ip ospf priority
- 機種
- Router(K)
- モード
- Interface(M)
- デフォルト
- 有効
- IOS
- 10.0
- 試験レベル
- CCNA
- 構文
- [no] ip ospf priority プライオリティ値
- 使用例
Router#conf t Enter configuration commands, one per line. End with CNTL/Z. Router(config)#int fa0/1 Router(config-if)#ip ospf priority ? <0-255> Priority Router(config-if)#ip ospf priority 20 Router(config-if)#
- 解説
- マルチアクセスのOSPFネットワークでは、代表ルータ(Desinated Router:DR)とバックアップ代表ルータ(Backup Desinated Router:BDR)が選出されます。
この選出の際にプライオリティ値が使用されます。選出に参加するためにはこの値が1以上である必要があります。0に設定されたルータはこの選出プロセスには参加できません。(デフォルトでは1が設定されている)
1つのエリア内で、最大のプライオリティ値を持つルータがDRに、2番目に大きい値を持つルータがBDRに選出されます。
プライオリティ値がデフォルトの1のままの場合、ルータIDが最も大きいルータから、DRとBDRが選出されます。
ルータIDとは、ルータのインタフェースに設定されたIPアドレスの中で1番大きいアドレスのことです。なお、ループバックインタフェースと呼ばれる仮想的なインタフェースが作成されている場合は、そのインタフェースに設定されたIPアドレスがルータIDとして使用されます。
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最終更新: 2009-08-04 (火) 16:02:49 (JST) (5385d) by staff_mita