問題ID： 6000 「Age」とは？

いつもお世話になります。

問題ID： 6000

show ip ospf databaseの表示内容について質問です。

トポロジはRouterA, RouterB, RouterC, RouterD
の4台が中央のスイッチを介してつながっています。

問題ID： 6000 にあるように、ルータＩＤを重複させて、Seq#が急増するのを
確認しました。

RouterA　ルータＩＤ：1.1.1.1
RouterB　ルータＩＤ：2.2.2.2
RouterC　ルータＩＤ：3.3.3.3→1.1.1.1に変更。
RouterD　ルータＩＤ：4.4.4.4

*Mar 1 00:11:51.367: %OSPF-4-DUP_RTRID_NBR: OSPF detected duplicate router-id 1.1.1.1 from 192.168.0.3 on interface FastEthernet0/0
のメッセージとともに、

show ip ospf database の出力結果は

（最初）
OSPF Router with ID (1.1.1.1) (Process ID 1)

Router Link States (Area 0)

Link ID ADV Router Age Seq# Checksum Link count
1.1.1.1 1.1.1.1 126 0x80000003 0x00FA3A 2
2.2.2.2 2.2.2.2 127 0x80000002 0x001118 2
4.4.4.4 4.4.4.4 122 0x80000002 0x0039D5 2

Net Link States (Area 0)

Link ID ADV Router Age Seq# Checksum
192.168.0.2 2.2.2.2 117 0x80000002 0x003263


（数分後）
OSPF Router with ID (1.1.1.1) (Process ID 1)

Router Link States (Area 0)

Link ID ADV Router Age Seq# Checksum Link count
1.1.1.1 1.1.1.1 4 0x80000079 0x000EB0 2
2.2.2.2 2.2.2.2 705 0x80000002 0x001118 2
4.4.4.4 4.4.4.4 700 0x80000002 0x0039D5 2

Net Link States (Area 0)

Link ID ADV Router Age Seq# Checksum
192.168.0.2 2.2.2.2 572 0x80000004 0x00A9F1

重複したルータＩＤのところだけ、「Seq#」がずいぶんと増えることは確認できました。

質問ですが、
この「show ip ospf database」で出てくる「Age」とは何を表してるのでしょうか？
ルータＩＤの重複のないRouterB,Dは同じペースで増加していきます。

ＢＤＲで重複したＩＤの　 RouterAは「126→4」
ＤＲの RouterBは「127→705」
ネイバーでなく重複したＩＤになった RouterCは「表示なし」
ＤＲＯＴＨＥＲの RouterDは「122→700」

ｓｙｓｌｏｇメッセージは
*Mar 1 00:28:29.611: %OSPF-4-DUP_RTRID_AREA: Detected router with duplicate router ID 1.1.1.1 in area 0
RouterA#
*Mar 1 00:28:30.723: %OSPF-4-DUP_RTRID_NBR: OSPF detected duplicate router-id 1.1.1.1 from 192.168.0.3 on interface FastEthernet0/0
がずっと出ています。

以上、よろしくお願いします。

LSAが生成されてから経過した時間です。単位は秒ですね。

jupiter134様

早速のご回答ありがとうございます。

という事は、今回ルータＩＤを重複させたことで、

RouterAで生成されたＬＳＡが数秒ごとに破棄されるのを
繰り返しているといった感じになってるのですね。

RouterB,DのLengthは、1800秒でまたカウント0から
になるのでしょうか？
また、明日にでも試してみたいと思います。

ＣＣＮＰになると、なかなか奥深く面白いですね。
いつかこうやって教えていただいた知識を
今度は誰かに逆に教えられるように、
頑張っていきたいと思います。

今回もいろいろとアドバイスありがとうございました。

jupiter134さんが回答してくださってるので。
おまけ情報を。

引用：
OSPFは各LSAについて全ルータのLSDB同期を30分＝1800秒おきに行います。
なので、エージングタイマーが1800→リフレッシュ→0→カウントアップ、となるんですね。

ちなみにですが、ageって「年齢」っていう意味なんですよね。
1秒おきに年取って、寿命が来たら生まれ変わる、ってのもせわしないことだと思います

arashi1977様

おひさしぶりです。だいぶ暖かくなってきて
周りは花粉症やらでマスクしてる人も多くなってきましたが
お元気でしょうか。

ご回答の件、ありがとうございます。
ＬＳＤＢの更新ごと（デフォルト30分）にＬＳＡを生成し直し
するので、ＬＳＡの年齢（age）は０から
またカウントですね＾＾

あと、ひとつ調べてて勘違いしていたのが
ルータＩＤの重複について。

エリアをまたげば、同じルータＩＤをふってもいいんですね＾＾

↓と、下記サイトにあったもので。

ttp://www.n-study.com/network/2011/03/ospf_5_ccnp_1.html

ちなみに、次のようにエリアが異なればルータIDが重複していても問題なくル ーティングできます。OSPFでは、他のエリアの詳細な構成は認識していないか らです。

いつもありがとうございます。
これからもよろしくお願いします。

LSA type 4では、ASBRのルータIDが、他のエリアに通知されますようね？

この場合も、ルータIDが重複してても、問題なくルーティングできますか？

いきなり、失礼します。

引用：その場合は無理でしょうねー。多分再配送された経路が見えたり見えなくなったりするんじゃなかったかな？
ぜひ実機検証してみてください！