router igrp
- 機種
- Router(K)
- モード
- Global(M)
- デフォルト
- -
- IOS
- 10.0
- 試験レベル
- CCNA
- 構文
- [ no ] router igrp AS番号
- 使用例
Router(config)#router igrp 10 Router(config-router)#network 192.168.1.0 Router(config-router)#network 192.168.2.0
- 解説
- IGRPはCisco社が独自に開発したディスタンスベクタ型ルーティングプロトコルです。
IGRPは帯域幅、遅延、信頼性、負荷、MTUの5つの複合メトリックを使用してルーティングを行います。複合メトリックの最小の経路が最適な経路とされますが、デフォルトでは帯域幅と遅延の2つが使用されます。
ルータでIGRPを有効にするにはrouter igrpコマンドの後にAS番号(自律システム番号)を指定します。AS番号は1〜65535の値で指定します。
IGRPは同じ自律システム内のルータ同士でしかルーティングアップデートを交換しないため、同じシステムに所属させるためには、同じAS番号を指定します。
networkコマンドの後には、ルーティングアップデートを送受信するインタフェースに直接接続されたネットワークをクラスフルで指定します。
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最終更新: 2009-08-04 (火) 16:03:00 (JST) (5385d) by staff_mita