的に普段使うのは正引きです
逆引きは特定の場合にしか使いません
(最近はほとんど使われません)
「IPアドレスで通信するとき」とありますが、すでに
IPアドレスが判明しているので、わざわざDNSへ正引きには
いきません
問い合わせに行く際は、nameserverで指定したDNSサーバーに
問い合わせに行きます
「nameserver IPアドレス」
となっていますが、IPアドレス自体がDNSサーバーです
問い合わせがIPアドレスの時の問い合わせ先という意味ではないです
正引き・逆引きに使うDNSサーバーのIPアドレスを設定します
なぜIPアドレスを指定するかというと、DNSサーバーも
ホスト名をもっていますが、もしここにホスト名を書いてしまうと
そのホスト名を問い合わせしなければらなくなるという矛盾が
生じるため、nameserverにはIPアドレスを設定するルールとなっています
質問者の方は、「ホスト名」「ドメイン名」「FDQN」の3つが
混乱しているように見受けられます
「ホスト名」:ドットのつかない短い名前
「ドメイン名」:ホスト名の後ろにつくドットで区切られた分類名
「FQDN」:ホスト名+ドメイン名
Linuxのドキュメントで「ホスト名」といったら、暗黙的に
「FQDN」を指すケースがほとんどです
正引きに使用するホスト名もまた、暗黙的にFQDNを意味しています
FQDNではなく、ホスト名のみ渡された場合、domain,searchに設定
されているドメイン名を使用し、その値をつけてみて名前が
正引きできるかトライします
例の設定の場合、host1を名前解決すると仮定すると
host1.localdomain
host1.dm1.example.org
host1.dm2.example.org
の順番で名前解決(正引き)できるかを試み、できない場合は
名前解決失敗になります
ssh dm1を実行した場合は、
dm1.localdomain
dm1.dm1.example.org
dm1.dm2.example.org
の順番で名前解決(正引き)できるかを試み、できない場合は
名前解決失敗になります
以上
混乱しているようなので整理しましょう
・正引き(ホスト名 -> IPアドレス変換)
・逆引き(IPアドレス -> ホスト名変換)
基本的に普段使うのは正引きです
逆引きは特定の場合にしか使いません
(最近はほとんど使われません)
「IPアドレスで通信するとき」とありますが、すでに
IPアドレスが判明しているので、わざわざDNSへ正引きには
いきません
問い合わせに行く際は、nameserverで指定したDNSサーバーに
問い合わせに行きます
「nameserver IPアドレス」
となっていますが、IPアドレス自体がDNSサーバーです
問い合わせがIPアドレスの時の問い合わせ先という意味ではないです
正引き・逆引きに使うDNSサーバーのIPアドレスを設定します
なぜIPアドレスを指定するかというと、DNSサーバーも
ホスト名をもっていますが、もしここにホスト名を書いてしまうと
そのホスト名を問い合わせしなければらなくなるという矛盾が
生じるため、nameserverにはIPアドレスを設定するルールとなっています
質問者の方は、「ホスト名」「ドメイン名」「FDQN」の3つが
混乱しているように見受けられます
「ホスト名」:ドットのつかない短い名前
「ドメイン名」:ホスト名の後ろにつくドットで区切られた分類名
「FQDN」:ホスト名+ドメイン名
Linuxのドキュメントで「ホスト名」といったら、暗黙的に
「FQDN」を指すケースがほとんどです
正引きに使用するホスト名もまた、暗黙的にFQDNを意味しています
FQDNではなく、ホスト名のみ渡された場合、domain,searchに設定
されているドメイン名を使用し、その値をつけてみて名前が
正引きできるかトライします
例の設定の場合、host1を名前解決すると仮定すると
host1.localdomain
host1.dm1.example.org
host1.dm2.example.org
の順番で名前解決(正引き)できるかを試み、できない場合は
名前解決失敗になります
ssh dm1を実行した場合は、
dm1.localdomain
dm1.dm1.example.org
dm1.dm2.example.org
の順番で名前解決(正引き)できるかを試み、できない場合は
名前解決失敗になります
以上