GLBP AVGのActive/Standby

  • フォーラムは新サイトへ移行しました。
  • このフォーラムではゲスト投稿が禁止されています
前の投稿 - 次の投稿 | 親投稿 - 子投稿.1 .2 .3 | 投稿日時 2016-11-13 9:42
htakemi  新米   投稿数: 4
皆さんこんにちは。

現在CCNP SWITCH受験に向けて、GNS3でいろいろ試しています。
GLBPの動きを確認していたところ、よくわからないところがあり
質問投稿させて頂きました。皆さんのお力をお借りしたく。。

GLBPを設定したRouterは2台で、それぞれfa0/0に192.168.1.1と192.168.1.2を設定し、AVG priorityは100(default)にしてあります。
Preemptは有効です。
ウェブ上のいろいろな情報をみると、priority値が同じ場合、大きいIPアドレスのほうがActiveなAVGになる、と書かれているのですが、そのとおりになりません。

Router1: fa0/0(192.168.1.1) Active
Router2: fa0/0(192.168.1.2) Standby

「Router1のsh glbp出力」

FastEthernet0/0 - Group 1
State is Active
8 state changes, last state change 00:00:56
Virtual IP address is 192.168.1.200
Hello time 3 sec, hold time 10 sec
Next hello sent in 0.532 secs
Redirect time 600 sec, forwarder timeout 14400 sec
Preemption enabled, min delay 0 sec
Active is local
Standby is 192.168.1.2, priority 100 (expires in 8.076 sec)
Priority 100 (default)
Weighting 100 (default 100), thresholds: lower 1, upper 100
Load balancing: round-robin
Group members:
c205.140c.0000 (192.168.1.1) local
c206.0f20.0000 (192.168.1.2)

この状態でRouter2のAVG priority値を105に設定するとR2がActiveになるので、preemptは正常に動作しているようです。

Preemptが動作している状態で、priority値が同じ場合、同グループ内のIFがUPしている場合、IPアドレスが大きいR2が常にactiveになると認識しているのですが、違うのでしょうか?

どなたか、アイディアある方教えていただけると幸いです。
今とてもモヤモヤしています。。

よろしくお願いします。
前の投稿 - 次の投稿 | 親投稿 - 子投稿なし | 投稿日時 2016-11-13 20:49
arashi1977  長老 居住地: 広島  投稿数: 1715
順番の確認ですが、どちらを先に作業しましたか?
R2から設定を完了させるとどうなりますか?
前の投稿 - 次の投稿 | 親投稿 - 子投稿.1 | 投稿日時 2016-11-14 11:32 | 最終変更
htakemi  新米   投稿数: 4
arashi1977さん、

早速のレスありがとうございます。

1: R2から設定を完了させると、R2がactiveに
2: R1から設定を完了させると、R1がactiveに
という結果となりました。

私の中ではやはりpreemptが有効なのに、2:のケースで、IPアドレスが大きいR2がなぜactive AVGの役割を取らないのがモヤモヤです。。
前の投稿 - 次の投稿 | 親投稿 - 子投稿なし | 投稿日時 2016-11-14 13:45
arashi1977  長老 居住地: 広島  投稿数: 1715
引用:
私の中ではやはりpreemptが有効なのに、2:のケースで、IPアドレスが大きいR2がなぜactive AVGの役割を取らないのがモヤモヤです。。
以下のドキュメントには次の記述があります。
http://www.cisco.com/cisco/web/support/JP/docs/CIAN/IOS/IOS15_1S/CG/011/ipapp_glbp.html?bid=0900e4b1825ae570#pgfId-1054570
引用:
GLBP ゲートウェイ プライオリティ

各 GLBP ゲートウェイが果たすロールと、AVG の機能が停止したときにどのようなことが発生するかについては、GLBP ゲートウェイ プライオリティによって決まります。
(略)
図 1 では、ルータ A(LAN トポロジの AVG)の機能が停止すると、選択プロセスが行われ、処理を引き継ぐバックアップ仮想ゲートウェイが決定されます。この例では、グループ内の他のメンバはルータ B だけであるため、このルータが自動的に新しい AVG になります。同じ GLBP グループ内に別のルータが存在しており、そのルータにより高いプライオリティが設定されている場合は、高いプライオリティが設定されているそのルータが選択されます。両方のルータのプライオリティが同じである場合は、IP アドレスが大きい方のバックアップ仮想ゲートウェイが選択され、アクティブ仮想ゲートウェイになります。
なので、現在アクティブなAVGが存在している状態では切り替わらないということですね。
前の投稿 - 次の投稿 | 親投稿 - 子投稿なし | 投稿日時 2016-11-15 12:13
htakemi  新米   投稿数: 4
なるほど。。 あくまでもAVGの機能が停止したときでないと、AVGは切り替わらないということですね。。

GLBP priorityを変更したときには、PreemptによってAVGの機能が停止していなくても切り替わりが発生するのに、って思うとやはりまだモヤモヤしますが、仕様ってことですよね。。

Preemptの発動は、PriorityのみでIPの大小は対象外ってことで、認識しました。

HSRPでも同様の動きを確認しました。

Ciscoサイトのreference教えていただいてありがとうございます!

  >フォーラム検索へ


Copyright (c) 2020 Ping-t All rights reserved.